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2014-2015釧路ロータリークラブ 第16回(通算3334回)例会


会長の時間

会長挨拶 田中 正己 会長 皆さん、こんにちは。私は風邪を引いていて、お聞き苦しい点があると思います。
 先週の10月14日、『台風19号』が列島縦断。そして、台風接近に伴い北よりの冷たい風が道内に入り込んだ影響から、石北峠で積雪が観測され峠や山間部に雪が降り、新聞やテレビで報道されました。その途端に、冬タイヤ交換が殺到し、大変忙しい日々を送っています。冬になると、私も苦い経験があります。皆さんも早めの冬タイヤ交換をお勧めします。
 話は変わりますけれど、これは『クラブアッセンブリー協議会』で青田会員から「ポリオ撲滅は確かに終っていると思っていた。なぜ、またポリオ撲滅なのか。その辺のことを知りたい」というお話しがありましたので調べました。分かる範囲内でお話しをさせていただきます。
 RI第2500地区・奥ガバナーからも、地区活動方針に「ポリオ撲滅活動に協力をする」。今回、2014−2015年度地区大会で、南園RI会長代理からもポリオ撲滅活動についてお話しがありました。今月の『ロータリーの友』10月号にRI会長メッセージが掲載されています。『ポリオ撲滅活動に輝き』を。
 不可能と言われたポリオ撲滅は、1985年ロータリーのポリオ・プラスプログラムに始まりましたが、その目標はこの身体が動かなくなる病気を予防するために、5歳以下の全ての子供たちに免疫を与えるという単純なものでした。ポリオ・プラスの最初の成功によるところが大きく、1988年には世界保健機関(WHO)の総会で166の加盟国が満場一致でポリオ撲滅を目標にすることが決まりました。当時、そのアイデアは、想像を絶するほど野心的なもので、多くの人々が不可能だと思っていました。
 今日、ポリオの症例は1年に100数件が報告されるだけになり、ポリオの所在国は3ヶ国を残すことになりました。私たちは、今までになく目標に近づいています。今までの勢いを維持出来れば、私たちは2018年までに完全に撲滅をすることが出来るでしょう。そして、今月10月24日『世界ポリオデー』としてソーク博士誕生100年を祝います。今月は、ポリオ撲滅に向けた私たちの活動にスポットを当てて、ロータリーに輝きを与えてくださるでしょう。全ての皆さまにお願いをしたいと思います。政府関係者に連絡を取り、ポリオ撲滅に関する事柄を知ってもらいましょう。『End Polio Now』のサイトでロータリーの活動に関する感動的な話を読み、それらをソーシャルメディアで分かち合いましょう。このサイトからポリオ撲滅のために寄付をすると、その額の2倍がビル&メリンダ・ゲイツ財団から上乗せされ、大きな効果をもたらすことが出来ます。ポリオが撲滅されれば、私たちは世界により良い未来をもたらすことになるでしょう。そして、同様にロータリーにもより良い未来をもたらすこととなります。私たちは組織として素晴らしいことが出来る能力があることを自ら証明出来るのです。そして、私たちの子供や孫に『ポリオのない世界』という永遠の贈り物をすることになるのです。これがRI会長のメッセージでした。
 日本は、四半世紀にわたり、世界のポリオ根絶に向けた取組みの主要な支援国の1つとして重要な役割を担って来ました。そして、日本ロータリアンの皆さまのご支援がポリオのない世界に向けた取組みに大きく前進させています。WHO、RI、アメリカ疾病対策センター・CDC、ユニセフを指導して世界ポリオ根絶イニシアチブを立ち上げた1988年当時、野生株ポリオウィルスの常在国は125ヶ国以上あり、世界中で毎年35万人ものポリオ発祥患者がいました。それが現在、常在国は3ヶ国、アフガニスタン、ナイジェリア、パキスタンに減り、症例数は99%以上も減少しました。その間25億人を超える子供たちにポリオの予防接種を受けさせることが出来、1,000万人以上をポリオ感染による四肢の麻痺から守ることが出来ました。そしてロータリアンの並ならぬ熱意と活動は、支援の現場で信頼を築くのに大いに貢献をしています。とりわけインドでの功績には目を見張るものがあります。インドは、数十年前、世界で最もポリオの根絶が難しい国とされていましたが、2011年を最後に野生株のポリオ根絶を認定されました。私たちは、世界のポリオ根絶をあとわずか、もう一歩のところまで来ていることを強く認識しなければなりません。ポリオがなければ1988年の“天然痘”に続き人類が克服した第2の感染症となります。ポリオをなくすることは、世界のより良い公衆衛生システムの基礎を築くものです。
 私は、RIとユニセフがこれからも戦略的パートナーとして、共に手を取りながら共通の目標に向かって進んで行くものと信じています。常在国の状況、ポリオは1988年には、世界125ヶ国において年間35万症例が発生していたが、日本を含む国際の真摯な取組みにより2009年には、約1,600症例にまで減少した。その後の推移は、2010年1,349例、2011年650例、2012年5/8時点で53例となっている現在、ポリオの常在国は、パキスタン、アフガニスタン、ナイジェリアの3ヶ国のみとなり、根絶へ向けて最終段階に入っている。しかし、これらの国々の何れも政治社会的な理由から子供たちへの予防接種が困難であったり、資金量の低下によってポリオ根絶に向けた足踏み状態が続いている。しかし、ここでポリオ根絶に向けた取組みを加速化させれば、ポリオ発症例数が増加に転じ、更に周辺国への感染被害を引き起こす。これまでの根絶への努力が無駄になってしまう恐れがある。実際に2011年現在、常在国4ヶ国周辺17国においてのポリオ症例が報告されており、子供たちの健康を脅かしている。2012年2月、12ヶ月間新たなポリオの発生がなかった。インドは正式に所在国から削除された。大きな前進である。
 いまお話しをしたように、まだ3ヶ国の支援が残っているため、今後も撲滅に向けて支援活動を続けて行かなければなりません。目標達成に向けて皆さまのご協力が是非必要となって来ていますので、どうぞよろしくお願いいたします。




