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釧路日台親善協会
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2014-2015釧路ロータリークラブ 第33回(通算3351回)例会
会長の時間
会長挨拶 田中 正己 会長
皆さん、こんにちは。お食事の方はそのままお続けください。穏やかな陽気となった2月24日は、私の家の裏庭には冬鳥がたくさん飛来し、“春近し”と、今年は雪が少なく暖冬の釧路と思いきや、逆に冬戻り。最近は大雪で除雪に皆さん大変ご苦労なったと思います。体全体が筋肉痛だと思います。特にまだ朝晩の冷え込みがあり、路面が凍結していますので、以前もお話ししましたが、車の事故や滑って転んでの事故が多いそうです。皆さんも健康管理には十分注意していただきたいと思います。
3月3日は桃の節句・ひな祭り、女の子の健やかな成長を祈る節句です。そして、雛人形を飾る時期は地域や家庭によって異なりますが、一般的には、節分・立春を過ぎた大安、友引に飾る人が多いそうです。「雨水の日」の2月19日、または20日が、お雛様を飾るのにふさわしいと言われています。女の子のいるご家庭では、お祝いしたことと思います。また、3月は卒業式、それから転勤・引っ越しと、あちこちで切ないシーズン繰り広げられる、別れの季節でもあります。
そして、私の年度も早いもので、あと4ヶ月。3分の2が過ぎました。これからも理事・会員の皆さまのご指導、ご協力をいただきながら頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。
あと1点、お話させていただきます。既に何度も皆さまにご案内していますが、7日、土曜日、このホテルでIMが開催されます。時間の都合が取れる方は、参加していただきたいと思います。特に、入会3年未満の会員の方は出席義務となっていますのでお忙しいことと思いますが、ぜひ、出席をご検討いただきたいと思います。
この後、『嵯峨育英奨学生卒業報告会』については公益財団法人釧路ロータリー嵯峨記念育英会・西村理事からお話しいただき
ご挨拶
西村 智久 会員
先日は、私の父の葬儀に、懇ろなるご焼香ならびに過分なるご供花とご香料を賜りまして、大変ありがとうございました。今日は出番が多く、この後また僕の声を聞かないといけませんが、なにぶん今後もお付き合い願いたいと思います。どうもありがとうございました。
本日のプログラム
嵯峨記念奨学生卒業報告会
武修館高等学校 国井 奈々子さん
こんにちは、武修館高等学校の国井奈々子です。本日は、このような場にご招待いただき、誠にありがとうございます。この度、私は無事に武修館高等学校を卒業することが出来ました。さらに、大きな病気や怪我もなく通うことが出来、皆勤賞をいただくことができました。これも皆さまのおかげです。本当にありがとうございました。
そして、この3年間の学校生活においては、勉学・委員会活動・クラブ活動・ボランティア活動・学校行事など、とても充実したものになりました。特に、委員会活動ではボランティア幹事会に所属し、他の学校の方々との泊まりがけでのミーティングや定期的なボランティア活動に参加し、様々な方と交流し、多くのやりがいを感じることが出来ました。
そして去年は、委員長としてタイのカンチャナブリでの研修に参加させていただき、とても貴重な体験をさせていただきました。その節でも、現地や釧路ロータリークラブの皆さまには本当に感謝しています。皆さまのご支援がなければ、この様に充実した学びの多い高校生活が送れなかっただろうと、今、心から思っています。
このように何から何までお世話になりっぱなしの私でしたが、将来は幼い頃から望んでいた医師となり、この恩以上に社会に貢献していきたいと思っています。また、この高校生活で得たボランティアの精神を大切にし、大学でもボランティアなど人の役に立てる活動に当たっていきたいと思っています。学校の仲間、先生方、そして何よりも私を様々なところでご支援しつづけてくださった釧路ロータリークラブの皆さまと出会えたこの3年間を私は一生の糧にして、より成長していきます。本日まで本当にありがとうございました。
