2013-2014釧路ロータリークラブ　第7回（通算3277回）例会

新入会員紹介

新入会員紹介
吉田　潤司　会員

　皆さん、こんにちは。新しい会員をご紹介します。釧路信用金庫・理事長の佐藤禎一さんです。前の理事長さんも佐藤さんといいましたが、新しい佐藤さんです。どうぞよろしくお願いします。佐藤さんは、奥様とお子様が３人おりますけど、上の２人はご結婚されています。現在、絢香様と３人でおります。絢香様は商工会議所に勤務しております。 佐藤さんといえば、趣味はゴルフです。噂では、信金一の腕前だそうです。うちのクラブにも、五明さん・青田さん・大江さんなどたくさんおりますので、多分挑戦して鼻をどっちがへし折るかわかりませんが、佐藤さんは大変上手で華麗なゴルフをされます。お酒は、普通に飲まれるそうで、大変明るい方です。 どうぞよろしくお願いします。


新入会員挨拶
釧路信用金庫　理事長　佐藤　禎一　会員

　ただ今、吉田さんから大変ご丁寧なご紹介をいただきまして恐縮しております。釧路信用金庫の佐藤です。どうぞよろしくお願いいたします。
私は、ロータリークラブに入るのが初めてです。初めて入るクラブが釧路ロータリークラブという、伝統と歴史のあるこのクラブに入れたこと、大変ありがたく誇りに思います。先程、尾越さんからレクチャーをしていただきました。このロータリークラブの中でしっかりとやって行きたいと思っています。幸いにしてメンバーの方々、お顔を存じ上げる方がたくさんいらっしゃいますので、より一層親睦を深めて行きたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。


吉田会長　歓迎挨拶

　本日入会されました佐藤さん、この度のご入会大変おめでとうございます。先程、情報委員会からいろいろレクチャーされたことと思います。情報委員会委員長の尾越さんとは旧知の仲だと聞いておりますけど、尾越さんはロータリーの大先輩ですので良く聞いて、ロータリーのノウハウを早く習得していただきたいと思います。 　説明あったと思いますが、３つの義務のなかの第１の義務が、会費の納入。２番目は例会の出席、３番目が『ロータリーの友』という機関誌を読んでいただくこと、この３つが義務になっています。新入会員が入られる度に言っているのですが、例会への出席義務というのは、義務ではなく権利としてとらえていただいて、時間の都合がつく限り積極的に出席されて、１日でもはやくロータリーに馴染んでいただきたいと思っています。ロータリーに馴染むためには、例会や委員会に出席されることが何よりも早道だと思います。そこをご了解いただき、大変忙しい方だと聞いておりますけど積極的にご参加いただきたいと思います。 　佐藤さんの配属委員会は、会員増強・職業分類委員会になります。前任の佐藤優理事長が配属されていた委員会になります。その委員会での活躍を期待しております。今日、委員長の前田さんはあちらにおります。彼の指導の下、会員増強に努めていただければと思います。 　１日も早く釧路ロータリークラブに馴染みまして、皆さんと仲良くやっていただけることを期待しまして歓迎のご挨拶とします。よろしくお願いいたします。

