2013-2014釧路ロータリークラブ　第27回（通算3297回）例会

会長の時間

会長挨拶　吉田　秀俊　会長

　皆さん、こんにちは。最近は良いお天気が続いていて空気が乾燥しています。そして今朝もかなり寒かったですけれど、寒い日が続いていますのでお風邪を召している方も多いかと思います。本日おいでの皆さん、是非風邪をひかないように気をつけていただきたいと思っております。 　元旦に雪が降りましたけれど、それ以降、積もるような雪が降っておりません。今日現在、"積雪ゼロ"です。元々、釧路は雪が少ない地域ですけれど、先日の天気予報で「いまの時期で "積雪ゼロ"は、60年ぶり」と言っていました。私たちのような業種にとっては、良い天気が続くことは非常にありがたいことですけれど、当クラブにも数名おりますけれど釧路市から除雪の委託を受けている事業者やスキー場等では、冬の晴天をうとましく思っているのではないかと感じています。 　本日のプログラムは『年男おおいに語る』ということで、午年生まれの４人の方にスピーチをしていただきます。付け焼き刃の学問で恐縮ですけれど、干支にちなんで少々知識を仕入れてきましたのでご披露したいと思います。 　干支は、『十干』と『十二支』これを合わせた形で、60通りあるそうです。十干とは『甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸』の十干と、『子・丑・寅・卯・辰・巳・・・』の十二支を合わせた60通りで干支が決められているそうです。今年の干支は『甲午（きのえうま）』。甲のことを"甲"（きのえ） と"乙"（きのと）という言い方があります。この『甲午』とは、60通りの内31番目の干支に当たります。丁度、前半の30通りを終え後半のスタートの年です。この年には、"物事が大きく変わる"ということから、"人間の本性があからさまに発揮される年"ということです。今年はどのような年となるのか非常に楽しみにしています。 　干支による特徴を大別すると、『午年』の方は"陽気で派手好き"と出ていました。ちなみに、私が"知的"等と出ていましたが多分違うと思いながら見ていました。今年の午年の方は"陽気で派手好き"と言われていますので、本日の年男のスピーチは陽気に派手なパフォーマンスを見せていただければと思っています。年男の方、是非期待をしていますのでよろしくお願いいたします。これで会長挨拶を終わらせていただきます。ありがとうございます。




国際協議会研修報告（サンディエゴ）
研修リーダー　小船井　修一　パストガバナー

　時間をいただきましてありがとうございます。１月６日〜20日までサンディエゴに２週間、夫婦２人で行って来ました。 最初の１週間は、38名の全世界からリーダーが集まるＲＩの『国際ロータリー研修リーダー』で、睡眠時間が３〜４時間位しかとれない凄い特訓を受けました。 そして日曜日からは、次年度エレクトの方々が全世界から、534名×２で1,000名近い方々が来ました。その中で、日本の34名のガバナーエレクトを我々日本人３名の研修リーダーがトレーニングをするという内容で１週間行いました。"ヨレヨレ"になりながら今週月曜日に帰って来ました。その意味で、清水パストガバナーが研修リーダーを行ったということに対して本当に極めて尊敬を申し上げます。 私にとっては、本当に酒も飲みましたけれど、本日持ってきましたが世界中の人たちに会ってバナー交換してきました。「ロータリーは、世界的なネットワークだ」ということ、これが１番我々にとって大きな意味があるということを皆さまに知っていただきたいと思っております。研修リーダーとして、英語もよくわからない中で英語づけになりながら、後半は本当に訳がわからないエレクトが沢山いました（私もそうだったと思いますが）、その意味ではガバナーといってもたいしたことありませんから。次年度の帯広のガバナー・奥周盛さんも頑張って勉強をしておりましたので、公式訪問のときにはよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。

