本文へスキップ

〒085-0016
釧路市錦町5-3 三ッ輪ビル 2F
TEL0154-24-0860

2014-2015釧路ロータリークラブ 第10回(通算3328回)例会

クラブ協議会


来訪ロータリーアンの紹介 
田中 正巳会長
皆皆さん、おはようございます。本日は、クラブ協議会にご出席いただきまして、誠にありがとうございます。私から来訪ロータリーアンの皆さまをご紹介いたします。
 はじめに、国際ロータリー第2500地区ガバナー・奥周盛君。同じく地区副幹事・合田修君。地区副幹事・小田剛君。第7分区ガバナー補佐・山辺文彰君。同じくガバナー補佐幹事・中村隆之君。
 本日のご来訪ありがとうございます。これより、当クラブの本年度・活動計画につきまして発表させていただきます。後ほど、奥ガバナーよりご講評をいただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。


ガバナー挨拶
国際ロータリー第2500地区 奥 周盛ガバナー
 皆さま、おはようございます。公式訪問もいよいよ後半に入りまして、当クラブで61クラブということです。残すところあと6クラブ、しかも私のホームクラブのある第6分区という状況まで来ました。始まった頃には、ずいぶん先が長いなと思いましたが、過ぎてみれば結構早く来たなとも思っています。ガバナーにとりまして一番ハードな仕事だと思いましたが、回ってみますと、私にとって非常に色々なこと学ばせていただきました。公式訪問は、ガバナーが細かいことをいちいち言うために回るのではなくて、コミュニケーションをすることによって、互いにロータリーを学び、或いはロータリーを楽しむことなのだなと改めて実感しています。
 今日は、釧路ロータリークラブの色々な活動計画を聞いた上で、色々なことを学ばせていただき、或いは今まで回ってきたロータリークラブの色々な良いところがあれば、皆さま方にも披露したいと思います。とはいいましても、この歴史と伝統のある釧路ロータリークラブ、活動計画を読んで来た時点で私から何も申し上げること何もないだろうと感じています。後ほど、講評の時間があるようなので、また、それなりの印象述べさせていただきます。今日は1日お世話になります。よろしくお願いします。


RI2500地区第7分区 山辺 文彰ガバナー補佐
皆さん、こんにちは。今まで、この第7分区の6クラブが終わりまして、次の日程が離れて、今日の釧路クラブさんのクラブ協議会になっています。ずっとガバナーに随行して各クラブを回ってみましたが、そのクラブそのクラブに合った適切なアドバイスを随時、奥ガバナーはされていたようです。「このクラブにとって何が一番良いのか、こういう方法がありますよ」などと分かり易く、かつ優しく説いておられたのがとても印象的でした。そのようなことで、今日の釧路クラブさんが7分区で最後のクラブですが、どんなアドバイスを聞けるか、皆さま方の活動計画を伺うことが出来るか楽しみにしています。よろしくお願いいたします。



クラブ概況及び会務方針の発表
会長方針 田中 正己 会長

それでは、会長方針を私から発表させていただきます。会長方針については活動計画書に掲げていますので、詳細については省略させていただきたいと思います。
 ご承知のとおり、一昨年12月に新しい内閣が誕生し、経済政策が打ち出され、公共投資・金融緩和・成長戦略の三つをアベノミクスの三本の矢として、次々に実行することで日本経済の足を引っ張るデフレから脱出し、経済成長を実現できるか。そして、今年の4月に消費税が増税されたことにより、一般家庭や中小企業・小規模事業者をとりまく環境がより厳しさを増すことが予想されている中で、9月3日に第二次安部改造内閣が発足。改造内閣を実行実現内閣に命名すると共に、引き続き経済最優先でデフレからの脱却を目指し、成長戦略の実行に全力を尽くすと表明し、また消費税率の10%への引き上げに関して、景気動向を慎重に見極めつつあります。経済政策は、大企業の実績には貢献しているものの、中小企業には景気回復の実感が乏しく、効果が現れていないとの声も聞きます。
 そして、少子高齢化や人口削減が続いていて課題となっています。このような厳しい環境の下におかれまして、ロータリークラブとして各産業をはじめ、生活環境、福祉、教育などあらゆる分野において、地域に対して何が出来るか問われています。このような経済状況の下で、私たちはロータリーの原点に立ち返って、企業として道徳・観念の再認識をして、これからの社会に一層の貢献をすべく、クラブ活動をさらに積極的に推進していく所存であります。私は、今年度「ロータリーは感動・感激・感謝・輝きを持って行動しよう」というテーマを掲げています。ロータリークラブ活動計画書に基づいて、目標が出来るように、最善を尽くして行きたいと考えています。1年間微力ながらロータリークラブの発展のため、努力したいと思いますので皆さまの温かいご指導・ご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。以上でございます。