会長の時間

会長挨拶　吉田　秀俊　会長

　改めまして、会長挨拶をさせていただきます。このところ、はっきりしない不安定な天気が続いていますが、お盆も終わって、これから釧路地方では秋風が吹き始める季節に移って行くと思います。 　今年の夏場のお祭りとかイベントは天候に恵まれていたと思います。毎年、雨に泣かされている厳島神社例大祭も好天に恵まれました。その後の霧フェステバル、港まつり、新釧路川の花火大会、そして先日の盆踊りと、全ての催し物が天気に恵まれまして、市民の方も満喫できたのではないかと思っています。９月６日から始まる、釧路大漁どんぱく。９月13日の宵宮からスタートする鳥取神社例大祭。これが、雨降らなければ、今年のイベントは万々歳になると思っています。 　特に、今日おいでの下村さん始め、釧路に長期滞在されている皆さんは、各地で発生しているゲリラ豪雨や猛暑を全く心配しないで釧路に滞在し、釧路を満喫できたものと思っています。来年以降も滞在者が増えることを期待しております。
話は変わって、前回の例会でご案内しましたが、来月14日から２泊３日の日程で福島に行ってきます。ロータリー-財団の地区補助金を活用して、第７分区として行う事業『mizu-karaプロジェクト』に参加してきます。この事業は、福島県の原発被災地・被災者に水を贈ろうというプロジェクトです。具体的には、釧路にマンテンヤという水の販売製造会社が作っている『摩周の水』500ミリリットル入りのペットボトルにロータリークラブのロゴマークを印刷した物を、１万本寄贈します。その寄贈の催しが９月15日、福島で行われます。2500地区の財団委員長にお骨折りいただいてこの場所を設定していただきましたので、釧路クラブから、小船井パストガバナー、脇幹事、片桐副幹事、荒井委員長、羽田野会員、そして私の総勢６名で行ってまいります。9月19日の例会でその報告会を予定しております。 これは、分区の事業ですけど、当クラブとして社会奉仕委員会の１事業としてとらえていて、釧路クラブから３万円を拠出しております。mizu-karaプロジェクトの総額は約100万円になり、非常に大きなプロジェクトになります。去年行った、タイへの水の浄化装置の寄贈と同じように、私たちの会費・ロータリー財団への寄付金などが非常に大きな形で国内の困った人たちに使われる有意義なものと思っておりますので、そこをご承知おきいただければと思います。
個人的な話ですが、福島には行かなかったのですが、昨年７月に業界のシンポジウムが仙台であって、その折に津波の大きな被害を受けた宮城県石巻市と女川町を訪れました。被災してから１年数か月でしたが、まだまだ瓦礫の山がその辺に積み重なっていて、被害の甚大さと復旧復興には時間がかかることを実感して帰ってきました。 当地釧路も地震の多発地帯ですから、いつあのような被害に遭うか分かりませんので、今日はタイムリーに釧路気象台から「災害情報などのとりあつかいについて」をご講演いただきます。今日は、じっくり話を聞いて、何かあった際に、私たちがどう対処したらいいかを考える例会にしたいと思っています。よろしくお願いします。会長挨拶をこれで終わらせていただきます。

本日のプログラム

防災気象情報の利用

プログラム委員会　委員長　長山　敏政　会員

　プログラム委員会の長山です。本日ご講演をいただく、釧路地方気象台の水野台長様に、本日ご講演をいただきますが、お手元にあります例会案内に間違いがあって、テーマは『防災気象情報の利用』で本日お話しをいただきます。お手元のテーブルに資料が４種類あります。それもきちんと持っていただいて聴いていただければと思いますのでよろしくお願いいたします。では、水野台長よろしくお願いいたします。




