2012-2013釧路ロータリークラブ　第6回（通算3229回）例会

来訪者挨拶

元日本銀行釧路支店長　島村 ��嘉 様

　急にご挨拶をとご命令を受けました、島村です。９年連続でやって来ました。ロングスティで釧路にやって来るのですが、夏になると釧路に『帰心矢の如し』と思って家内と一緒にやって来る訳です。もう、９年連続でございます。
　私がロータリークラブにおりましたのは35年前ですから、もう随分昔のことになります。当時のことを思い出しますと、若い日銀の支店長の自分は、非常に視野が狭く「これで世の中の役に立つのかどうか」自分でも自信がなかったですね。ですが、このロータリーに参加することによって、皆さんと交流を深める間に、翼を広げ視野を広げて少しはまともな人間になったような気がいたします。そういう意味で、ロータリーにやって来ますと昔のことを思い出しまして、本当に懐かしさと同時に感謝の気持ちでございます。
　日銀釧路支店は今年60年で、ちょうど還暦です。ここに現役の支店長がおられますが、私は60年のうち日銀が30年くらいの時に支店長になった訳でございます。丁度真ん中くらいだった訳ですけれども、日銀も60年の歳月を経て今度幸町の方に新しい店舗を建設しておりますが、生まれ変わるということで、またひとつ日銀へのご声援をよろしくお願いしたいと思います。
　この釧路日銀の建物は、私にとって母屋のような感じがいたします。ですから、この母屋が消えて無くならないで、地元の方々に何か有益に使われて存続できれば良いなと思います。そんな動きもあると聞いておりますが、皆さま方からもお力を得たいと思っております。
ともあれ、この釧路に来ますと、幾つになっても35年前に戻ってしまうのでしょうか。先ほども清水先生と握手をしたのですれども、当時は清水先生も35歳若かった訳ですけれども、日銀の産業医・健康管理アドバイザーをやっていただき、大変お世話になった訳です。その他、たくさんの方々がまだ現役で頑張っておられます。あるいは、ご子息の方々が頑張っている時代にもなっているかと思います。
　私もあとひと月ばかりロングスティを楽しみますが、日銀へのご声援をよろしくお願いしたいと思います。今日はありがとうございます。

新入会員

新入会員紹介　五明　正吉会員

　こんにちは。本日、新しくご入会をされます新入会員のご紹介をさせていただきます。お名前は、大江秀夫さん。『ＪＲ北海道釧路支社』の前任・矢�ｱ支社長の後任として赴任されました。ご家族は、奥様と山形大学と北見工業大学に通われている２人のご子息を岩見沢に残して、ひとりで淋しく赴任をされております。
　趣味は、旅行ということで、旅行とだけでＪＲを伴う旅行とは書いていません。その辺が奥ゆかしいのです。お酒はまんべんなく飲まれるそうでございます。『福司』も含めて皆さんと夜は楽しい時間を過ごせると申しております。またゴルフも、ＪＲの会で初めて回らせていただきましたけれども、この体格ですのでびっくりするくらいの飛距離があって、矢�ｱさんも凄く飛びますけれど矢�ｱさん以上に飛ぶように思います。「学校時代、スポーツは何を行っていましたか？」と聞きましたら「応援団です」ということで、あまりスポーツは関係ないのかなと思ったら「天性のものではありませんか？」とちょっと調子に乗って言っていました。
これから、皆さんのご友情をいただいて是非ロータリーライフを楽しんでいただきたいと思いますのでよろしくお願い申します。それでは大江さんの方からご挨拶をいただきます。


新入会員挨拶　ＪＲ北海道釧路支社長　大江　秀夫会員

　改めまして、只今ご紹介をいただきました大江でございます。私はこの６月19日に釧路支社に配属となりました。前課署は監査部におりました。誠につまらない仕事をしておりまして、その前が総務部でありまして、ずっと日陰の仕事をして参りました。今回こういうロータリーという場、大変な伝統・格式のある場に皆さまのお仲間に参加をさせていただく、誠に華やかな席でございましてちょっと戸惑いもございますが、微力でございますけれども皆さまのお仲間のひとりとして何かお力の添えることがあればと思っておりますのでどうかよろしくお願いいたします。


