2013-2014釧路ロータリークラブ　第43回（通算3313回）例会

お客様紹介

吉田　秀俊　会長

　皆さん、こんにちは。それでは、本日のお客様と来訪ロータリーアンのご紹介をさせていただきます。本日のお客様は今年度、嵯峨記念育英会の奨学生に選ばれた４名のうちの３名の生徒と引率の方が見られているので、ご紹介させていただきます。湖陵高校の日下　みなみさんとお母様です。釧路武修館高校の石井　伶海さんと山本先生です。釧路東高校の千葉　琴音さんと引率の澤崎教頭です。皆さんはご承知のように、澤崎教頭には釧路ロータリーカップで大変お世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます。
　続きまして、来訪ロータリーアンの紹介をさせていただきます。ＲＩ2500地区ガバナー・葭本正美君。同じく地区幹事・漆崎隆君。釧路ベイロータリークラブ会長・成田育夫君。幹事・春日賢二君、池田圭樹君。伊藤広樹君、高橋与志一君、高橋将文君、渡辺雅樹君。
　今日、釧路ベイロータリークラブから8名の方にご来訪いただいております。本日のご来訪に感謝しますとともに、昨年４月の地区協議会からスタートしまして10月の地区大会、先日行われました葭本セミナーと、１年中に亘る皆さんのご活躍に敬意と感謝を申し上げてご紹介させていただきます。
　葭本ガバナーより、ご挨拶を頂戴したいと思います。以上で紹介を終わらせていただきます。ありがとうございました。



ガバナー挨拶
ＲＩ2500地区　葭本　正美　ガバナー

　皆さん、こんにちは。あと少しでガバナーが終わります。皆さん、本当にご協力ありがとうございました。地区大会では私が不摂生のおかげで入院しまして、もう駄目かとは思いませんでしたが、今、明るく元気に２週間に１度の抗がん剤治療を受けています。日本一明るい元気ながん患者になろうと思っていて努力しています。だいぶ体調は戻りました。
本当に１年間ありがとうございました。寝ている間に、いろんな事があり新クラブが出来たり、それからＶＴＴに行って帰ってきたり、などいろいろさせていただきました。皆さんの協力だと思いますので、これからよろしくお願いします。
　来年はクラブの１親睦委員会になろうと、企画をしています。また、ぞうきん掛けからやり直したいと思いますので、皆さんの仲間に入れていただきたいと思います。余さないようにしてください。よろしくお願いします。

会長の時間

会長挨拶　吉田　秀俊 会長

　皆さん、こんにちは。５月16日に武修館高校でインターアクトクラブの加盟登録式が行われました。釧路クラブから奉仕プロジェクトの舟木大委員長、新世代奉仕の樋口委員長、次年度地区のインターアクト委員会の委員長予定者である白幡さん、それから私と４人で、式典に参加してきました。私が代表いたしまして、新入会員へ激励のご挨拶をしましたが、非常に式典は規則・規律正しく粛々と行っていまして、参加した４人は好印象を得て帰ってきました。
来る５月30日・31日の二日間に亘り旭川で、今年度のインターアクト地区大会が開催されます。当クラブからは4人のメンバーが参加します。皆さん、ご承知かと思いますが、来年は釧路の開催になります。釧路武修館高校とうちのクラブが主幹して地区大会が開催されます。今回はそのイメージ作りというか、参考にするために参加してきます。今回の大会には先ほど申しました、次年度インターアクト委員長である白幡さん、地区委員の樋口君、それから黒田幹事と担当委員長の後藤君の４人で行ってきますが、この４人が地区大会の中層になっていますが、我々もこぞって協力していきたいと思いますので、今から心の準備をしていただきたいと思います。今日はその予備知識として、インターアクトについてお話させていただきたいと思います。
　インターアクトクラブの位置付けなのですが、奉仕と国際理解に貢献する青少年の為のロータリークラブ憲章の世界的団体で、高校に在学中の生徒または年齢が12歳から18歳までの青少年が入会できます。こういう１点があります。ちなみにインターアクトの名称は「インターナショナルアクション」の略で、国際的活動を意味しています。1962年にＲＩ理事会によって、インターアクトプログラムが宣言され、この年にアメリカ・フロリダ州のメルボルンロータリークラブの提唱により、「メルボルン高校インターアクトクラブ」が誕生しました。その後、インターアクトクラブは次々と世界各国に広がり、現在では約20万人以上の青少年が様々な活動を通じて、国際理解と親睦の和を広げています。日本国内で最初のインターアクトクラブは1963年に形成された宮城県仙台育英学園高校で、仙台東ロータリークラブがスポンサーになり、100人以上の会員によって誕生しました。100人という数は、当時世界最多の会員を要しているインターアクトクラブだそうです。
　インターアクトクラブは、釧路市内では紹介した武修館高校と本日来訪している釧路ベイクラブがスポンサーになっている明輝高校の２箇所が活動しています。共に非常に積極的な活動をしています。ベイクラブの皆さんには、次年度インターアクト大会でいろいろお世話になると思います、この場を借りてお願い申し上げ、会長挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。