本日のプログラム

年男おおいに語る

水口　淨　会員

　いま、紹介を受けましたけれども、今年初めての出席ということで改めて皆さんにご挨拶をさせていただきたいと思います。皆さん、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 先日、長山委員長より「年男だからひと言」と言われまして、せっかくいただいた言葉ですので、この場で私なりの勝手な"思い"と今年度の"決意"を述べさせていただきたいと思います。 　私は、昭和52年に富山県で『日本生命』に営業職員として入社をしました。37年目です。あと１年２ヶ月で定年です。こちらに来て、今３年で、来年が微妙というところです。本社にもお願いをしている私の勝手な思いとしては、この残された１年２ヶ月、この釧路の地で仕事をしっかり仕上げて、この地で定年を迎えたいと勝手に思い込んでいますが、必ずそうなると思っています。ちなみに嫁も、大変釧路をエンジョイしています。友人も出来て、時々家にいないという日もありますけれども、その面では大変良いことと思っております。 毎年"決意"というときに、ことわざを使いながら自分の決意を決めています。先ほど会長から『午年』という言葉を言われましたけれども、私も"馬"のイメージは、"前進をする""明るい"等のイメージがありましたけれども、ことわざを見てみると『馬耳東風』『馬の耳に念仏』等、あまりよい言葉がありません。よく見ると、その中で自分自身がこの『午年』と『最後の１年２ヶ月』を考えた場合、「この言葉がよい」という言葉がひとつありました。『鞍上人なく、鞍下馬なし』、諸先輩の皆さんには今更失礼かと思いますけれども、『鞍』とは"くら"。『鞍の上に人がなく、鞍の下に馬はない』、"手綱を巧にさばいて、人馬一体となって疾走する姿"と書いてありました。まさに、自分がこの地で定年を迎えるときに「この言葉は素晴らしい」と思いました。その上で、中身を考えて行くと、"手綱さばき"は、偉そうな言い方ですけれども長いことこの仕事を続けていますので人並みなことは出来ると思いましたけれども、"人馬一体"を考えたときに大いなる反省をしました。私は、全く人の意見は聞きません。自分の判断で物事を進めてしまいます。このことを見たときに「これでは駄目だ」と思いました。部下を育てるという部分において、「ここは改めなければいけない」と反省しつつ、今年は『鞍上人なく、鞍下馬なし』の中身までしっかり理解をして、とにかく今年は"人の話を聞く"、その上でお互いに納得感を持ちながら、また共有感を持ちながら皆で頑張って行きたいと思います。"決意"に代えさせていただきます。どうもありがとうございました。


木村　豊年　会員

　『午年』ということで、先ほど水口会員から随分雄弁な話しがございました。先ほど会長がお話しの中で「午年は陽気だ」と言われましたが、私は段々と"陰気"になって来ましだ。 私も調べて来ました。これは当たっていると思いますけれども『陽気な性格で派手好き』だと。私は派手好きではありませんけれども『弁舌が上手く天性がある』、どうでしょうか。いろいろありまして、『一躍千金の野望を起こして投機的なことに手を出したがる。そのため収入より支出が多くなる』、『楽しみながらお金を儲けたいという心が生じる』、『男は弁舌が巧で社交的』『威張りたい性質があるために行き過ぎがあったり虚栄を張ったりして苦労が絶えません。裏目に出れば借金だらけ』、これはよく当たっていると思います。 これが、女子だと『お喋り上手で交際が巧み。ジェラシーが強い』。男女共に言えることは『一般的に色情に難点がある』『多情である』『心が動く、異性にすぐよろめいてしまう』。これはありませんけれども、いずれにしても"陽気"であることは事実だと思います。私も実は陽気でした。 本日は、私がいま属している釧路市の『長期滞在ビジネス研究会』のお話しを少ししたいと思います。来週は、市長からお話しがあると思います。 私は、平成20年にこの『長期滞在ビジネス研究会』を始めました。そのときは、「釧路の街が、特に中心街がシャッター街で大変に困っている。なんとかしょう」と20社の方々を鳩合して、市の取り持ちでこの団体を起こしました。そして20年、21年、22年、今６年目を迎えます。最初は、暑い東京から夏に釧路へ行きたいと思っても、窓口がないため釧路市が大変困ったということで、私共が作った訳です。それが、いまは大挙して、良い訳です。 昨年、高知県の四万十川の辺の最高気温が40℃を超えたということがありました。そのときの釧路の気温が21℃でした。我々は、「この涼しい釧路をなんとか売り物にしたい、商品化したい」と活動をしています。おかげさまで、一昨年、昨年と共に全道一。今年も１番になるのではないかといま騒いでいます。平成20年は31人しか来なかった。ところが23年には124人が来ました。日数にしたら4,913日。そのとき約40日間、釧路に滞在した。24年が183人、これが7,064日。25年12月現在で229人です。今年は250人位受け入れることが出来るのではないかと思っています。現在約8,691人ですから、恐らく10,000人までいけるのではないかと考えています。 それで、いま注目すべきことは、１人当たりどの位のお金を使うか調べて見ましたら、１ヶ月に25〜26万円位使います。60歳代が60％、60代70代が集まって82％です。本当に「釧路へ来てよかった」と皆さん言っています。釧路の平均気温が東京と10℃違います。「クーラーがない」ということが東京の人にとって夢のようなこと。そして、60代70代ですから、団塊の世代。集団就職をされた方々がやっとリタイアをして、「残りの人生を楽しく意味のあるものにしたい」と思う人たちが多いと思います。 私共は、目標として1,000人の方々に来ていただきたいと思っています。そうすると１人１ヶ月25万円を使うとすれば100人来たらどうでしょう。1000人来たら約２億５千万円使う。2,000人来たら５億円使う。ということで、私共この運動をとおしてなんとか釧路市の活性化になればと思い行っています。 いま最も取り組んでいることは、杉花粉がない釧路に来ていただくこと。釧路へ来るときも７月・８月・９月の３ヶ月だけなので、「あとはどのようにしようか」と困っています。内地では"杉花粉情報"が天気予報の中であるようで、２月から杉花粉が始まります。いま、杉花粉は全国の人口の約16％の方が悩んでいます。その中の0.01％の方に釧路へ来ていただきたいと思っています。日本の人口が１億2,700万人ですから２千万人の患者さんがいる。そのうちの0.01％位であれば、2,000人位に来ていただけると思います。そうすると釧路の街は活性化すると思います。そのような運動をいましています。皆さんのお知り合いの方がおられましたら、是非来ていただきたいです。 最後にお願いしたいことは、皆さんは初めて来る方が多いです。本当に「釧路の人は温かい」と言いますから、今後ももてなしの心で迎える姿勢を持っていただければ、これが2,000人になり3,000人になり、やがて10,000人になると、相当な経済効果があります。私も午年で70歳代になっておりますけれども、年齢には関わらず頑張って行きたいと思います。