新入会員紹介　会員増強委員会　西村　智久会員

　こんにちは。先々週ご入会されました、小野寺俊君をご紹介いたします。会社の方は釧路市阿寒町にあります『株式会社小野寺組』の社長さんです。旧阿寒町の建設業協会の代表的な小野寺組さんですので、阿寒の主と考えていただければと思います。
ご本人のお誕生は、昭和45年ですので当年42歳という若手です。見ての通りイケメンです。僕は「羽賀研二に似ている」と言っているのですが、本人には強く否定されます。
　趣味の方は実に多彩です。もっとも印象的なものが『鉄ちゃん』ということでございます。携帯電話の着信音も、どこかの鉄道の何かの音ですよね。業界で旅行に行った時も、ずっとウキウキして新幹線に乗っていたことを記憶しております。他にも写真撮影・読書と書いておりますが、車も凄くマニアックに好きなところがあります。多趣味に渡っておりますので、皆さま方ご指導のほどよろしくお願いいたします。
　ゴルフは「する」と書いてありますが、決して上手くはございません。お付き合い程度のゴルフとご理解いただきたいと思います。飲む方は、まんべんなくお飲みになります。お子様は、まだ幼稚園と２歳ということですので、『家族会』につれて来ていただけるかなとご期待申し上げております。イケメンの小野寺君をご紹介いたします。よろしくお願いいたします。

株式会社小野寺組　代表取締役社長　小野寺　俊会員

　改めまして、小野寺と申します。よろしくお願いいたします。この度、スポンサーになっていただきました白崎さんと西村さん、また公私共にお世話になっております天方さんから「是非仲間になろうよ」とお声をいただきましてこの度、歴史と伝統ある釧路ロータリークラブに入会させていただくことになりました。先ほどご紹介にもありましたけれども若干42歳ということで、諸先輩方から見ますとまだまだ若輩者でございますが、それでも『奉仕の精神』というロータリークラブの基本理念の下、一生懸命頑張って行きたいと思いますので、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いしたいと思います。どうもありがとうございました。