釧路地方気象台　台長　水野　量　様

　ただいま、ご紹介をいただきました。釧路地方気象台長の水野です。この席で講演を行うのは３回目になります。非常にありがたい機会をいただいたと思っております。 パンフレットは、４種類の準備をして来ました。今日の話題は、大きく３つあります。昨年は「台風と竜巻」を中心に話しましたが、大雨関連で気象災害の軽減のために『大雨や台風に備えて』というパンフレット。それから『竜巻・雷・強雨についてのナウキャスト』のパンフレット。それから８月30日から『特別警報』が運用開始になります。そのパンフレット。それから『異常天候早期警戒情報』という、向こう２週間の後半の気温がどうなるかという情報の提供を新に始めましたので、この宣伝をするパンフレットを準備して来ました。 最近の『気象災害』、釧路・十勝・根室地方の気象災害を紹介しますが、左側の写真は昨年10月12日夜、白糠町の岬地区から刺牛地区で局的な大雨がありまして根室線、国道に対して土砂を含んだ水がやって来て、浸水して住民の方も避難したという事例です。これは１時間で67ミリの雨が降ったと解析されています。 それから、右側、その前の年に、音更川の堤防浸食がありました。台風と長雨で、糠平源泉郷で435ミリと非常に多量の雨が降りました。この右側に川が流れているのですが堤防のほとんどが浸食されています。このような事例もありました。 釧路十勝地方は、降水量は少ない地方ですが、局地的にドッと降ったり長雨となったりすることで被害が少ない地方ですが、起きております。 このスライドは、昨年話しをしたときのまとめのスライドになります。言いたいことが３つありまして、気象災害は低頻度ですが、繰り返す。いつか発生する気象災害であり、以前起こった災害の教訓を活かしましょうということ。それから平常時、平常時というのは災害に対する事前準備を行う時期である。そのために意識を高く持って訓練をする。防災教育、啓発等に関心を持っていこう。いろいろな防災知識を獲得しましょう。防災体制、ハードの対策、ソフトの対策を充実しましょう。 "いざ"というときのために、避難所の確認、非常持ち出し品の準備、安否確認の方法を確認しましょう。それからこのような活動を息長く継続をしましょうということを言いました。言いたいことは今回も同じです。 気象災害とは、大雨、大雪、暴風、高潮、高波、竜巻によるものがあります。前線や発達した温帯低気圧、台風が接近通過するときにこれらの災害が起こります。それで『防災気象情報の役割』を考えて見ますと、我々いま、ある知識を持っている訳です。防災気象情報を得て空の様子に注意をする。気象情報を見に行く。あるいは、危険な場所はどこか等を考えてみる。このような行動を起こすことによって災害の防止軽減を図る。それから災害が起こった場合の応急対応、二次災害の防止に役立てることが防災気象情報の役割になります。 気象庁、気象台は、災害が発生する恐れがある場合に『警報』・『注意報』等の防災気象情報等を発表して、行動を起こしてもらい役立ててもらうことを願っております。 防災気象情報の入手方法ですが、屋内にいる場合はインターネットで気象庁のホームページを検索してもらえれば、いろいろな情報があります。気象警報、注意報は、いまどういうものが出ているか。それから台風情報、今後どうなるのか。土砂災害警戒情報も入手出来ます。それから携帯電話で今日のパンフレットの大雨や台風に備えての１ページ目にこの二次元バーコードを載せておりますので、（携帯・スマートホン等の）カメラで撮影していただくと、『国土交通省防災情報提供センター』に繋がります。すると河川情報、気象警報、注意報、気象警報、気象ナウキャストといういろいろなメニューが出て来ます。出先であっても、現在どうなっているか情報が入手出来るようになっております。 防災気象情報は段階的に発表されます。大雨について考えますと、１日くらい前から「大雨の関連性が高くなりますよ」という気象情報を発表します。これは、北海道地方で札幌管区気象台が発表する気象予報もありますし、釧路・根室地方については、釧路地方気象台が発表をする気象情報もあります。これは注意報、警報が出る前の段階で発表をする気象情報になります。時間的には１日くらい前に発表をします。 雨が降り出して大雨が始まったというときに、「これから災害の恐れがあります」という注意報を発表します。大雨注意報あるいは洪水の恐れがある場合は洪水注意報も発表します。更に雨の強さが増して「これから重大な災害の恐れがあります」ということを知らせる警報が発表されます。大雨警報あるいは洪水警報が発表されます。これは、実際の災害が起こる数時間から２時間程度前に発表することを目標にして運用を行っております。 それから、警報発表のときは、重大な災害を起こすくらいの大雨が一層激しく強くなるときです。