本日のプログラム

『嵯峨記念育英会奨学生のご挨拶』『メークアップ体験報告会』

『嵯峨記念育英会奨学生のご挨拶』

嵯峨記念育英会委員会　矢澤　武彦　会員

　嵯峨記念育英会委員会です。育英会の吉田理事長がお祝いの挨拶を行う予定でしたが急遽、出張いたしましたので、私から簡単にご紹介させていただきます。 本年度、当クラブで45年の伝統を持って運営している嵯峨記念育英会委員会の新しい奨学生として、新1年生4人を選考させていただきました。今日は、その内の３名がお見えになっています。１名は部活の関係で遠征に出掛けていて、挨拶文を預かっておりますので、それを代読させていただきます。この45年間、嵯峨育英会が続けているということは、私どもメンバーにとって誇らしいことでもありますし、皆さんのご寄付がこの地域の若者の育成に貢献しているということを改めて感じる次第でございます。この育英会が皆さんの力で長く続くことを希望しています。それでは、新しい１年生の奨学生にご挨拶いただきたいと思います。紹介は先ほど会長からありましたので、順次、私がお名前をお呼びしますからご登壇してご挨拶をいただきたいと思います。 釧路湖陵高校日下　みなみさん、よろしくお願いします。


釧路湖陵高校　日下　みなみ　さん

　釧路湖陵高校１年の日下　みなみです。本日は、この場に出席できて、とても嬉しく思っています。高校生活では苦手なことにも積極的にも取り組んで、勉強や部活動と共に頑張っていきます。部活動は硬式テニスで、日焼けが少し辛いのですが、仲間との練習はとても充実していて楽しいです。少しでも強い選手になれるよう努力します。高校卒業後は将来のために進学を希望していて、そのためにも1日1日を大切にして３年間過ごしていきたいと思います。よろしくお願いします。



釧路武修館高校　石井　伶海　さん

　武修館高校1年の石井　伶海です。この度は、奨学生として選考していただき、ありがとうございます。高校３年間では、勉強第一に志望校合格を目指して努力していきたいと思っています。部活動では全国大会を目指し、学業との両立を頑張りたいと思います。また、ボランティア活動などをとおし、地域社会に貢献したいと考えています。そして、様々な人と出会い、たくさんのことを体験して少しずつ成長していきたいと思っています。精一杯努力するので、どうぞよろしくお願いします。



釧路東高校　千葉　琴音　さん

　北海道釧路東高等学校１年の千葉　琴音と申します。今回、釧路ロータリー嵯峨記念育英会の奨学生に選考していただき、ありがとうございました。私の父は小さい頃に亡くなり、母がそれからずっと一人で家族を支え守ってくれる日々が続いています。今回、担任の先生から、貴会奨学生の募集があることを紹介され、私は母の負担を減らしてあげたいと思い応募させていただきました。私の高校生活は、まだ始まったばかりですが、学習・校則・人間関係の全てにおいて、本気で取り組もうと考えています。 　なぜならば、私自身が立派な高校生になって、将来は周りの人の助けになれるような人間になりたい。そして私が、目指している保育士となり、苦労して育ててくれた母親への恩返しを考えているからです。 　私は、名誉あるこの奨学生に選ばれたからには、学業に専念し釧路地域への貢献を約束し、いただいた奨学金を無駄にすることなく、充実した高校生活を送らせていただこうと考えています。今回、貴会を設立された嵯峨久様、嵯峨晃様、ならびに釧路ロータリークラブの会員の皆さまに、深く感謝申し上げます。私自身、まだまだ未熟な部分も多々あります。今後ともご指導のほど、よろしくお願いします。今回は、釧路ロータリークラブ例会にお招きいただき、ありがとうございました。