(各委員会からの発表)

発表の内容につきましては2014-2015釧路ロータリークラブ活動計画書をご参照下さい。


講 評
国際ロータリー第2500地区 奥 周盛 ガバナー

創立して78年という歴史と伝統のある釧路クラブですから、本当、講評というのはおこがましいです。
 クラブ協議会がこういう大きな会場で、これだけのご出席をいただいて行うということ。実は2500地区には小さなクラブが数あるのだなということをこの公式訪問を通じて非常に実感しました。ご存じのとおり、私自身も帯広ロータリークラブで、会員数はそれなりにいます。今、地区内のナンバーワンは釧路でありますが、残念ながらナンバーツーは帯広なのですね。90名に1名足りない状態です。そんな環境の中で、私もロータリー活動をずっと行ってきたのですが、以外と自分の知らない実態というものをこの公式訪問の中で随分経験させていただきました。
 クラブ協議会を開き、そしてその後に、公式訪問例会を開くという形ですが、現実的にはメンバーが同じというクラブがこの地区内には多々ありました。その中でも、やはり各クラブは一生懸命行なっています。
 ロータリーの運営の原点をたどれば、基本的な二つの柱があると実感をしています。「当クラブは、CLPは実践しておりません」と会長から事前にいただいた資料には書いていましたが、活動計画書を拝見した限り、この14ページの組織図を見る限り、こちらではCLPやっているのです。一番分かりやすく言うと『奉仕プロジェクト』という委員会を一つの括りの中で集約しているのが私の中では正しくCLPだろうと思っています。というのは、ロータリーは五大奉仕委員会で基本的に組織を作ってきた、それによって運営してきたという経緯があります。クラブ奉仕というのは、こちらでいうクラブ運営委員会であり、会員組織委員会であり、ここの部分を担当しているのがクラブ奉仕なのです。皆のために奉仕をするというところがクラブ奉仕と考えると。
 CLPというと、いかにも何か新しいことに取り組んだイメージですが、現実的にはクラブ奉仕がここに該当する。これは、いかに会員基盤をしっかりしていくかです。会員基盤をしっかりしていくという意味で大事な活動というのが例会なのです。この例会を、いかに親睦を通じて楽しくし、そしてロータリーを学び、充実した例会運営をしていくかということがクラブ基盤をしっかりしていくことだろうと私は思っています。
 皆さん、よくご存じだと思いますが、「ロータリーは、入りて学び、出でて奉仕せよ」という「入りて」の部分が例会だとするならば、「出でて奉仕せよ」というのが奉仕プロジェクトだと理解しますと、私は基本的には二つだと思っています。
 それを会員数に応じて、さらに細かい小委員会をどのように作っていくか、これらの運営上の作業をどう手分けしていくか、というのが小委員会の作り方だと理解していきますと、CLPはそんなに難しいことではないと思います。CLPを行っている実感はこちらにないかも知れませんが、正しくこれがCLPだと思います。もう一つ、CLPのポイントで大事なのは、これを何年間に1回位見直してください。というのが3年位、あるいは5年位かな。そういった状況で見直してくださいというのがポイントです。
 「戦略計画を作っていますか」という質問も事前にいただくアンケートにあるのですが、回ったクラブの中では「戦略計画を作っている」という回答は残念ながらどこもありませんでした。なかなかこれは難しいのだなと思います。ご存じのとおり、ロータリーは単年度制で動いています。1年の任期の中で3年あるいは5年というスパンのクラブの方向性を検討するというのが、こういう単年度制の組織では難しいかも知れませんが。ただ、CLPに於いては「見直しをかけて効果的な・効率的なクラブ運営を図ってください」ということになっています。ということは、現会長・次年度会長・直前会長の引き継ぎ事項でどのようにコミュニケーションを図っていくかだと思います。そういうシステムを作るのは大変かも知れませんけども、何年かに1度見直すのが必要かも知れません。
