只今大道様から身に余るご紹介を頂きました。阿寒悠久の里鶴雅の大西でございます。今日は本当に歴史有る釧路ロータリークラブの例会にお招きを頂きまして大変光栄に存じております。ご挨拶させて頂く皆様は父の代からお世話になっている方とか、今私共とても色々な部分でお力頂いている方が沢山おられて、その前でお話させて頂くというのは本当に寿命が縮まる思いが致しますが、30分程お付き合いを頂きたいと思います。又、大道様から都市観光釧路に望む事という題名を頂きまして、旅館の話でもして下さいというなら気楽に出来るのですが、釧路市と阿寒湖一体にして頂いて本当に日が浅い中で、何も釧路の事が分からない者がピント外れな事を申し上げるかもしれません。その点に付いてもお許しを頂きたいと思います。それでは早速始めさせて頂きます。そこのスクリーンに作って参りました観光都市釧路に望む事という事でまとめますと、私はこの釧路の郷土力を生かして行く事だと思っています。色々な潜在的な力を持っているのですが、今迄非常に一次産業、二次産業が強い街でございましたので、観光という事は余り意識に無かったのではないかと思っています。その様な中で昨今観光がクローズアップされる中、もう一度釧路が持っている郷土の力というものに目を向ける時期が来たのではと思います。その下の絵は今自分でも進めております鶴雅のチセというプロジェクトのテーマで、うちのデザイナーに描いてもらった物ですが、この様な雰囲気を持った宿を作って見たいと思っています。昨年に合併をさせて頂いてから、阿寒湖温泉の様な小さな所が大きな釧路の中に組み込まれてプラスとマイナスどちらなのだろうかと思っていましたが、実際に私は本当に力を頂いていると思っています。特に伊東市長様始め市の皆様に阿寒の観光振興に付いて大きな力を頂いておりまして、例えば台湾の方がジュネーブ条約に加盟していないという事で運転が出来ないのですが、運転が出来る様にという事で先頭になって働き掛けて頂いた事が今年中に実るのではないかという状況に来ております。これも釧路の行政並びに経済界の皆様が本当に陳情頂いたと聞いていますし、海外からのチャーター便の数も毎年倍増という数で今年はちょっと伸び悩んでいますが増やして頂きました。つい先日は日中間の観光3大臣会議サミットをこの釧路市阿寒湖温泉で開いて頂けると、これも市長様がこの情報が入った時に一番先に北海道運輸局にご連絡頂いて手を挙げて頂いたという事が大きな決めてになったと聞いています。この観光サミットに付きましては、当初会議は大きな会場の有る釧路でされて私共宿泊部門だけお引き受けすれば良いのだろうと思っていましたが、阿寒湖で会議も行うと言われ、今地元の実行委員会もてんやわんやしております。大変ご要望が多くて会議の場所と宿泊のホテルは一緒でないのが望ましいとか、各国は分けるのですが次の宿泊地の旭川とのホテルバランスを考えて決めなければいけないとか、勿論一人一部屋なので、例えば中国ですとメインスタッフのお客様だけで150名位お見えになるのですが、そうすると200ルームしか無いのに150ルームを全部押さえるというのは観光シーズンに入っているので大変苦労しながら調整しておりますが、これに付きましても大変名誉な事ですし、恐らく北海道にこの会議がずっと続くとしても回って来るのは100年後であろうと言われていますので、しっかり釧路市の名前を汚さ無い様に阿寒湖温泉で頑張ってもらいたいと思っております。スクリーンをご覧頂きたいのですが、昨年12月に私大きなショックを受けた事が2つございます。1つがこの表です。この折れ線の青い方が日本国の全部の観光宿泊客延べ数の推移のグラフなのですが平成6年から16年まで書いていますが平成3年から平成16年まで全国の観光客の数が35%減少しました。総売上に付きましては40%減少致しました。平成3年に10兆円有ったのが平成16年に6兆円になっております。このカーブは昨年より大きなカーブで落ちていまして本当に50%に近づいているのが現状です。これは何を意味するかというと、バブルが崩壊してから今迄の間に旅館ホテルの数は半分で丁度良いのですが、それがその様になっていない為に今非常な過当競争が全国的に起きているという事です。赤いグラフが北海道の数字です。