2005〜2006年度 第15回(通算2903回) 例会報告
2005. 10. 20
会長 石田 博司   幹事 武石 光樹   広報・会報委員長  五明正吉
会長の時間

会長 石 田 博 司


少ない例会となっておりますけれども、先日、つい数日前ですけれども、私の同い年の友人の死亡広告を目にしました。55歳、少し若い死だったのですけれども、糖尿を長く患っているという事を聞いておりましたので。その死亡広告に自宅療養中というのがありました。どうしても確認をするのですけれども、大体ほとんどはどこどこに入院中などとなるのですけれども彼の場合は自宅療養中となっていまして、彼は臨終を自宅で迎えたのだと思ったのでありますけれども、漫画家のなんとかさん、たそがれ流星群とかあるいは人間交差点とか課長島耕作なんかを描いている彼が、彼も団塊の世代なのですけれども、彼がこの様な事を言っておりました。団塊の世代の人達には自宅で臨終を迎える事を勧めたい。彼は宅死、自宅で死ぬ宅死という言葉を使っているのですけれども、なぜかといいますと、今の小学生は人間が死んでもリセットボタンを押せばまた生き返ると本気で思っているのが随分いると、だから人が死ぬという事はこの様な事なのだという事を教えてあげる為に、私はそれを皆さんに是非勧めたいのだという様に彼は言っていましたけれども、それを聞いて私が思うのはそれならついでに自宅で生まれる事も是非我が日本国民に推奨したい。そうすると生まれる事、それから亡くなる事が生々しく身近に感じられたという体験の持ち主は、当然その途中の人生の生き方も変わってくるのではないかと思うのです。これは言うなれば高々50年か60年前の日本はそうだった訳ですから、あの様なおおかたの家庭でそうなったとすれば、これは革命的な大変化が日本に怒るのではないかと私は思います。話は戻るのですけれども、その友人のお通夜の席で奥様、忘れ形見の子供さん達はもう充分に別れの時間があった、そして覚悟も付いていたのでしょう。随分さばさばとした、じめじめとしていないお通夜だったことがほっとさせました。翻ってこれは石田家なのですけれども、実は我が家にも常に死というものを意識させるものがおりまして、これはうちの親なのですけれども、うちの両親は元気なのです。この元気なところに問題がありまして、おふくろは78歳です。オヤジは84歳なのですが、このオヤジが80歳になる頃から会社で会議、あるいは家族の会議等をしていまして、中長期、あるいは短期の展望の話になると必ずある時からいうのがその頃には俺は死んでいるから、もうその頃はどうなっているか分からないからと言い始めた訳です。そう言われましても何と答えて良いか分からないから最初のうちは黙っていたのですけれども、4、5年前からしょっちゅう言う。しょっちゅうもうその先は死んでいるから棺桶というくせにさっぱり死ぬ気配が無い。それどころか益々元気になっていくものですから先日またその話になった時に私は「死ぬ、死ぬと言っているやつに限って長生きするから」と言ったのですけれども、私はもちろん皮肉のつもりで言ったのですが、オヤジは何をどう勘違いしたのかそういうとニコッと笑うのです。ニコッと笑ってなかなか食えないオヤジなのですけれども、本心はまだまだ死ぬ気はないのだと思った訳であります。その様な事をしているうちに私共夫婦の方が最近物忘れし始めてメガネはどこに行った、家の鍵が無い、財布は無い、携帯どこに行ったという様な状況になっておりますし、あるいは足が痛い、腰が痛い、階段を上るのが辛いという様な老人特有の状況を我が夫婦の方が呈してきている訳で、下手をすると親より先に死んでしまうのではないか、死ななくても親より先に呆けるのではないかという様な心配をしております。いくら親子の間とはいえ、この年になって親におむつを替えてもらいたくはありませんし、もし親より先に死んでしまったらザマミロどうだと言われてしまいそうな気もするものですから、くやしいので親より先に死にたくはない。その様な訳で我が夫婦、最近の日頃のモットーは親より先に呆けてはいけない、親より先に死んではいけない、お互いに励まし合いながら日々の生活を送っているこの頃です。今日は人間の誕生と死、そして人生と老いについて、大変高尚なお話しをさせて頂きました。ありがとうございました。