 さて、会員基盤で一番大事な会員増強でありますが、当クラブは94名です。今年度、2500地区7月1日の期首、スタートで2,200名と読んでいたのですが、残念ながら届かず、2,198名というのがスタートの数字であります。その後、新年度に入り各クラブが会員増強に頑張っていまして、当クラブも数字でいうと新年度に入って4名でした。一番多い所で6名という所もありました。あるいは、5名という所もありましたね。ここまで来ると、問題は退会防止ですね。2500地区の数字でいいますと、スタートが2,198名でしたが、実は前年の数字よりも6月の1ヶ月で80名の退会者が出ていました。よく「魔の6月」といいますが、やはり区切りのところでグッと減ってしまう。最後に80名の退会というのが多い方だったのです。私はこの半分かなと踏んでいたのですが、残念ながらこのような退会がありました。となると、退会防止をいかに努力していくかということですが、退会防止はやはりロータリーを楽しくするしかないのでしょうね。「会員増強、もちろん大事。もうひとつは楽しさ増強、ぜひ大事」というのを。「退会防止、どうしましょう」と言った時に、「これは楽しさ増強ですね」と言ったクラブの会員増強の担当者がいました。楽しさ増強ということは、例会の中身、これをいかに充実していくか。出席率の向上を図るような工夫をどうしていくか。勿論、それには親睦が非常に大事な要素であり、ロータリーにとっては、親睦こそが仲間の絆と思う次第です。会員増強、これは継続しないといけない努力だと思います。
 先ほど申しましたアンケートによると、「6月30日年度末までには100名に達したい」という会長の願いが書いてありましたが、かつては100名越えていたこともありましたね。こちらのピークで110名いたのでしたか。このご時世、なかなか厳しい情勢でありますが目標を持ってやっていただけたらと思います。「2年後には、80周年。その時には100名でありたい」という希望を田中会長からお聞きした次第です。
 当クラブの課題は何かなと考えた時に、全てにきちっとしているので、私が講評する分はないかと思いましたが、たぶん努力すべきこというのは、これだけの人数がいると、出てこない会員っていらっしゃるのですね。この出ていない会員は会員で、きちっと会費を納めているありがたい会員ですが、そういう方達は、逆に言うと、なかなかきっかけが掴めないということがあるかも知れません。ぜひ、周りから色々声をかけていただいて、出席を促していただいてと思います。それから、出席率向上という意味では、メークアップを大いに推進いただきたいと思います。
 利尻島のロータリークラブの会長さんの方針が「メークアップをしよう」、これが会長スローガンだったのです。利尻島でメークアップしようと思っても、あそこは2つしかクラブありませんから、もう一つのクラブに行くのかなと思ったら、そういう意味ではないのです。会長さんが「メークアップしよう」と言っている意味は、稚内、或いは自分が札幌に出張した時など、仕事の関係で遠方に行った時でも、「日本全国には2,300のロータリークラブがあるのですから、そういう所を積極的に見ておいでよ」という意味なのです。外からの情報をいろんな所から貰うことによって、自分のクラブの運営にも反映したいという会長の願いなのです。仕事の関係で利尻島から出て外へ行く機会があったら、ぜひメークアップをしてくださいという願いを込めてスローガンに「メークアップをしよう」であります。
 先ほど言いましたように、私も22年ロータリーやっていますが、自分のクラブから出ると色々な刺激を受けます。これ国内はもちろんですが、海外のロータリークラブ、海外との事業もありますと色々な刺激を受けて、そうすることによって自分のロータリー観というのが変わってくるものもあります。積極的な参加の仕方ということも、メークアップのことも含めて非常にいいのではないかと思います。
 それから、ニコニコ献金を担当しているのは親睦活動委員会なのですね。当クラブは、目標が200万円という潤沢な資金がここにあるのですが、おそらく潤沢というよりは貴重な運営資金が入っているのかも知れません。これは皆さまのお気持ちですから、ぜひ有効に活用していただいて、出来れば奉仕プロジェクトに生かすという使い方が適切なのだろうと思います。よく言われるのですが、「一般会計の中に入ってしまうと、どういった使われ方が行われているか分からない」とよく指摘されます。私も今まで、過去のガバナーからそういう指摘をよく受けるというのがありますが、非常に明快なニコニコ献金の使い方の手法として、なるほどと思ったのが特別会計を作ることです。特別会計を作って、そこにニコニコ献金を入れて、そこである程度貯まった一定額を翌年度一般会計の奉仕プロジェクト活動費として入れるやり方をしている所がありました。なかなか明快な会計区分、あるいは勘定科目の使い方として非常に興味を持ったのですが、ご参考になればと思うのです。目標額を決めて、その目標額に達しないと年度末に皆さま方にお願いする機会が増えてしまうことがありますが、そういう特別会計で一度バッファを作っておくと、貯まったお金をここに移動する形で行うと、一定額の予算付けが出来ると思います。それを、奉仕プロジェクトの勘定科目の中にきちっと入れるという前提があれば、皆さん納得できるかなと思います。ニコニコ献金というのは、何か良いことがあったから会員が気持ちよく出すのだろうと考えますと、ロータリーメンバーに何か良いことがあるようなクラブ活動をすれば良いのかなと思います。特に良くあるのが、親睦活動の中で色々なことをやった時に景品を出すようなこととかあれば、「次に、ニコニコ献金頼むね」というような楽しさに結びつくようなニコニコ献金というのがその趣旨だろうと思います。そのためにも楽しいロータリークラブということになればよろしいかと思います。
