３名の入会対象者をお招きする予定でしたが、急遽キャンセル等が発生して残念ながらお招きが叶いませんでした。本日は若干趣旨を変更しての例会開催をお許し願います。８月は当クラブ事業２つを無事終了致しました。ひとつは8月6日、釧路RCと釧路日台親善協会と共催した「日台親善文化交流コンサート」です。皆さんご記憶かと思いますが、昨年80周年記念事業として台湾新竹市の三民小学校民族楽団の皆様をお招きして交流コンサートを開催しました。その際、楽団の指揮・指導・引率をされたファンさんが所属される印心合唱団、釧路から湖陵高校合唱部、釧路こどもミュージカルキッズロケットが出演致しました。印心合唱団は台湾新竹市の高校の同級生の男性を中心に結成され、現在は女性メンバーも増えて、国際的に活動する合唱団です。 コンサート終了後出演者全員で輪になって歌い、最後は人間トンネルで皆さんを送り出す等、大変素晴らしい交流の場になったと思います。反省点はこの素晴らしい事業を日台親善協会さんがほぼ全てをご準備され、当クラブとして積極的に関与できなかったこと、また発信できなかったことが挙げられます。事業構築の在り方を修正して残り10カ月活動していきたいと思います。もうひとつは、第8回全道中学親善硬式野球大会を8月19日・20日の２日間晴天に恵まれて開催できたことです。ここ数年雨に悩まされ、昨年は初日雨、二日目は大雨で中止と残念な結果になっていたので無事終了できたことに安堵しています。 今年は市民球場の改修工事に伴う会場確保等、青少年奉仕委員会　村上委員長が５月から尽力された結果が2日間の晴天に繋がったと思い、委員長をはじめとする委員会の皆さんとご参加いただいた当クラブ会員の皆さん、第7分区ロータリアンの皆さんに感謝申し上げます。こちらは９月第２週に報告例会がございますので、その時にまたお話させて頂きます。

　本日は会員増強の例会ということですが、私自身会員増強に貢献できていないのが現状です。会員増強を学ぶべくウェブサイト「マイロータリー」で調べたところ、冒頭に今年度イアン・ライズリーＲＩ会長の「世界のロータリアンに対してのお願いと訴え」を読みました。本文を引用して挨拶を締めさせて頂きます。イアン・ライズリー会長は次のように述べております。「ロータリーは非常に多様性に満ちた組織です。世界のロータリアンの数だけストーリーがあります」それに関連付けた内容として「いつの時代もロータリーは変化し、これからも変わり続けます。それと同時に我々会員も変わり続けていきます。私たちのストーリーも変わり、仲間を増やす、会員を維持するためのアプローチも進化しなければなりません」とのこと。昨年ロータリーで最も重要な変化は、クラブの例会運営、その方法、そして頻度に関して規定を変更しました。世界の各クラブが自分たちのクラブに合ったより良い方法で活動・運営ができるという柔軟性が与えられたのです。新会員についてＲＩは若い世代の積極的な拡大と、定年退職者への門戸を広げる等の柔軟性が肝要だと訴えています。平均年齢の上昇などロータリーの将来に対するＲＩの危機感が感じられる文章でした。現在世界のロータリーアンは120万人強です。その中40歳未満のロータリーアンは７％だそうです。そして女性会員の入会が認められて30数年、女性会員は18％。合わせて25％の30万人程だそうです。ＲＩは「様々な柔軟性を持たすことで会員を増強する幅を広げた」と言いたいと感じます。我々のクラブは平均年齢が57〜58歳です。50代と60代が主になっています。70代の大先輩たちがいて、40代がいて、30代が２〜３名いらっしゃいます。当クラブは程よくバランスのとれたクラブだと感じますが、世界的、地区内、第7分区を見ると会員増強のためのハードルは決して低くないことは皆さんお分かりだと思います。「クラブは地域社会の実績をより良く反映しなければならない。世界のロータリーアンの女性は全般の５分の１にしかならない。こういった現状を変えていく努力をしてください」。世界の人口の半分は女性です。女性会員に対する考えも議論しなくてはなりません。最後に「会員増強の取り組みにおいて、数ばかりに目を向けることで会員の質を低下させていけない」と苦言を呈しています。「ロータリーに変化をもたらすために活動する善良なロータリーアンを今求めている」と結んでいます。私は今年度会長方針の中で、様々なことを提案させていただき、それを皆さんと共に議論をする１年にしたいとお願いしました。今日がその場になればありがたく思います。皆さんの忌憚なく活発な意見をいただき、会員増強に対する方向性を精査して今年度は勿論、次年度以降へつなげていきたいと思います。本日よろしくお願い致します。