釧路江南高校　田中　汐音　さん（代読　青島事務局員）

　この度は、嵯峨記念育英会の奨学生に採用していただき、誠にありがとうございました。私の母は働き者で、４人の家族を支えるためいつも忙しく働いています。そのようの中で私の進学についても、真剣に考えてくれており、看護師になりたいという夢を応援してくれています。そんな母の負担を少しでも減らしたいと思い応募したところ、採用していただき、母も大変喜んでくれました。 私は今年進学した釧路江南高校で、日々部活動の柔道で心身を鍛えながら学校の勉強にも力を注いでいます。そして、今回は根室市で柔道の高体連支部大会が行われることになり、残念ながら例会に参加できないことになってしまい大変申し訳ありませんでした。 このようなチャンスをいただいたことへの感謝を忘れずに、これからも真摯に部活動・勉強に励んでいきたいと思います。そして、将来は看護師になり、私が生まれ育ったこの釧路で働く人たちを支え、今回支援していただいた分を地域に貢献することで、還元していきたいと思います。
平成26年5月22日、北海道釧路江南高等学校1年5組・田中　汐音



『メークアップ体験報告会』

出席委員会　委員長　浅川　正紳　会員

　出席委員会の浅川でございます。ここからは当委員会が担当で進めさせていただいた、メークアップ体験会の報告をさせていただきます。何せ、人前で話すのが大嫌いな私ですから、奨学生のあとで大変喋りづらいのですが、聞き苦しいところがありましたらご容赦をお願いします。 　当委員会で、今年は何をしようかというところで、出席率の向上というのを考えました。例年どおり活動していこうと考えて、他クラブへのメークアップを行っていきたいと思っていたものの、行わないで終わるのかなと思っていたところ、「今年はかならずやれよ」と強くいろいろなところから言われまして、ぜひやってみようかということになりました。が、ほとんどを脇幹事にお膳立てしていただいて、私は少しだけ作業をさせていただいたのです。 ４月21日に西クラブに６名、22日に東クラブに５名、同じく今日来ていただいたベイクラブさんに５名、５月７日に北クラブに７名、９日に南クラブに７名ということで、総勢30名の方にメークアップを体験していただきました。 　今日は時間の都合上、お二人だけですが感想を発表していただければと思いますので、荒井会員と清水会員に発表していただこうと思います。荒井会員からお願いします。



荒井　　剛　会員

　こんにちは、荒井です。私は入会して、３年が少し経過しました。メークアップのプログラムがあった時に、応募者が多数だった場合には、入会して３年未満の方を優先しますと書かれていたので、もしかしたら僕は外れてしまうのではないかと思いながら、４月22日に釧路西ロータリークラブさんに６人で行ったところ、入会３年未満の方は誰もいなかったのです。参加されたのは、小船井パストガバナーや石田さん、邵さん、甲賀さん、浅川さんということで、釧路西ロータリークラブさんもビックリしていたということがありました。当日は、『ゲスト卓話』ということで、サラエボオリンピックの時に日本スケート界で初のメダルを取られた北沢欣浩さんをゲストにお招きして、北澤さんが今年２月のロシアで行われたソチオリンピックでスケートのスターターを務めたということで、ソチオリンピックを終えての感想をお話ししていました。 前後しますが、西ロータリークラブさんのメークアップで私が思ったことは、それぞれのクラブでの最初のロータリーソングとその後の慣習などがあって、西ロータリーさんでは、まず歌を歌った後にそれぞれの会員同士で握手していました。 私自身は初めてだったので、４卓だったのですが色々な人と握手をしていて、先ほど申し上げた北澤さんと握手をしようとしたら、私はゲストとは存じ上げていなかったので、北澤さんがビックリされて「私も握手するのか」という顔で見られてしまいました。そんなことがあった後で北沢欣浩さんの話を聞いて、あっという間に時間が過ぎてしまいました。話の内容を話すと、このあとの清水先生の報告に悪影響すると申し訳ないのでカットします。 私が西ロータリークラブのメークアップを希望したのは、西ロータリークラブの会長が同じ弁護士の那智先生でしたので、その会長のお話を大変楽しみにしていました。那智会長は冒頭の数分、顔を出していましたが、その後「ちょっと」と言って会場をあとにして、例会終了数分前に戻ってきました。「何があったのですか」と聞いたら「いやー、今日、全日空ホテルに来るときに車をぶつけられてしまったのだ」と言っていて、なんとサービス精神が旺盛なのだと思っていました。結局、那智会長のお話は聞けませんでしたが、このメークアップをとおして、他のクラブの会員さんと交流を深めることができたので私自身は良い経験をすることができました。 またこういう機会があれば、参加したいなと思っています。以上で簡単ではありますが、私からの報告とさせていただきます。ありがとうございます。