釧路湖陵高等学校 佐々木 悠斗 君
こんにちは。本日は、このような会にお招きいただきまして、ありがとうございます。この度、僕は3月1日をもって、釧路湖陵高校を卒業しました。2年前に、この場でお話しさせていただいた時に、薬学部に入って将来は薬の関係の仕事に就きたいと言ったのですが、それは3年間変らず取り組んできました。進路については、北海道大学を受験しました。合否は明後日になりますが、大学に入ってからも夢は変らず、薬学の研究に就きたいと考えています。それについても、高校に入ってから自分にとって大きな活動としてスーパーサイエンス・ハイスクールの活動で、マレーシア・シンガポールの研修にも北海道の高校生何人かと行って、いろいろな生物や薬の関係のことも沢山学ばせていただきました。将来的には医療の分野でも活躍できる人材になっていきたいと考えています。
最後になりますが、ここまで自分が成長してこられたのもロータリークラブの皆さまの支援があったからと思っています。3年間どうもありがとうございました。
釧路湖陵高等学校 高木 一真 君
こんにちは。本日はこのような会に招待していただき、ありがとうございます。3月1日に、僕も佐々木君と同じ湖陵高校を卒業しました。3年間の高校生活を振り返ってみると、色んな思い出があります。自分が1番印象に残っている思い出は、学校祭です。学校祭は、初めの頃はクラスもバラバラでまとまりもなく、このままで大丈夫なのかという不安がありました。が、色んな過程を経て、最終的には放課後にみんなで残って、頑張って練習して、前日や2日前になったら放課後終わった後も夜までずっと他の駐車場など使ってダンスの練習等をして色々頑張ってきました。みんなで頑張ったということが自分の成長にも繋がって、自分としては最高の思い出となりました。
そして、1年生の頃ここで申したとおり、部活と勉強の両立を励んでいくという目標に関しては、色々と難しい面もありましたが、自分の最大の努力をして、今、自分では多少の後悔はありますが、頑張ってきたとは思っています。
そして、進路につきましては、明日が合格発表ということで、今は進路が定まっていない状況で不安な気持ちがあります。無事、合格できたら関東の大学で自分のやりたいことを一生懸命勉強して、社会に担っていけるような人材になりたいと思っています。
これは、自分だけの力だけではなくて、周りの方々の支えがあったから、今の自分があるということで、家族や先生、友達、もちろんこのロータリークラブの皆さん方にも感謝しています。3年間のご支援、本当にありがとうございました。
嵯峨記念育英会 西村 智久 理事
実は、昨日の夕方に矢澤会員より急遽、「おまえがやれ」というご指示のもと今朝から資料を作り、今から公益財団法人釧路ロータリー嵯峨記念育英会の現状を含めまして、ご報告させていただきたいと思います。
現在、嵯峨記念育英会の理事長が吉田潤司会員、幹事代表が矢澤会員です。いつの間にかガバナー補佐の両幹事だった関係かは知らないですが、私が矢澤会員の後釜に強制的に指名されていまして、今、順次引き継いでいる最中ということで、お鉢が回ってきました。
古くからいる会員にとっては、嵯峨記念育英会については耳がタコになる程、毎年聞いていることと思います。その辺も含めまして、10分持たないと思います。舌足らずな私の説明でありますがお付き合いを願いたいと思います。
公益財団法人釧路ロータリー嵯峨記念育英会。そもそもは、昭和36年12月16日に設立されました。財団法人嵯峨青少年育英会が元となっています。この嵯峨青少年育英会は、出世坂の登り詰めた所に銅像が飾っていますが、釧路の漁業の父と呼ばれる嵯峨晃氏が初代理事長です。嵯峨晃氏は、釧路クラブのチャーターメンバーでありまして、1965-66年度の350地区ガバナーとしてご活躍なさった方です。その嵯峨晃氏が、お父様のご意志から基本財産1,000万円、運用財産50万円という、今では1億円相当のお金を元に、設立したのが嵯峨青少年育英会であります。