 それから、広報の関係。いま国際ロータリーは、広報に非常に力を入れています。国際ロータリーの戦略計画、この中で、三本の柱の中の一つに、「ロータリーの公共イメージを高めよう」となっています。ロータリーのブランディングということが盛んに言われています。ご存じのようにロータリーのホームページが去年の8月に変わったことが皆さんお気付きかと思いますが、一般の方に対してPRする内容が非常に充実したと言われています。もちろん、今まで通りに、我々ロータリーアンが色々な情報を知りたい、資料をダウンロードしたいと活用も出来る訳ですが、一般の市民、或いはロータリーを知らない方達に対して、ロータリーが何をやっているかを盛んにアピールする内容になっています。
 当クラブに於きましてもホームページを既にお持ちですし、もう14年、おそらくホームページを持つクラブとしては先駆けだったのだろうと思います。しかも、使い方が今は積極的なので、逆に驚いた部分でもあります。そのひとつが、クラブ会報は、今ほとんどホームページにアップすることで済ましていることですよね。そこで問題になるのが、なかなか利用できない会員も当然いらっしゃる。それに対しては、「FAXでフォローしていますよ」と先ほど、会長・幹事会でも聞いておりますが、いずれそれもなくなる時代があるかも知れませんが、これだけジェネレーションが広い会員が多いクラブに於いては、メディアをどうしても複数でマルチで行わないといけないという実態があるかも知れません。いずれは、インターネットテクノロジーで全てが賄える時代になってしまうのだろうと思います。その意味で、このクラブはかなり先を進んでいる実感があります。
 それから、プログラムに関しては、良いですね。武修館は今年、甲子園に代表で行かれましたので大いに盛り上がったことだと思います。その監督さんを呼んで、例会の卓話、おそらく感動的な話が聞けるのではないかなと思っています。私も過去に十勝から出たとき、去年の大谷もそうでしたね。その前に白樺が行ったことがあります。その時の監督のお話しを聞きますと、子供達をどう指導したか、子供達がどう力を付けたかという、非常に感動的な話を何度か聞いたことがあります。今度の武修館の監督のお話しも楽しい話が聞けるのだろうなと思います。
 あとは、情報集会ですね。これは先ほど会長・幹事会では「炉辺会合と言っています」と話していましたが、正式には情報集会と言っているのですかね、活動としては。年に2回行うとのことです。この情報集会は、会員数の多いクラブほど非常に有意義な会合だと私は思うのです。いわゆるインフォーマルミーティングと言われますが、例会が大事なのは勿論分かりますが、例会では特に世代が離れているとコミュニケーションがなかなか出来る機会が少ないのです。情報集会になるとロータリーのベテラン会員でも、ロータリーの新会員の方でも、こういう機会に以外と親しくなれるきっかけ、或いは先輩から教えられ、後輩が質問し、ロータリーに対する共通認識・楽しさを味わっているという意味では情報集会は良いことと思います。ぜひ、積極的にこれを運用していただければと思います。それの発表が今度の例会の中でとなれば、このクラブだったらグループ分けをして8つとか10の小グループで情報集会が開かれるのかなと思います。その報告をまた全体の例会の中で行うということが、ロータリーを知る上では素晴らしい機会になると思っています。これらがクラブ奉仕に係わるクラブ運営の部分だと思います。
 もう一つの柱が、奉仕プロジェクトになるのですが、社会奉仕・職業奉仕・国際奉仕・青少年奉仕となって行きます。この中で、青少年奉仕が当クラブで一番充実していますね。アイスホッケーが23回目。さすが、ご当地はアイスホッケーに強い釧路ですから。苫小牧と対張っている強いところですから、こういう所から強い選手が出てくるのだろうなと思います。それには、こういう青少年奉仕の中でロータリーが支えているというのが大事だなと思いました。それから硬式野球大会です。これは7分区の事業になったとお聞きしていますが、元々は5年前に釧路ロータリークラブの発案でスタートしているということです。これのひとつの成果として、今回の甲子園出場もあったのだろうなと思いますと、非常に有意義な事業であります。