会長の時間

会長挨拶　伊貝　正志　会長

お食事中の方はお続けいただいて聞いていただければと思います。皆さん『ロンドンオリンピック』があと４日で終了するところまで来ましたけれども、寝不足の方も多いのではないかと思っています。10日には『なでしこジャパン』が午前３時45分からアメリカとの決勝戦が開始ということで、アルコールを飲みながら観戦されている方もいるかと思いますので、程々のところで、お身体には気をつけていただければと思います。
　さて、今日の例会は『企業ＰＲ例会』という企画をしていただきました。私の今年度目標の中に職業奉仕として『クラブ内会員企業を理解し相互利用を図ろう』という項目をあげております。その流れにのっとり、プログラム委員会が今日の例会を企画していただいたところです。
　私は、職業奉仕がロータリーの基本と考えているものでございます。この職業という中からロータリーが発生した。創設当時の話しを古い方は何度もお聞きかと思いますけれども、知らない方も大勢いるということで話させていただければと思います。
まず「ロータリーを創設提案された方は、ポール・ハリスさん」ということは皆さん聞いているかと思います。当時、ポール・ハリスさんがアメリカのシカゴで弁護士をしていた時の社会情勢は、丁度『南北戦争』が終わった後、農業から工業社会へという産業構造の大きな変化の中で、人との付き合いが非常に粗雑になっていた時代だったようで、自己中心的な考えが横行してお互いのコミュニケーションがとりづらい社会で、ポールハリスさんが弁護士仲間で会合に誘われたときに、非常に和やかな雰囲気でその会が催されていることに気が付いて、いろいろ聞いてみたところ、異業種の方たちばかりが集まっていることに気が付いたそうです。同業種ですと言いたいことを言えないお互いに競争している間柄ですが、異業種の職業を持った人たちであれば、和やかな雰囲気で会が催されるのだ、と頭の中に刻み込んだのが1900年だったようです。
それから5年間、試行錯誤しながら1905年２月23日木曜日（我が釧路ロータリークラブと同じ木曜日の例会日）が１回目の例会日だったようです。この時に、弁護士のポール・ハリスさんと石炭業者のシルベスター・シールさんがマダム・ガリというイタリアレストランで食事をとったあと、声をかけて待っていただいている鉱山技師のガスター・ローンさんの事務所に行きました。そこには洋服商（仕立て屋さん）がいて、４人で初回の例会がスタートした。それから、２週間ごとに例会を設けるようになったようです。
その２回目は、ポール・ハリスさんの弁護士事務所で例会を行い、その時に印刷業の方、不動産業、楽器製造業の方が加わって７名になったということです。３回目の例会が、その２週間後に行われ、保険会社、洗濯業、とメンバーが増えていった過去があります。
　このように、初めのスタートは職業奉仕を重視し、会員相互の職業上の相互扶助を目的とする親睦団体にしようとするスタートだったわけです。
　今日はそういうことから、原点に立ち返って職業を新たなロータリー活性化の位置付けとして、会員の職業の名前は知っているけど、やっていることを理解されていない部分が多いと思いますのでそこをPRしていただきながら、皆さんがお互いを理解し、利用できるところは利用し合うという形に育っていただければと思います。
　今日のスピーチの方にはよろしくお願いします。これであいさつに代えさせていただきます。ありがとうございました。

本日のプログラム

企業PR例会

村田　哲久　プログラム委員会委員長

　今日は４名から企業ＰＲを発表します。趣旨については会長から充分お話しいただきましたので割愛いたしますが、今回はまず「みずほ銀行」「釧路厚生社」「ＪＲ北海道」「ＮＴＴ」、この４社がＰＲをさせていただきます。なお、今後ＰＲを希望される方がいらっしゃいましたら私までご連絡をいただけましたら、何社か溜まったところで次回やりたいと思いますのでよろしくお願いします。


「みずほ銀行」　村田　哲久会員

　みずほ銀行からＰＲしたいのは、「宝くじ」の話です。
　１段目、「宝くじの歴史」ですね。「宝くじ」は我が国独特の呼び名でありまして、諸外国では「ロッテリー」で「富くじ」と言います。起源としては、世界では570年前のオランダで、日本では380年前の摂津で当選者にお守りを配ったといものです。
　２段目、これが天保の改革で禁止されたことがあって、その後わが国で初めての宝くじは1945年10月の政府１回宝くじです。中段に『敗戦負け札』というのがありますが、これは終戦直前に発行された宝くじが結局抽選されなかったということでそのように表現しています。
　３段目の右側です。販売推移としては、2001年に販売額が１兆円を突破したのですが、2010年は１兆円を割れているという状況であり、ご理解をいただきたいところがあります。
　裏面上段の左側、「使われ方」です。46.2％が当選金、39.1％が収益金、残りが経費ということです。ご注意いただきたいのはその右側、時効が１年で来ます。2009年で言えば２％の191億円が時効。これらは全額が発売元に来まして公共事業などに役立てられています。決してみずほ銀行の収益になっているわけではないということです。
　２段目の左側、「当選の方」はどういう方でしょうか、では一番多い方のタイプを書いてあります。項目別に見ますと、『年齢別』では「男」「女」「全体」ともに「60歳以上」、『星座』では「男」「女」「合計」ともに「みずがめ座」が一番当たっているということです。２枚目にいって、『宝くじ購入歴』ではどういう方に高額当選者が多いかというと、「購入歴10年以上」がトップです。継続忍耐が幸運を呼ぶのかなということです。１回の購入枚数でみると、男性が「30枚」の高額狙いのまとめ買い、女性が「10枚」のコツコツ型かということかと思います。『購入時にこだわったこと』として３つありまして、「連番」「バラ」「売り場・雰囲気」とあって、ちなみにみずほ銀行釧路支店でもここ数年に３億円と２千万円という１等高額当選が出ていますし、売り場も雰囲気ということでこだわって購入いただきたいと思います。『保管する場所』『当選したら何に使うか』はご覧のとおり。また『当選の秘訣』ということで「運」等々ございます。
最期、裏面です。『宝くじの女神』というのもおります。ここで申し上げたいのは、８月29日から９月11日までに「宝くじの日記念の宝くじ」が発売されます。１枚500円で１等２億円が５本と多数ご用意しております。売り切れ次第終了です。例えば、景品などでご利用できますので、お買い求めの際は当店までお声かけいただければと思います。
今後とも宝くじをよろしくね、ということで終わりです。