嵯峨晃氏が昭和47年に急にお亡くなりになりました。その後は、現在、釧路ロータリーの会員である泉会員が理事長代行として数年務めてきましたが、理事長不在という中でなかなか育英会の活動が滞ってきた折に、嵯峨家から「釧路ロータリークラブがこの育英会を引き継いでくれないか」という話合いのもと、昭和50年11月4日に、釧路ロータリークラブ臨時総会におきまして、この育英会を引き継ぐことになりました。それから『財団法人釧路ロータリー嵯峨記念育英会』が立ち上がりました。51年1月に第1回の奨学生募集を募り、当時は8名の方に5,000円ずつの奨学金を配ったということです。初代理事長は、昭和51年からですが、嵯峨晃さんのご長男・嵯峨信さんです。2代目理事長が三原正二さん。3代目が村上啓さん、4代
目が藤井正信さん、5代目が現在平成21年から吉田潤司会員となっています。
2代目の理事長に三原さんという名前があるのは、当初は『釧路ロータリー嵯峨育英記念会』とつけた時点で、ロータリークラブと入れなかった理由がありまして、「釧路のロータリークラブのみんなでやっていこう」という意味合いでこの名前がついたそうですが、やはり「ここは釧路ロータリー1本でやってくれ」ということで、現在は釧路ロータリークラブの外部組織として運営しています。
その後、例の公益法人改革という、皆さま方も携わっているかも知れませんが、平成25年までに一般財団法人か公益財団法人かと迫られ、何か、また長期のデフレによりまして、この運営状況があまり芳しくなく、「嵯峨育英会をどうする」と釧路ロータリークラブで議論となりまして、大変いろいろ苦労しながら吉田理事長が決断され、「公益財団法人を目指す」という道の審査が大変厳しいなかで、それに一生懸命取り組み、23年4月1日より公益財団法人となった訳です。尾越SAが大変苦労なさって、いろいろなことやっていただき、甲賀会員の会計事務所にも絶大なるバックアップもいただき、現在の形となりました。
この公益財団法人になったことにより、すべての資産を運転資金として、転用出来るようになった関係で、給付金不足という心配がなくなりました。それはでも、基金を取り崩していくと、いつか嵯峨記念育英会が消滅してしまう危険性もはらんでいる訳ですが、おかげ様でアベノミクスのせいか、ここ2~3年は運用益が上がり、基金を取り崩さなくても運用出来るような現状になっています。
今日は、卒業生が4名いましたが、これは平成23年の公益財団法人になってからです。それまでは、給付金が足りないということで、釧路湖陵高校と武修館高校の1名ずつという内々の規定があった気がします。23年からは、公益財団法人ということで、北海道新聞等で募集をかけ、広く全高校にご案内申し上げているところです。現状は湖陵高校1名、武修館高校1名、江南高校1名が固まっていまして、あと1名をいろんな高校からというのが、ここ3年位の流れです。
もうすぐ高校の合格発表になりますが、それから募集をかけ、5月にロータリークラブの会長含む各界・いろいろな著名人の方に選考委員会を開催していただき、選考された生徒に選考通知を送り、例会に来ていただいて皆さま方に抱負を、という流れになっています。
いろいろ心配がたくさんあった嵯峨育英会ですが、吉田理事長の下、おかげ様で今は皆さま方の会費等もいただきながら順調に推移し、あまり大きな心配もかけずに、やってきております。しかし、皆さま方のご浄財がなければ、なかなか基金が減っていくということですので、今後も釧路ロータリークラブの皆さま方の全面的なご支援のもと、外部組織であります嵯峨育英会も頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。取り留めのない説明で申し訳ありませんでした。失礼します。
司会
ニコニコ献金
お名前(敬称略)
内 容
白崎 功一
入会50周年記念品、有難うございます。
累計 1,387,000円
言いたい放題