そうしますと、『記録的短時間大雨情報』、釧路・根室地方の場合は、１時間に80ミリという非常に強い雨が降ったときにこの情報を発表します。これまでに23年、24年で発表をしたことはありません。ですが、これが発表されると、凄い雨が降っていると思って下さい。 それから『土砂災害警戒情報』というのが『大雨警報』より一段と強まったときに、いつ土砂災害が起こってもおかしくないというときに、この土砂災害警戒情報が発表されます。ですから、雨が降り出す前から大雨注意報、重大な災害の恐れがある場合に大雨警報、更に強まって災害が正に起ころうとしているときは土砂災害警戒情報と、段階的に発表されます。注意報は、いま言いましたように災害が発生する恐れが高まっているときは注意報が発表される。現象発現の３時間〜６時間前。現象が夜間や早朝の場合は、前日の夕方に最大12時間前に発表するようにしております。ですから、注意報を聞いたときは住民の方はこれから気象情報を入手するようにして下さい。それから窓や家の外の点検を行って下さい。災害の恐れということですので、それに備えて行動をして下さい。警報が発表された場合は、重大な災害が発生する恐れが高まっているということになります。これも現象発現の３時間〜６時間前に発表をします。どのような行動が必要かというと、危険な場所へ近づかない。道路のアンダーパスのところへは行かない。迂回をして通過をする。あるいは崖の側を通らない。危険な場所へ近づかない。それから"いざ"というときのための避難の準備はしておくということです。 『警報』と『注意報』の種類としては、この７種類があります。大雨、暴風雨、雪を伴う暴風雪、大雪、高潮、波浪、洪水という警報があります。注意報も同じ名前であります。注意報については、雷、濃霧、低温、着雪、乾燥、着氷、霜があります。 『大雨警報』には２種類あります。『大雨警報（浸水害）』と『大雨警報（土砂災害）』があります。災害の種類が浸水によるもの、崖崩れ・土砂崩れによる災害のものです。それそれ、基準を持っています。 釧路市の場合、平坦地は、１時間雨量50ミリ以上の雨が予想されるときは『大雨警報（浸水害）』を発表します。平坦地以外は、３時間雨量で90ミリを超えるときに発表します。『土砂災害の大雨警報』の場合は"土壌移動指数"という指数を持っていまして土壌の中に浸み込んだ水分を表す指数をずっと計算していて、ある基準値を超えたときに『大雨警報（土砂災害）』を発表します。 続いて、土砂災害警戒情報です。これも、さらに土砂災害に対する最大級の警戒が必要だ。市町村は避難勧告が必要な状況です。崖の傍に住んでいる方は自主避難が必要な状況です。いつ崩れてもおかしくない状態です。先日起きた、山口県・島根県の場合ですが、こういう土砂災害警戒情報を発表する根拠となる資料があって、土砂災害警戒判定メッシュ情報というのがあります。以前は、気象台の内部資料だったのですが、この夏前から、気象庁ホームページで公表をして、自分の所はどれくらい危ないかというのが確認できるようになっております。 　この紫はいつ崩れてもおかしくない状態になります。これも、時々刻々経過しています。雨が強く降ってきたら、メッシュ情報を確認していただきたいと思います。それから、先ほど言いました、記録的短時間大雨情報という数年に一度程度しか観測しない雨量を観測した場合に発表をします。釧路･根室地方では、１時間80ミリという雨量を観測した場合に発表します。 　急な大雨･雷･竜巻は、『ナウキャスト』で、ということです。雷による災害、局地的大雨による災害。10分間位で１ｍ位の水位の上昇がある小さい川もあります。竜巻による災害、それがどこで危ないかというナウキャストを出しています。現在から１時間先まで、10分ごとの計算をしてこのようなマップにして気象庁のホームページで公開しております。　一昨日、釧路地方で竜巻注意情報が発表になりました。１回だけの発表です。赤い所が釧路地方にかかったということです。 もう一度いいますと、入手先は気象庁のホームページ、労災情報提供センター、テレビのデータ放送も非常に有効に手軽に利用できます。テレビ･ラジオで注意報の発表･警報の発表を聞いたり見たなら、ホームページや携帯電話で確認をしていただきたいと思います。 　８月30日から始まる特別警報について説明をします。平成23年東日本大震災がありました。それから同じ年の夏に台風12号が紀伊半島に、大量の大雨を降らせて、各地域で土砂災害を起こしました。この場合に避難勧告･避難指示が適切になされなかった。もっと分かりやすい防災気象情報が必要だということで、気象庁が防災気象情報の発表の改善として、特別警報を作りました。それがいよいよ８月30日から始まります。 　特別警報というのは、大規模な災害の発生が切迫していることを伝えます。