「釧路厚生社」　遠山　秀樹会員

　こんにちは。釧路厚生社の遠山です。早口になるかと思いますがＰＲをさせていただきたいと思います。
　釧路厚生社では、皆さまご存じのとおり「廃棄物の処理」をメインに行っております。それ以外にも「維持管理」等々を行っているのですが、時間が無くなりますので「廃棄物の処理」を。
会社・皆さまの家庭・いろんなところからお預かりした委託された物を処理するのですが、大きく分けると、「再生」・「リサイクル」が大前提で、もう一つが単純に「処分してしまう」。
ウチでは、油系や医療廃棄物は焼却処理として焼却炉を持っています。使いようがない無機的な物、砂とか土、汚泥は脱水する処分を行っています。リサイクルもここ10〜15年やっておりますけど、わが社では例えば、有害物を含んでいない「木くず」は建築現場などから出ますけど、それを破砕しておが粉を作って牛の寝ワラに使っています。建築現場から出る「コンクリがら」は再生材として利用する。また、一般家庭から出る「ペットボトル」も破砕して最終的にはまた原料になる、ということでこれは中国に出荷しております。空き缶の「スチール」「アルミ」はそれぞれ分けて、スチールはスクラップに、アルミは静岡の工場に送ってまたアルミ缶になるというリサイクルを行っております。「発泡スチロール」も溶融（熱を加えて溶かす）してインゴット（１個10kg位の重さ）にしてこれもまた発泡スチロールの原料になります。
　最後に「生ごみ」「有機汚泥」の発酵源用（げんよう）（腐るもの腐敗するものを集めて発酵して利用しよう）ということでお話しさせていただきます。ウチでは釧路市の新野（釧白団地の横）に『ワクチンセンター』という名称で処理施設を考えています。そこでは、「生ごみ」「有機汚泥」製造工場から出る「有機の残渣（ざんさ）」といった腐敗するものを年間１万トン受けて発酵処理を行っています。発酵処理というと全国各地で行われていて、色々な処理方法があって、全国では色々な菌がありますが、ウチでは鹿児島の三友という会社が特許を持っている「YM菌」を利用して発酵しております。
大体、原料50トンに培地（菌を含んだもの）150トンを混ぜて200トンを一つに仕込んで、最初の発酵が順調に上がると90度位になります。別に熱源を加えなくても栄養分と酸素と菌の３つのバランスがうまく保てれば90度位になるのです。熱が上がることによって有機分も分解しますが水分が飛んできますので、最終的に発酵が進む原理になるのです。「生ごみ」系では、「生ごみ」は98〜99％が水分ですから最終的に残るのは1〜2％です。「汚泥」系では、俗にいう無機系も入っていますので６〜８、多いものでも10％程度しか残らない。ということで最終的には含水率が30〜40％以内にして源用する発酵処理を行っています。
　発酵処理を行っていくと残る分があります。その残った分は先ほどのＹＭ菌が付着したままで残っていますので、これは肥料として有効利用できるので（処理施設６年目になりますが）販売しています。ペレットの粒状にして一般家庭にも売っていて、農家・酪農家・ゴルフ場とか色んなところで使っていただいています。栄養分は、窒素とかリン酸なども高くて徐々に大きなところで使っていただきたいです。最近では、メロン農家で使っていただくと「収量が多い、秋には20トン欲しい」など色んな話をいただいています。
　リサイクルできるものはどんどん進めていきたい、と頑張っております。興味ある方は肥料も販売しておりますのでお声かけください。ありがとうございました。