清水　輝彦　会員

　５月７日、釧路プリンスホテルでの釧路北ロータリークラブのメークアップに参加しました。その報告をさせていただきます。今、荒井先生が楽しく話されてしまって「どうしよう、僕は何も考えていない」と頭が真っ白になっています。 その日の話は、「会員卓話」ということでした。これは、うちの会員卓話も皆さんそれぞれが一生懸命考えていろんなお話しをしてくれて、「楽しかった」ということになるのですが、それ以上にクラブが違うと、やり方が少し違います。北ロータリークラブさんでも、「最初に歌があって、その後に皆さんと握手をして」ということでビックリしました。たまたま知っている方が何人かいたので、握手をせず話をしそうになってしまいました。 もう一つ、ビックリしたのは話を聞いていて知ってはいたのですが、ピアノの生演奏で毎週歌を歌っています。ピアニストは音楽協会で存じ上げている方です。実はここだけの話ですが、年齢も僕と一緒でジュニアコンサートも一緒に出たことある越後先生という方です。あとでお話を伺うと、「ずーっと参加していて、ほとんど正会員と同じなのよ、私」と言っておられて、「先生は何年ですか」とは言えなかったのですが。全体的に良い雰囲気でした。もちろん、知っている方がいたということがありましたが、良い意味での緊張感を持ちながら、少しこちらも意識しながらあまり存じ上げない方とお話をしたり、あっという間に時間が過ぎて「よかったな」というのが感想でした。 僕は委員長がやっていたときにメークアップの体験ができなくて、「浅川さん、今年はぜひとやってください」と言った手前、必ず行かなければと思っていましたが、これを機会にまた出てみたいと思います。 舟木さんはお遍路さんに行かれたときに意識して回られているようですが、全然知らないところにいきなり行くのは大変なことと思いますので、どなたか知っている方がいるところを目掛けるのは。僕が今思っていたのは、北大の精神科教授の小山先生が札幌で入られていて、去年退官して自由になりロータリーに出ようというお話を聞いていたので、その先生が出られる日を狙って行こうかなと思いました。皆さま方とお話をしていた時には、いずれ東京ロータリーなどはどうだろう、東京までツアーを組んで、と夢は広がるのですが、やはり「百聞に一見はしかず」です。体験をやってみて良かったなと思います。どうぞ皆さま方も何かあればと思います。 すこし、その話と絡んでなのですが、釧路ロータリーの斎藤浩記会員は私がスポンサーなのですが、川湯の精神科の先生で数日前に精神科医の会合がありお話があって、「釧路にも顔を出すように」と言ったら、「少なくとも夜間例会の時は、月１回は来たい。出来ない分は、弟子屈などでメークアップをしている」というお話を聞きました。メークアップを活用するということです。彼はメークアップの報告を出していないみたいなので、きちんと出してくださいとお話しをしました。出席率はもちろんそうなのですが、それ以上に活用をして、人との繋がりを増やせるということをしていけたらいいと思います。以上、報告でした。



出席委員会　委員長　浅川　正紳　会員

お二人の発表ありがとうございました。入会3年未満の方がたくさんおりまして、新入会員10名を含めて、入会３年未満が25名いるということで、大変若返っています。そういうことから出席率の向上が今回の目的でした。最初に３年未満の方と行った時に、対象者が１名しかいなく、全部で５名しかいなかったものですから、お一人お一人に声をかけさせていただいて、なんとか沢山の方に参加していただくことが出来ました。本当に心から感謝申し上げます。 このような機会を設けていただいた吉田会長はじめ皆さま、何よりも委員会事業を温かく見守って、そしてこの発表にもお付き合いいただいた会員の皆さまに心から感謝申し上げまして、ご報告とさせていただきます。ありがとうございました。

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お名前（敬称略）	内　　　　　　　　容
荒井　剛	一般社団法人を仲間とともに設立しました。
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