これが発表されたら、直ちに身を守るために最善を尽くしてください。気象等に関する特別警報については、大雨･暴風･高潮･波浪･暴風雪･大雪があります。この目安としては、数十年に一度程度の台風ですとか雨が予報される時に発表されます。数十年に一度という位ですので、これまで経験したことのないような雨、あるいは風ということになります。 　過去の事例では、伊勢湾台風級の中心気圧930hPa以下、風速は50メートル毎秒以上の台風や同程度の温帯低気圧が来る場合に特別警報が発表されます。それから、大雪特別警報については、数十年に一度の降雪量となる大雪が予想される場合で、釧路でいいますと、50年に一度の積雪深が83�pです。これまで釧路の最新積雪は123�pということで、これ位の大雪が広範囲に予報される場合に大雪特別警報が発表されます。 　地震についても特別警報があります。大きな地震が起こって、震度5弱以上が予想された時に緊急地震速報(警報)がテレビや携帯電話で報知されます。その内の、震度６弱以上が予想された場合に特別警報と発表します。 　平成15年の十勝沖地震でいいますと、十勝･釧路･根室地方が震度６弱以上でしたので、この辺は特別警報。赤い所は通常の警報ということになります。それから、 津波に関しての特別警報は大津波警報を特別警報に位置づけします。平成5年の北海道南西沖地震ですと、日本海側の沿岸に対して、大津波警報が発表されることになりますので、日本海側が特別警報になります。太平洋側は3メートル以下ですので、通常の津波警報になります。大津波警報が特別警報になります。 火山に関しては、噴火警戒レベルが運用されている火山と、噴火警戒レベルを運用していない火山の２種類があります。雌阿寒岳はこのレベル１で平常状態です。今、活動中の桜島はレベル３になります。新燃岳もレベル３。 　特別警報に位置づけるのは、レベル４と５。居住地域に対して噴火警報が発表された場合は、特別警報になります。レベルを運用していない所も噴火警報(居住地域)という段階になった時に、特別警報というように運用されます。以上で特別警報の説明は終わりです。 　役立ちそうな情報ということで「異常天候早期警戒情報」が運用になりましたので紹介をします。 気象庁のホームページで天気予報の中で異常天候早期警戒情報を選びますと、こういう日本地図が出てきます。赤い印はかなり高い。これは、８月６日に実際発表なったもので、８月11日から８月20日の間で"かなり高い状態"になる確率が、30％以上になりますと日本列島全体が、かなり高いということになります。かなり高いというのは10年に１回程度の高い気温になることですので、確率としては10％になるのです。それが30％以上ですので、普段の確率の３倍以上の確率で起こると予想されるわけです。 今週の火曜日に発表された異常天候早期警戒情報は、大部分が白で九州南部が赤になっています。"かなり高い確率"も普通です。"かなり低い"状態も普通だということで平年並みに経過するであろうということです。 　基準は、発表日の５日後から14日後。この期間の７日間の気温がかなり高い、あるいはかなり低いという状態になった時に発表されます。火曜日と金曜日に14時半に気象庁のホームページで発表されます。この利用方法としては、熱中症の予防対策を取っていただく、あるいは商品の販売計画、電力の自給計画、農作物の生産管理に利用していただければと思います。これは新しい情報ですので、今後活用の場が広がることを期待しております。 　 最後に、まとめですが、先ほどと同じで気象災害というものは、低頻度ですが繰り返します。釧路･根室地方ですと、一年に一度か二度かも知れないのですが、いつか発生します。そのたびに平常時において、事前に準備を行いましょう。意識を高める知識を獲得する、対象を充実させる、避難所もきちんと確認をしましょう。これを長く継続しましょう。これを再度強調して、終わりたいと思います。ご清聴ありがとうございます。

会長謝辞
吉田　秀俊　会長

　水野台長、今日は本当にありがとうございました。３年連続このようにご講演いただいておりますので、会員の防災意識が高まっていると思いますけれど、それ以上に異常気象が頻発しております。特別警報が出ないことに越したことございませんが、起きた場合にはどうするかというのを日頃から考えて、今日の講演が実りあるものになればいいなと思っておりますので、その辺のことを皆さんそれぞれでご判断ください。
水野さん、お忙しい中、ありがとうございました。台長に、拍手を持って感謝の気持ちを表したいと思いますのでよろしくお願いいたします。（拍手）ありがとうございます。

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