「ＪＲ北海道」　大江　秀夫会員

ＪＲ北海道の大江です。入会早々このようなＰＲの場をお与えいただきましてありがとうございます。私からは、この秋の旅行商品その４点をご案内させていただいてＰＲにかえさせていただきます。お手元にパンフレットをご用意させていただきました。
最初は、『リゾート列車で行く旭山動物園ツアー』です。動物たちが生き生きとした姿に魅力がある旭山動物園のツアーでして、今回で７回目となります。弊社釧路支社の恒例の商品となっています。釧路から旭川までリゾート列車の『クリスタルエクスプレス』という特殊な車両にご乗車いただき、乗り換えなしで旭川まで行く行程です。車内はかなり大きな窓がついていて、雄大な景色をご覧いただきながらラウンジでゆっくりお過ごしいただける列車になっております。
これまで、日帰りコースしかなかったのですが、新たに宿泊コースを設定しております。宿泊先は前の矢崎支社長が社長をしておりますロワジールホテル旭川になっております。ぜひご利用いただければと思います。
ふたつ目が、『ＪＲ花咲線で行く根室さんま祭り』です。今回で20回目を迎えています。さんまの岸壁炉辺、さんまの箱売り、地酒販売などイベントが盛りだくさんになっています。根室のさんま祭りのツアーとして、根室までは別寒辺牛湿原、あるいは太平洋など雄大な車窓が自慢の花咲線、これを往復する工程になっています。出発日は９月15日です。
三つ目は、『食欲の秋、バーベキュー列車』です。ご利用いただいた方もおられるかと思いますが、今年も「釧路〜塘路」間を往復します。夜の釧路湿原を真近に見ながら列車の中でバーベキューをお楽しみいただく、肉・野菜・おにぎりとビールは飲み放題というもので、よろしくお願いします。９月14日の運行を予定しています。
最後になりますが『浦幌、ふる里の実祭りツアー』です。十勝の秋の味覚を堪能できるツアーで、秋味のつかみ取り・特産品が当たる餅まき・ゲストの歌謡ショー（今年は小柳ルミ子さん）などイベントも盛りだくさんです。更に当ツアーにご参加いただいた方には野菜のお土産もご用意しております。９月23日の運行を予定しています。
お誘いあわせのうえご利用いただきたいと思います。ありがとうございました。


「ＮＴＴ釧路支店」　片桐　典行会員

　皆さまこんにちは。ＮＴＴ釧路支店の片桐です。
　最近テレビで「にねん割・にねん割」という言葉を聞かれたかと思いますけど、何のことか全然分からないと思います。聞いている私も分かっていません。それで「にねん割」とは何ですかを簡単にご説明いたします。
　まず１戸建のお客様です。ひかりでインターネットをご利用のお客様で「２年間ご契約を継続していただけるならば、月々735円お安くします」ということです。たったそれだけなのです。ですが、犬に負けないために変な物出しているとか色々やっているのですが、「長くご利用いただければお安くなります」ということのご紹介です。
　合わせまして「フレッツメンバーズクラブ」というのがありまして、飛行機のマイルのようなサービスですが、これに入るのが非常に面倒です。インターネットでご自分が加入してＩＤをとってパスワードをとって、そういう面倒なこともあります。どうしても分からないときには我々の社員に言っていただきますと、パソコンで入力させていただきますのでこれも合わせてよろしくお願いいたします。
　特に当クラブのメンバーの皆さまには、我が方の営業部隊が日々散りましてお邪魔して事務所のひかり、あるいはご自宅のひかりの値引きをしたいと思いますのでよろしくお願いします。以上でございます。