この何年か少しずつ減少していると言いながら、まだまだ力を保っているというのがこれでご覧頂けると思いますが、平成3年から16年で10%強伸びています。これは沖縄に次いで大きな伸びで、最近沖縄と比較して沖縄は絶好調で毎年10%位ずつ伸びるので2、3%ずつ落ちる北海道は駄目ではないかという悲観的な話が道全体では出て来るのですが、全国の数字を見たら北海道はこの様に頑張っているのだというのがお分かり頂けるかと思います。昨年バリに行く機会がございました。バリのリゾートに行きまして我々作ってきた旅館とか地域とかというのは何だったのかとショックを受けました。行ったリゾートが良かったという事もあるのですが、本当に着いた時から前で手を合わせるホスピィタリティー溢れる従業員さんの対応を目の当たりにし、又スケールの大きさリゾートクオリティーの高さ、この様な所と北海道の観光は競って行かなければならないのかという時、全くやり方が違うぞと思いました。結論は1個、2個の施設や宿とかが努力をしてもどうなる物でもない。我々で言えば阿寒湖温泉をどの様に経営してどの様にクオリティーを上げて行って、この様なリゾートに伍して行くかという事を改めて痛感致しました。阿寒湖温泉は皆様良くご存じのタンチョウ、アイヌ文化という一級の観光資源に恵まれていましてこれに依存して来たという事がございます。このグラフは以前から使っておりますのでご覧頂いた方も多いかもしれませんが、宿泊のお客様は先程申し上げた様にほとんど減らず若干右肩上がりで来た訳です。ところがこの右側のグラフをご覧頂きたいのですが91年を境に一番上のグラフが観光船の入り込み人員で、観光船に乗られた方の数でまりもをご覧に成った方の数なのですが、一番多い91年が74万人乗っておられたのです。それが20万人を切るという所まで来ております。その下はスキー場のリフトの乗客の数です。これには出ておりませんが大体商店街の商店の売り上げ、アイヌコタンの踊りの入場者数も殆どこのグラフと同じ様な動きをしています。お客様の数は変わらず若干増えているのにどうしてこの様な大変化が起きたのだろうという事です。これの理由としては幾つか有るのですが、一番大きいのは旅行が成熟しまして団体旅行から個人旅行に変わりました。その様な中でリピーターがどんどん増えたのですが、2回目、3回目もしくは5回目というお客様に新しい魅力を我々が提案していけなかったという事。例えば船には前に来た時に乗った、まりもももう見たから今度は乗らなくても良い、アイヌコタンの踊りも前回見たからもう見なくても良い、お土産も前に買ったお土産と同じ様な物が置いて有るから買わなくても良い、この様な事がこれに現れているのでは無いかと思っています。ここから少し釧路の話をさせて頂きたいと思っているのですが、先程も大道様が仰いました様に、この荒廃地に阿寒国立公園、釧路湿原の国立公園、そして東太平洋のシーサイドラインという素晴らしい観光資源を持った釧路市です。ところが我々が一番望んでいるのはこの釧路市が本当の意味での都市観光の魅力を身に付けてくれると、一体になってこの荒廃の観光地も伸びて行く事が出来るという事です。世界的に見て有名な観光地は皆都市です。パリ、北海道で言えば函館、小樽、札幌も都市観光の中心ですが、その様な例に習い釧路が本当の意味での都市観光の地になるにはどの様にしたら良いか、いつも私共は考える様にしています。このレジメにも書かせて頂きましたが、やはり市民がその気になるのが一番重要ではないかと思うのです。湯布院という観光地ご存じかと思いますが、湯布院の本当に湯布院らしい所は一丁画の様な物なのです。そこからスタートして年間200万人もお泊まりになる湯布院が出来た訳ですが、私はこの釧路を考えた時に釧路全部を素晴らしい観光地にするという事は広い所ですので中々難しく、その中でポイントを選んで点を整備するのが一番重要だと思っています。例えばフイッシャマンズワーフMOOですが、MOO等はまだまだ魅力的な場所に作り上げる事が出来ると思っています。この釧路の今までの経済界は一次産業、二次産業を中心としてこられましたので、どうしても経済の資本投下がサービス業には少な過ぎると自分達は思っています。