それから、ライラセミナーは先週の月曜日で終わったのです。連休に帯広で開催したもので、2名のご参加いただいたということです。ライラセミナー、これは多分例会にお呼びして色々な感想を聞くことだと思います。私も今回のライラセミナー、地元で開講式、閉講式に出席しましたが、閉講式は非常に感動が多いですね。8名ないし10名のチームのメンバーが初対面で集まった中で、それがたった2泊3日のプログラムの中で最後のチームワークって凄いですね。あんなに簡単に仲間・友情が作れる若さというのが非常に素晴らしいといつも感動するところです。それからローターアクト、インターアクト。ローターアクトはこちらでは提唱持っていますか。ローターアクトは釧路北が持っているのですね。資金では支援しているのですか。提唱クラブは釧路北クラブ。インターアクトはこちらが持っているのですよね。武修館ですね。昔の資料には緑ヶ岡学園と書いてあったな。名前が変わって今の武修館ですね、分りました。インターアクトに関しては、地区に白畑さんを出してもらってありがとうございます。釧路大会、来年5月末です、よろしくお願いします。
 あと、国際奉仕の関係ですね。今年はタイの3330地区で事業をやられる、バンジョースクールでやられるのですね。地区補助金は確か申請されておりますので、通知は行ったかと思いますが資金はまだ振り込まれていない状況かも知れません。近々、送られると思いますので、どうぞご期待ください。国際奉仕は、こちらは何回もやられていますよね。なんと言っても地区ロータリー財団委員長は小船井さんです。その知識と経験には全然不自由しない人材がこちらにいらっしゃいますから、ぜひ積極的な活動をお願いします。
 財団は、とかく寄付お願いするということが表面に出ますが、先ほど財団の委員長も言っていましたが、やはり寄付をお願いするというのは、理解していただいた上で、気持ちよく寄付していただくことだと思います。そういう意味では、ロータリー財団のシェアシステム、いわゆるDDFというもので、3年後に我々の寄付が戻ってくるという意義を十分に学習していただいて、理解していただいた上で寄付をということになると思います。そういう意味でプログラムを使うということが一番理解に近道だなと思います。このプログラムを利用するということと、それから寄付をお願いするというのは、ひとつの財団の両輪ですので、そういうことを理解していただいた上で寄付をぜひ積極的にお願いしたいと思います。
 米山の関係で少しお聞きしたかったのが、今年度は世話クラブではないですね。ということは、今カウンセラーをやっている方はいませんね。米山チャリティーコンペは募金活動のひとつかなと理解したのですが、ナユタの会というゴルフ同好会という親睦の会を持っているのですね。それを米山の方に回そうということですね。
 米山もそうですし、ポリオの基金もそうです。そういうのを集める時にいろんな個性的なやり方をしているクラブがあったのですが、こういうクラブがありました。ジョッキ献金。ビールジョッキを例会の時に回すのです。ワンコインでチャリーンと一個入れることによって、音を楽しみながら。これは何かと言ったら、その時々、地区からいろんな頼まれるものがあるので、「今年はポリオですね」と言われたのですが、出していただく時にジョッキ献金という工夫をしている所がありました。米山の場合は、普通寄付という会員いくらという定額がありますが、財団の場合はないのですよね。地区から「ひとり2,000円お願いします」というようにガバナー方針でお願いをしていますが、集めるのに各クラブの工夫がそこにあるのだなと思いました。親睦で楽しい思いをした時に「お願いしますね」と言ったら気持ちよく出しやすいと思います。ナユタの会というのはそういうことですか、分かりました。
 嵯峨記念の独自の歴史のあるということですから素晴らしい事業です。継続するご苦労もあるかと思いますが、先輩が築いてきたものをどのように継承していくか、これも大事なことでありますから。やはり釧路ロータリークラブのひとつの大事な事業だと理解させていただきました。
 大体、私の印象としては、以上ありますが、本当に素晴らしい運営をされているということ実感するだけであります。さすが歴史と伝統のあるクラブ、ということで私の講評とさせていただきます。ありがとうございます。


会長謝辞
田中 正己 会長

 本日は大変お忙しい中、奧ガバナーに当クラブ協議会においでいただきましたこと、誠にありがとうございました。ただいま、ガバナーのご講評いただきましたことを、今年度のクラブ活動に十分に理解して行きたいと思っています。ガバナーにおかれましてはお体に十分気をつけながら、ご活躍されることをご祈念申し上げ、お礼の言葉といたします。本日はありがとうございます。