本日のプログラム 
地区大会報告会

田中 正己 会長
皆さん、改めましてこんにちは。『2014―2015年度国際ロータリー第2500地区大会報告会』のお話しをさせていただきます。10月10日から3日間で帯広において地区大会が開催されました。当日登録された地区内ロータリアンは、1,211名です。本年度7月現在、会員数は2,198名で55.1%の登録でした。地区外・国外ロータリアン等当日登録された人員数は1,302名の登録でした。私と黒田幹事と白幡インターアクト地区委員長と3人で、大会1日目、10月10日3時より『地区指導者育成セミナー』がありました。皆さんより一足先に参加をして参りました。
 指導者育成セミナーの内容につきましては、パネルディスカッション『ロータリーに輝きを』と題しまして、地区研修リーダー・足立パストガバナーから主旨並び基調説明がありました。まとめはロータリアンの行動と意識、クラブの活力、クラブと地区とRIの関係、サポートとリーダーシップの必要性、地区の役割、最後に「明るく元気があるクラブになることでしょう」とお話しがありました。
 その後は、『RI会長代理と会長・幹事懇談会』がありました。その内容は、奥ガバナーの挨拶・RI会長代理の挨拶・次年度地区決算報告・地区大会特別委員会報告等でしたが、決算報告につきましては別に質疑・応答はなく、報告のみで終りました。その後、『RI歓迎晩餐会』が行われました。その後、小さな居酒屋で私と黒田幹事と白幡地区委員長、浅野委員長の4人で小さな“釧路ナイト”を行いました。
 次の日、大会2日目、9時より登録がありまして10時より奥ガバナー、RI会長代理ご夫妻紹介、姉妹地区・友好地区紹介、参加クラブ紹介、RI会長メッセージを南園RI会長代理からお話しがありました。
 午後1時〜15時30分、本会議がありまして、2014―2015年度の功績に対して『RI特別賞』、当クラブは、『会員増強拡大賞』を受賞しました。『クラブビルダー賞』は吉田潤司会員で先ほど贈呈をいたしました。ロータリー財団大口寄付者『メジャードナー・レベル3』は、小船井パストガバナーが表彰されました。基調講演は、RI戦略計画の『夢と実践』と題して、RI第2710地区パストガバナー南園義一さんの講演があり、ロータリー活動の将来性を定め耐久的な方針を持つためにRI戦略計画が提示され、次第に各地区やクラブサイトでの実践計画が進められています。その後は、『記念懇親会』がホテル日航ノースランドで大変盛大に行われました。その後『釧路ナイト』の方へ皆さんと合流して、また楽しいひとときを過ごすことが出来ました。更に2次会の席も黒田幹事の方で用意がしてありました。大変楽しく親交を深め親睦も深めることが出来ました。
 大会3日目は、皆さんと記念写真を撮りまして9時より開催され、奥ガバナーからガバナーエレクトの紹介がありました。次年度・東堂 明・旭川北ロータリークラブが紹介されました。またガバナーノミニーにつきましては、駒形曙美さんという北見ロータリークラブの方がガバナーノミニーとして紹介されました。
 その後、記念講演は、演題が『日本経済の未来を読み解く視線とヒント』これからの地方を元気にするためにで、評論家宮崎哲弥さんの講演がありました。最後にRI会長代理の南園義一さんの『RI現況報告』がありました。
 地区大会に参加をして、1つでも何かを得ることが出来たなら参加をした意義意味があると思いました。最初から最後まで参加をしたのは今回が初めてです。楽しく素晴らしい講演等を聴きまして大変勉強になりました。これからも是非参加をしたいと思っています。
 最後に、地区大会に参加をしていただきました会員の皆様には、大変お忙しいなか本当にありがとうございました。以上です。