吉田　浩正　会員

　こんにちは。北海道新聞の吉田です。長山さんから『年男おおいに語る』でスピーチをするように言われ、「困ったな」と思いました。確かに昭和29年生まれの『年男』、これはその通りで間違いありませんが、この『おおいに語る』というところが非常に不得手なのです。 　私は、昭和53年に新聞社に入って、昨年まで35年、取材・編集・新聞記者を行っていました。この新聞記者の中には筆より口が達者な人もいますが、社内ではこういう人たちを『新聞話者（しんぶんわしゃ）』などと言っています。喋りは苦手という本当の記者の方が多く、私はその中でも喋らない方の最右翼のひとりと言われていており"おおいに語る"が一番苦手です。 何故喋らないかと言いうと、元々話しが苦手で、文書ならともかく言葉が口に出てこないのがあります。会社に入ってから分かったことですが、自分が喋ることは自分が知っていることしか喋らないのですが、あまり喋り過ぎると取材相手の発言・お話しを聞く時間が減ってしまいます。こちらがあまり喋らない方が、回りでいろいろ話しをしてくれるので、結果的に『特ダネ』に繋がるようなことが何度かありましたので、ますます喋らないようになり、今に至っておりました。しかし、昨年こちらに来て編集部から離れ、支社長になり全く立場が変わると、今度はこのようなところでスピーチをしなければいけないので非常にこれが苦痛で、「出来れば全て代理に行ってほしい」と思っています。 わが社もご多分に漏れず合理化で、それまでそのようなことを行っていた総務部長の職が支社からなくなってしまい、結局自分で行わなければいけないことが随分増えてきています。今年はこのような苦痛も耐えれば快感になるのかなと期待を持って１年を過ごしたいと思っております。 　以前、東京で取材をしていたころに、竹下登さんという政治家が「幸せは長く、挨拶は短く」と言っておりましたので、これからもそのようなことを心に留めて行って行きたいと思っております。今年も至らないところだらけだと思いますがよろしくお願いします。

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ニコニコ献金

お名前（敬称略）	内　　　　　　　　容
小船井　修一	サンディエゴ国際協議会に６日から２０日迄参加してきました。
水口　淨	お祝いありがとうございました。あと、一年二ヶ月頑張ります。
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