この「企業ＰＲ」はこれから何回もする予定になっているようですので、我こそはと思う方はＰＲをよろしくお願いします。

ニコニコ献金

お名前（敬称略）	内　　　　　　　　容
宮原　邦彰	港祭りの舟漕ぎ大会で優勝しました。
	累計　301,000円

一筆入魂

　
今週は「四つのテスト」の創案は七つのテストのお話

この四つのテストの創案者であるハーバート .J.テーラー（ハーブ）は、やり手で卓越したセールスマンであり、人の上に立つ人物でした。ハーブは行動家で、信仰心が厚く、道義を重んじる人物でした。1893年に米国ミシガン州に生まれたハーブは、イリノイ州エバンストンのノースウエスタン大学を苦学の末、卒業しました。卒業後、彼は、ＹＭＣＡおよび英国陸軍福祉機関の任務で渡仏し、第１次世界大戦では米国海軍の補給部隊員として従軍しました。1919年にグロリア･フォーブリックさんと結婚して、米国オクラホマ州に新居を構えたハーブは、同地でシンクレア石油会社に勤務しました。彼は1年後に同社を退社し、保険･不動産･石油リース仲介業を始めました。
　数年に及ぶこの事業でいささかの成功を収めたハーブは、1925年にイリノイ州に戻り、シカゴのジュエル･ティー社に入社、とんとん拍子に昇進しました。そしてやがてシカゴロータリークラブの会員となりました。1932年、ジュエル･ティー社の次期社長候補であったハーブは、破産寸前状態にあったシカゴのクラブ･アルミニウム社の再建を依頼されました。調理器具メーカーの同社は、総資産額を40万ドル上回る負債を抱え、倒産の瀬戸際にありましたが、ハーブはこの難事業を引き受け、危機にひん瀕した同社に自らの運命を託したのです。彼は、ジュエル社を辞め、これまでの給与の8割減という収入でクラブ･アルミニウム社の社長に就任しました。しかもそのうえ、運営資金に充てるため、自己資金6,100ドルを同社に投資したのです。
信仰心の厚いハーブは、同社を建て直し、大恐慌下の沈滞ムードを払拭（ふっしょく）するための手段として、社員たちに倫理的価値観の目安となる簡潔な指針を提供すべく、神の啓示を求めて祈りをささげました。
社の倫理訓について構想をめぐらせたハーブは最初、およそ100語からなる文章をしたためましたが、これは長すぎると判断しました。そこでさらに推敲を重ね、それを７つの項目にまとめたのです。四つのテストは当初は、七つのテストだったのです。しかし、これでも長いと考えた彼は、それを自問形式の4項目にまとめ上げ、それが今日の四つのテストとなりました。

広告に適用した四つのテスト
　次にハーブは、できあがった項目を社の4部門の部長にはかりました。その4人はローマカトリック信者、*クリスチャンサイエンティスト、正統派ユダヤ教徒、長老派教会員という人たちでした。四つのテストが自分たちの宗教上の教義に反しないばかりでなく、私生活ならびに職業人としての生活の模範的指針になるものであることで、意見の一致を見ました。

　このようにして、「言行はこれに照らしてから」の四つのテストが誕生したのです。
この社運の一転は四つのテストのお陰だとテーラーは言い、RI理事会は1943年に正式に四つのテストを採択した。1954年にハーバート・テーラーがRI会長になると、彼は四つのテストの版権をRIに寄付した。このテストは100カ国語以上に翻訳されている。

ということで「ためになるねーー」