勝手な事を申し上げて恐縮なのですが、今釧路の大きな資本が経済界でまとまってそこに集中的に資本が投下されれば、小樽や函館に勝るとも劣らない観光地が出来ると私は思っています。その為に市長を始めとする行政と、それから本当にここにご出席の皆様は経済界のトップですので、経済界の方の思いやお考えが市民をその気にさせるのではと考えております。もう一つは目線です。手前味噌ですが自分でも田舎で旅館をする中で昔は何をしても、出来ない理由を考えていました。例えばオフシーズンが長いから出来ない。宿泊単価が本州の様に2万円ももらえないから出来ない。東京の様な大消費地が近くに無いから出来ない。ところが見方を変えるとそれは一つ一つが全部プラスにもなりうるのです。宿泊単価が低いのにこの位のサービスを維持出来ているので競争力が有るのだとか、近くに大きな消費地が有るという事は競争相手も沢山居る訳で東京周辺の宿のライフサイクルは非常に短いのです。何か良い設備投資をしてもすぐ競争相手が出てきますのでライフサイクルは短いのですが、北海道はもう少し長い目で設備投資等をして行く事が出来るとプラス面に置き換える事が出来ると思っています。その様な中で何か一つでも全国に名を知って頂ける様な物を作りたいという思いで宿作りをして参りました。釧路の観光資源に於いても必ず全国一と言うか、全国に釧路有りと言う評価を受ける物が有ると思っています。それを我々は自信を持ってこれから推し進めて行かなければならないのだろうと思います。その中でこのスクリーンを見て頂きたいのですが阿寒湖温泉再生プラン2010と言うのを作りました。これの発端は1999年秋なのですが有名な業界の先生達が集まりまして私共の街に提言をしてくれたのです。阿寒湖温泉の人達は何名のお客様が来れば満足するのですか、100万人ですか、120万人ですか、150万ですか、当時100万人のお泊まりが有ったのですが、数を求めれば求めるだけあなた達は大きな物を失って行きますよと言うお話を頂きました。80万人でやって行ける観光地になりなさいと言う提言です。それを目指して作ったのがこの阿寒湖温泉再生プラン2010です。実際我々数が減る事を望んだ訳では無いのですが、100万人いたお客様が今は85万人まで落ちています。只その質はかつての数だけ追求したものから、質への転換がお陰様で進んで来たと考えております。これをここに出しましたのは、私はこの2010の釧路版が観光と言う職名を取られた場合にどうしても必要なのではないかと思っています。皆様の資料のお手元に2010の改訂版というのを作りました。それのコピーをお手元にお届けしています。一定期間が過ぎた中で今迄の進めて来た事業を見直してこの表をご覧頂きますと、基本戦略の中でプロジェクト数が56ございました。その中で2004年度までに着手したのが40で有ります。71%着手する事が出来た。中には完成するプロジェクトも出来ました。これが住民アンケートなのですが、5割以上の方が街が変わった、美しくなった、楽しい街になったと評価してくれています。これの大きな力になったのが国の力です。今迄国の補助金の体型は広く浅く万遍なくという形で全国の観光地を支援してくれた訳ですが、今ははっきりと選択する。やる気の有る所に集中させるという事を仰います。実はこれだけの近年社会立権支援プログラムは私共の街、阿寒町に降りて参りました。この一番下の国土交通省の観光部が行います。観光ルネッサンス事業と言うのは全国で15カ所ですが、東北以北では阿寒湖温泉だけです。それだけ力を入れたモデルを作ろうと思って頂いています。今申し上げた2010と言うプランを作って、それを道、国の色々な窓口に私共持って参りまして是非支援をお願いしたいと進めたのですが、やはりきちんとした長期計画を持っている事により思いつき事業では無い、長期計画のここをしたいので今力を貸して欲しいという中では、どんどん色々なお誘いと言うか私共それに付いて行けるかどうかは次の段階だったのですがお誘いを頂ける様になりました。この様な釧路市民のみんなが目標に出来る様な観光推進のプログラムを早期に作成すべきで有ると考えています。この場合に重要なのは国レベルで行える事と市が実施する事と民間が中心に成って行う事。その民間も有る程度大きな資本が行えるところと、NPOの様な市民活動が行えるところをきちんと区分して早期、中期、長期と目標を作るべきと考えています。