黒田 恒史 幹事
それでは、引き続き私の方からご報告をさせていただきます。まず、大変お忙しいなか時間を割いて大会へご出席をいただきました皆さまには、本当に感謝を申し上げます。本当にありがとうござしました。4月の『PETS・地区協議会』のときの反省も踏まえて、色々と釧路ナイトや2次会の設定をさせていただきましたが、やはり何度やっても完璧に出来る訳ではなく、ちょっとしたミスが色々とありまして大変申し訳なかったと思っています。
 土曜日の大懇親会のときに、うっかり釧路クラブのメンバーが着くテーブルの確保を忘れてしまい、焦って会場へ行きましたがもう席が埋まっていて、何とか他のクラブの方に譲っていただき1テーブルを確保出来たという次第で、まだまだ詰めが甘かったと思っています。
 先ほど会長から細かくご報告がありましたので少々ダブってしまいますが、1日目、会長と私と白幡地区インターアクト委員長と3人で帯広へ入りました。セミナー関係に出席させていただき、夜先ほど会長からもありましたようにプチ釧路ナイトを開催させていただきました。本当に居酒屋で膝を付き合わせながらという感じで、またいつもの例会場で円卓に座っているときと違った雰囲気で、膝を付き合わせながら白幡さんと田中さんからは、色々とロータリーのことを教わりました。改めて前から思っていたことですけれども、このような大会ものに時間を割いて出席するからこそ、先輩たちから色々なお言葉がいただけたり、移動中の車の中でも普段聞けないような脂っこい話をしていただいたり等、やはりこれは大会に出たからこそ味わえるものだと改めて考えさせていただきました。
 特に新入会員の皆さん、まだ大会へ参加をされていない皆さんは、来年のPRTS・協議会、そして地区大会は旭川ですけれどもどうか時間の調整をつけてご参加をしていただければと思っています。
 大会2日目の地区表彰では、先ほど会長からありましたけれども、会員増強拡大賞をいただきまして、昨年の会員拡大の実績が評価された訳ですが、改めて表彰をいただいたなかで、会員拡大はどこのクラブもどの団体も頭を抱えている部分で、うちのクラブも90数名居る大所帯と言われていますけれども会員拡大の部分に関しましては、改めて気を抜くことは出来ないと感じたところであります。本年度、浅川担当委員長の下、まだ本年度の時間はありますので粛々と会員拡大を進めて行きたいと思っています。どうか、メンバーの皆さま方のご協力をよろしくお願い申し上げます。
 3日間、初めてフルに参加をさせていただきまして本当に勉強になった大会だったと思っています。また、改めてご参加いただきましたメンバーの皆さまには感謝を申し上げまして私からのご報告とさせていただきます。ありがとうございました。