本日は新入会員対象者をお招きしてということで進めていましたが、調整がつかず内容を変更させていただきます。

　本日はそれぞれテーブルでの卓話形式で行うこととなりました。意見交換していただいて、今後の会員増強の参考要素とさせていただきたいと思います。このように１〜５までテーマを挙げさせていただきました。３、４、５は率直なところを。メンバーでない方に「うちのクラブはこうだよ。入ったらいいよ」ということがあるとすれば、３、４、５、あたりに意見をどんどん出していただけたらいいと思います。１番の「会員勧誘・入会審査・入会までの流れ」というのがわかりづらいと思います。現状はこういう人物がいるけれどもということで、入会する前にご当人に言います。「ロータリーに入らないか」と言って「いいよ」と言われてから、皆さまにお知らせしますので、会則上異議を申し立ててもいい訳です。するとメンバーから「私は反対です」と出てしまうとご本人は入るつもりでいても入れなくなる状況が起こってしまいます。果たしてそれでいいのかを話し合っていただきたくテーマを設けました。似たような会では、ご本人に言う前にメンバー同士で「こういう人物がいるけども推薦していいだろうか」とお互いに話し合い、そこで反対がなければ初めて当人に「入会していただけませんか」というやり方をしている会もあります。そうすると一番支障なく進みます。そこも踏まえながらお話いただくということです。
それから女性会員については、釧路RCは女性のいない全道でもいない数少ないクラブです。うちのクラブに女性は入れませんという細則も何もありません。「入りますよ」と言われたら、そこでどうするか慌てふためくのは時の理事会だと思います。それに対して皆さまの意見を言っていただいて、女性会員問題を今後どうするかを会長は所望しています。
　会長が随分熱心に話されていたのでふと思ったのですが、この委員会は会員増強・職業分類・会員選考委員会と、三菱東京ＵＦＪみたいな感じになっています。会員増強はそうですが、職業分類は分類をつけなきゃいけない、あるいは会員を選考しなきゃいけないと、とても責任の大きい委員会になっています。私が思うに今年度に関して我が委員会は三役の出先機関と判断しているものですから、三役が判断することを実現するような委員会活動にしようと思っていますので、それを踏まえてご討論いただきたいと思います。司会進行役は、各テーブルで一番入会年数長い方になっていただくか、あるいはその方に進行役を指名する権利をお渡しします。進行に決まった方は筆記者・記録者を決めていただいて、１時間半、飲みながら雑談で構いませんので、耳に残ったことを書いていただきご提出していただければと思います。どうぞ気楽に、かといって遊びではありませんので、飲みながらも真面目にクラブを考えながら進めていただければと思います。以上、よろしくお願いいたします。

テーブル毎にテーマに沿ってご議論下さい。記録の方は、用紙が足りなければ、裏面その他の用紙を増やしていただいて結構です。後ほど、テーブル発表の時間を設けるかもしれません。その旨を踏まえて真剣にかつ楽しくご討論いただければと思います。

本来であればゲストの方がいて釧路ロータリーとはなんぞやと少し喋ってから乾杯しようと思いましたが、忌憚のない意見を飲みながらワイワイガヤガヤとやっていただきたいと思います。それでは、乾杯したいと思います。釧路ロータリー、益々の発展と会員増強のために「乾杯」

皆さん大変ご苦労様でした。こういう会で締めの挨拶をするのは、めったにないのではないかと思っていまして拍子抜けしました。予定では新入会員が来て歓迎をするという話でしたので構えて来たらこうなってしまいました。今日はその代わり、情報集会の予行演習という感じで、各テーブルでは皆さん色んなお話をされて、それなりに意義のある会ではないかと思っております。委員会としては、本来の目的を果たすために新入会員をたくさん勧誘したいと思っています。今日お越しの皆さんは、１人で１人をという感じで紹介していただければ催した甲斐があります。それをお願いして恒例の一発締めで締めたいと思います。

（手に手をつないで）

閉会