冒頭申し上げましたが沢山の素晴らしい点の候補が有ります。例えば釧路動物園を見ましても中身は多分旭山動物園より良いのではと思います。色々な規模にしても、只やはりソフトが旭山程には有名に成っていない。この辺も幾らでも変えていくチャンスが有ると思います。今は大きなハードを必要とする時代では無くソフトで幾らでも変えていける時代なのではと思っています。その様な点の拠点が釧路の駅舎を今建て直すというプランも有るかと思いますが、何れにしてもこの間のフォーラムでも申し上げたのですが、本当に映画に出る様な、釧路のシンボルになる様な美しい駅を作った時にどの様に釧路が変わるのか、ソフト的な発想をして行く必要が有るのではないかと考えています。それからそれを進める人材の育成なのですが、阿寒湖温泉の場合には行政も小さかったので中々内部に立案コーディネート機能を持ち合わせておりませんでしたが、釧路市は行政が大きいですからどうしても内部で発案コーディネートして行こうと動かれます。その時に重要なのがどの位世界的なスケールで見渡し、ノウハウを釧路市が持っているかという事です。今迄は恐らくその様な物を検討しなくても十分釧路の勢いで成長出来たと思いますが、今ここでもう一度原点に返り同じ北緯43度、同じ20万人、同じ港を持ち後ろに荒廃地の観光資源を持ち、その様な世界的に成功している先行事例が山程有るのではと思います。それを公募したカナダのこの地域の研修を私は1ヶ月行って来たい。そしてカナダの街の成功事例をきちんとレポートしてこれからの釧路市が進むべき道をきちんとリサーチし、1ヶ月位か2ヶ月位の研修を経て戻って来る。その様なプログラムを市が実施して市の行政が先進都市のノウハウを蓄積すべきではないかと、これは実は私の考えではなく私共が色々ご指導頂いている観光関係の先生が釧路市に対して仰っている事なのですが、是非この長期研修とモデル作成を進めるべきと考えています。それからレジメのCの3番に入りますが釧路市内、もしくは管内の観光資源をもう一度きちんとよく調べてみる。みんなで理解する事が重要なのではと思っています。その為に私の大好きな釧路100選等という企画も如何かと思っています。これは市民の方から釧路のここが私の自慢なのだという物をまず集める。もう一度皆でそこに光を当ててみる事が如何かなと思っています。これにより今迄気付かなかった釧路の魅力が再発見出来ると思います。観光の街のイメージ作りなのですが、小樽や函館は観光地としてあれだけ有名になり、釧路は出来ないのかと言うと私は単にイメージではないかと思っているのです。そのイメージを市民がその気になると言う事は大事なのですが、例えば釧路の観光大使。今迄釧路に居られた沢山の著名人が居られますが、その様な方に観光大使になって頂いたり、ファンクラブを結成すると言うことも大事だろうと思います。色々な生産工場が有りますが、例えば福司さんと言う素晴らしい地酒が有る。でもその工場のお酒を造る工程などをこの街を訪れた方が見てそれを味わいながらそこでお買い物をして帰れるという様な事には今はなっていないのではと思います。福司さんだけでは無く地ビールもそうでしょうし観光とか漁業の水揚げの現場とかその様な物も素晴らしい観光資源になると思うのですが、今迄その様な観光という観点は無かったと思うのですが、是非その様な目で見直して頂いて各々がそこに設備投資を加えて行くと釧路のイメージが変わると思いますし、それから職務がもう少し充実しますと都市観光は泊食分離ですので食事は外で取りたい。勿論炉端とか素敵な物も有りますが、もっと外からのお客様を呼び込めるまでのブランドにした食所が育つ必要が有ると思います。これにつきましては私もアスランテと言うプロジェクトを全道的に興しております。これは道東からスタートしました。今着手していまして、来年道北と道南が行いますオール北海道のレストランのミシュランガイドです。私共アスランテと呼んでおりまして、今回出ました北海道観光戦略という道経連等が中心になって作った戦略の中にもこのアスランテが位置付けられまして、地方の人口2,000人、3,000人の街にフランスでは3つ星レストランが有ります。