クラブ広報・会員組織委員会 大委員長 杉村 荘平 会員
クラブ広報・会員組織委員会の杉村です。地区大会の報告をさせていただければと思います。
 私は、10月11日〜12日、土・日と参加をさせていただきました。朝、頑張って早起きをしまして、浅川さんの車に乗せていただき、道中色々と話をしながら帯広に到着しました。うちの委員会も浅川委員長、及川委員長、五明委員長が全員勢揃いでしっかりと地区大会に臨むことが出来ました。
 昼の内容については、いまお話があったとおりです。僕もしっかり朝から夕方まで聴かせていただきました。南園RI会長代理の『RI戦略』についてもしっかりと確認させていただきました。
 夜は釧路ナイトに参加をさせていただき、1次会では山本副幹事、小野寺副幹事の2人の副幹事がしっかり働いていたことをご報告させてもらいます。また親睦の伊藤委員長のすぐ横に館内電話がありまして、伊藤さんが一生懸命にその電話で注文のやり取りをして、全然動いていないのに汗だくになって活躍していたこともご報告させていただきます。
 そして、2軒目がセッティングされまして皆さんで移動をして、3軒目は、我々は前田さんのお知り合いのお店に6〜7人位で行きました。その辺で少し若い者が中心となって盛り上がり、帰路につこうとしたところで、そのビルの1階の静かなバーにお呼びいただき、田中会長・五明さん・白幡さん・青島さんとお話をさせていただきました。酔っ払い4〜5人が雪崩込み、かなり場を壊してしまったことをお詫びさせていただきます。
 次の日は寝坊をしないでしっかりと集合し宮崎哲弥さんのご講演を聞かせていただきました。宮崎さんの講演については、先ほど会長からお話しがありましたけれども『地方再生のヒント』ということで、「駅前の地下の土地の値段をしっかり上げなければダメだ。補助金を当てにせず、しっかり儲けを取りなさい」という話をしていまして「なるほど」ということで参考にさせていただいた次第です。
 このように、2日間有意義に、皆さんのおかげで本当に楽しく過ごさせていただきました。私、このような場でいつも言いますが、やはり参加をすると、「釧路クラブが特にいいな」という実感を毎回身に染みて感じさせていただきます。これからも何とかこのロータリークラブに永く居させていただけるようにしっかりやって行きたいと思っています。
 今年度、大委員長としまして、会員拡大と広報をしっかりやって行きたいと思っていますので、皆さんのご協力をよろしくお願いいたしましてご報告とさせていただきます。ありがとうございました。


奉仕プロジェクト委員会 大委員長 邵 龍珍 会員
お疲れ様です。時間がないので、端折って行きたいと思います。私、今年度は第2500地区・姉妹地区アドバイザーということで、何をアドバイスするのか分からないですけれど、多分通訳だろうということで地区大会に参加をさせていただきました。
 韓国の方は、9日に新千歳空港へ着いて、12日の本会議の昼食が終って北見の公用車で北見へ向かう。それは、北見市が主催する『日韓コリアンフェスタ』に参加をして、次の日に帰るという予定です。今年は、僕、わがままを言わせていただき、子供の野球の試合と日程が重なりましたので円山球場と帯広の行き来を2日間ずっとやっていた次第で、最終的には皆さんと一度も会わない地区大会でした。大変わがままを言わせてもらいありがとうございます。本当に韓国3590地区と2500地区27年になると思いますけれど、友好が深められた地区大会でありました。以上です。





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