会長の時間
1..釧路南RC 10/21(金)  地区大会参加のため 

2. ガバナー月信  第5号  到着 
会長の時間
「職業奉仕月間及び米山理解月間にちなんで」

職業奉仕委員長  工藤彦夫

こんにちは。職業奉仕委員会委員長の工藤でございます。本来であれば毎年この時期、道庁、道教委の方から主事さんを呼んで現状の高校生の就職状況とかお願いなどを聞くところでございますけれども、時間の都合等々を考えましてつたない話ですが私の話とさせて頂きます。話の内容は先般10月7日に武修館高校で就職指導委員会の主催で講演会をした話と今後の就職情報の委員会の話を少しさせて頂きます。今年度、職業奉仕委員会は次世代の若者に対しての職業の指導を重点にしようという事で、というのは現状を皆さんご存じの様にフリーターの増加とかニート、ニートというのはNEETNot in Employment, Education or Training 就職もしない、勉強もしない、トレーニングもしないという人達が、この前、2、3日前でしたか、深夜3時頃にその特集をしていました。大体100万人くらいいるそうなのです。何故この様な時間にするかと言うとニートはその時間に起きているからだそうです。僕はニートではないけれど起きていました。その様な中で今年は少しでもその様な人間が増えない様にしようという事で、先程述べました通り10月7日武修館高校で1時30分から大体3時頃まで、講師が日本銀行支店長の野村支店長と損保ジャパンの東北海道支店長吉竹さんに講演頂きまして、野村さんの方は生きたお金の使い方という事で、今は学生だけれどもこれから就職した時には働いた時のお金の使い方や、その様なお金に関する話を中心に話して頂きました。吉竹さんの方はもちろん保険を通じてのお話しなのですけれども、大変生徒の聞く態度が凄く、ここは笑うところだと野村さんは言うのですけれども皆緊張していて笑えなく、野村さん、すべっていました。3回くらいすべっていましたけれども大変真面目な聞く態度で関心致しました。それでそのお礼方々もう一度学校へ行ってきたところ先生にお話しを聞いたのですけれども大変良くて来年もよろしくお願いしますと言われました。ちなみに北陽高校に知っている先生がいて、北陽さんはしているの?という話をしたら、その様なプロの人が来てしているのですけれども、ロータリーさんで来てくれれば助かるという話も頂いております。まずは大成功という事でございます。もう一つ今後の職業情報委員会ですけれども、職業情報の中にお互いの職場を知り合おう、仕事を知り合おうという事ですがなかなかその様な事が出来ないので、今、広報会報委員会と組んで、ホームページの名前など出ている横にホームページのある会社のホームページをリンクして、時間があるならばお互いの職業を知り合うというかその様なものを見るのはどうだろうかという事を考えております。もう3、4分くらいあるのでこの前は吉竹さんに話して頂いたので、若干、その感想を含めて話して頂きたいと思います。



就職指導委員会 吉竹 俊道委員長


吉竹でございます。それではご報告ご報告させて頂きます。先程委員長の方からお話しがございました様に、武修館高校の方で講演という程大したものではないのですがお話しをさせて頂きました。前日には大道住職のところで座禅を組んで身を清めて、お二人とも野村さんもご一緒でしたのでその様な真摯な態度で向かいました。ところが野村さんと道中とか校長室でお話ししていたのですが、おそらく自分が高校の頃を考えるとおっさんの話なんか聞きはせんわと、何を話してもおそらくざわついているだけで大した反応は無いのだろうという事で気軽に話をしましょうと2人で入ったのですが、先生方のご指導や生徒さんの態度が非常に良くてシーンとしていまして、2人で顔を見合わせてどうも雰囲気が違うと。で、野村さんも滑っていましたけれども、私が言っても滑ってしまうのです。わりと柔らかい話をしたいと思っていたのですけれどもその様な訳にもいかず、実際のところは私も高校生の息子がいるのですけれども、息子に就職とはとか、社会人とはという様な大上段に振りかぶった様な話は普段しないものですから、逆に息子に出来ない分を生徒さん達にさせて頂いたという事で、自分自身にとっても非常に大きな意味合いがあったという様に思っております。また色々な機会で、私がいつまでもこの様な事をしている訳では無いのですけれどもロータリーとして色々なところでその様な活動が出来ればという様に思っております。以上でございます。ありがとうございました。



米山記念奨学会委員会  本間栄一副委員長

 今写真を撮って頂いたのでじっとしておりましたのですけれども、先週になりますか土曜日なのですけれども、釧路カントリークラブの方で米山のゴルフ大会を会員方々の多数参加の下、盛大に開催させて頂きました。賞金等色々考えましたけれども、今年は会費の中からの賞金という事で、後は寄付を頂くという事にさせて頂いております。大々的にと申しましたが参加者数は15名という事です。その中で優勝はもう名前を聞きたくないかと思いますけれども五明さんが優勝しております。準優勝がまたなじみの深い青田さんという事で3位は砂田さん、4位田中さん、5位は花輪さん、6位白幡さん、大道さんという様に最後の方は名前を申し上げられませんが私共の委員長、中井さんが13位という事で一生懸命プレーをさせて頂きました。その結果これは特別寄付金、皆さんのお手元に小さな冊子がおいてあるかと思いますが、これの5ページに書いておりますが、この中で特別寄付金の方に今年は5万2千円、寄付をさせて頂きたいと思います。このゴルフ大会も今年で6年、6回目という事になって小川さんが会長、そして私が委員長の時に初めて開催させて頂きまして6回目となります。それで従来は普通寄付金のところが30万円という事で30万円になりますと初めて表彰されるという事になっておりましたが、去年の7月から10万円を寄付して頂ければ表彰されるという事に変わっております。ですから特別寄付金ではなしに普通寄付金のところで10万円寄付を頂ければ表彰されると。従来は30万円だったので大分上限が下がってきております。と言う事で私からの米山の奨学の報告という事はかなり時間が余っていますけれども、本来ならば当委員長の中井さんが米山とゴルフという事について30分程の答案をする予定でしたのですが今日は帯広の方に、

やはり地区大会のゴルフで行っております。もちろん五明さん、青田さんも行っております。なぜか仲間の高山さんはここにおりますけれども、その様な事で寄付をさせて頂くという事でこの辺で終わりにさせて頂きたいと思います。

会長の時間
10月27日  地 区 大 会 報 告
会長の時間 会長の時間
本日合計 本年度累計
23,000円 513,000円
日時 会員数 出席率