全世界からそのレストランを求めて旅をする訳で、その様な物が例えば十勝の一部に有る、標茶に有る、その様な環境になれば北海道の観光もまだまだ変わって行くだろうと思っています。美しい街に住みたいのは住民みんなの思いだと思います。フラワーマスターとか、道が進めているフラワーマスターはある街に行ったら2,000人、3,000人のフラワーマスターを持っている。例えば江別等はその様な活動をしています。釧路の中も自分の家の前のお庭とかその様な所のフラワーコンテストが出来る位のフラワーマスター運動を展開してみてはどうかと思っています。今NPOがどんどん釧路でも活発になって来ていますが、21世紀は恐らくこの様なNPO等、市民活動が中心になるコミュニティーの時代なのだろうと思います。この様な物を経済界等がきちんと支援してどんどん芽を出す様な風土を作るべきだと思っています。それから男の香りと女の香りと書いたのですが、前にも申し上げた事が有るのですが、「ちょっと釧路の街は男っぽ過ぎますよね」と僕が話した事が有るですが、そこが釧路の街の良い所だと言われたのです。勿論そうだとは思いますが、あの炉端の男臭さとかが釧路の魅力なのでしょうが観光都市として認知を受けて行く為には、女の香りとか美しさとかも釧路自身が気に掛けて行く時代ではないかと思っています。時間がそろそろなのですが資料の中に地域芸能の掘り起こしというところで、函館の森の賑わいというチラシを入れさせて頂きました。もう一つは一覧表になっている演題がその中にございます。これはどの様なイベントかと言いますと、昨年札幌で開きました。19年振りに開きました。今年は函館で開催いたしますが、実は私JTB旅連と言う団体の全道の連合会長をしているのですが、ここが2,500万円位お金を出しています。各地域の郷土芸能隠れた物とか、まだ?されていない物を集めて来てそれをお客様に見て頂ける、お金を頂ける様な芸能にまでブラシアップをして一堂に集めてご覧頂く物です。今年の5月28日に函館で開きますが実はその時に来年と再来年の場所も今回決定して来ました。釧路に再来年誘致して参ります。大体2,000名から2,500名のを2回行いますので4,000名から5,000名の集客をしたい。この話は釧路市の市役所が、体育館が再来年の9月位に出来るという話を聞いていたので是非そのオープンの年に合わせて誘致をしたいという思いも有り、その様に今は決まっています。私が是非お願いを申し上げたいのは函館の一覧表を見て頂いてもこれだけの郷土芸能が一堂に揃うのです。釧路だけでは出来ないかも分かりませんが釧路周辺帯広まで含めた中で是非、この函館やもっと大きな運動をしているのは、これは全国的な運動ですので沖縄等でも開かれているのですが、沖縄の森の賑わい等を見ると本当に感動します。是非2年間の中で釧路の郷土芸能掘り起こしの力を貸して頂きたいと願っています。本当はまだまだ話をしたかったのですがこの後は阿寒の新しい郷土力という事で今回は北海道新聞様にも大変お世話になったスケートマラソンの話や、鶴雅の郷土力の表現という事で今工事をしています。鶴雅のチセプロジェクトと言うアイヌ文化を取り入れた宿を作ると言う事、これはお手元の資料でマロード便りと言う私共の機関の新聞が有るのですが、その中ページの中にどの様な物を目指しているか書かせて頂きましたので是非ご覧頂きたいと思います。この新聞はどうして今日持って来たかというと私共のホテルとしての新聞なのですが殆どは街の事を書いています。今は宿の宣伝をするのではなく、私共の街はこんなに素敵な所です。こんなに楽しい素晴らしい人達がいます。こんな芸術家がいます。という事が一番の観光資源なのです。その様な事を自分共としてはこの様な形で全国に発信しているのですが、それのトレンドの様な物を見て頂ければと持って参りました。本当に雑駁な話をしてしまいましたが、思いは釧路が都市観光として私共荒廃地のリーダーシップを取って頂きたいその様な中で自分達は観光専業者ですので自分達が出来る事は何なりとお申し付け頂いて遣って行きたいと思いますので、何なりとお申し付け下さい。今後共ご支援宜しくお願いします。今日はどうも有り難うございました。
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