会　長　石　田　博　司　君　

八千代市からおいで頂きました。そして我が釧路ロータリークラブの例会においで頂きましてありがとうございます。桜の開花が日本一遅い釧路でありまして、まだ桜が咲いていないのですけれども、今日辺り陽気が良いのでおそらく今日明日中には咲くのではないかと聞きましたら、これで２年連続日本一桜の開花が遅い記録となったそうでございます。釧路のメンバーも知っている人が少ないのではないかと思うのですが、八千代の方もご承知無かった様ですが、釧路市と八千代市とは少年スポーツ友好都市なのだそうです。お互いのスポーツ施設に交互に少年の野球、サッカー、それからミニバスケットの競技大会を交互に繰り返しているというお付き合いがあるのだそうです。では何故八千代市と釧路市でその様なお付き合いが生まれたかと申しますと、幣舞橋、釧路市の中心部に流れています釧路川に架かっている幣舞橋に四季の乙女像というのがあるのですが、その四季の乙女像のうち、夏をイメージしてある像の作者が忠良先生という方だそうで、これがまた八千代市を流れている新川という川にある村上橋に佐藤忠良先生の乙女像があるのだそうです。写真で見ます限りではほとんど同じポーズなのですけれども、ただ釧路市の場合は薄布をまとっているのですが、八千代の場合はオールヌードだという事で、これはおそらく釧路市の場合は先に出来たのでフルヌードにするには抵抗があったから薄布をまとわせたのか、釧路が寒いからなのか分かりませんけれども、見た目は同じなのですけれども薄布をまとっていますという、市役所の物からの説明を私は昨日聞きました。その様なご縁でスポーツ友好が昭和57年から続いているのだそうで、知らなかった事でございました。

　今日八千代の皆さんにおいで頂きましたけれども、お聞きしましたら八千代ロータリークラブとしましてもこの様な大勢でのメーキャップというのは初めてなのだそうです。私は毎年毎年この様にお出かけになるのかと思いましたら初めてだそうで、私の任期中にようこそ良い思い出を作って頂いたという様に大変光栄に思っております。先程メンバーの方が私の席においでになりまして、ロータリーゴングを見まして、これはいつの物だろうとおっしゃるので一言ご説明致しますと、我がクラブ今年創立70周年を迎えるのですが70年前からのもので、一体どの様ないきさつで誰がこれを用意したのか、もう伝説にすら残っていないという鐘でございます。その方がおっしゃるには八千代の場合には１年間が終わったらロータリーゴングに名前を刻んで、その時の会長に送るのだそうですけれども、そうしていますかと聞かれましたがもちろんその様な事は出来ないのですが、私の年度からそうして頂ければそれはそれで私はかまわないのですけれども。という訳で釧路70年の歴史の鐘を皆様にお聞き頂きました。これから皆様は知床に行って八千代クラブの例会をお持ちになるのだそうですけれども、どうぞ楽しい北海道旅行でありますように、幸いに天気も良さそうです。楽しい旅をお祈り申し上げます。バナーの交換をさせて頂きます。大変に恐れ入りますが、写真を撮る都合がございますのでこちらにおいで頂けますでしょうか。ありがとうございます。それから私共のクラブと致しまして釧路の地酒、福司というお酒がございますが、うちのメンバーでございます会長と社長お二人ともメンバーなのですけれども、その福司を皆様におみやげとしてお持ち頂きたいと思います。

　ありがとうございました。会長挨拶とさせて頂きます。

八千代ロータリークラブ

　会　長　川　城　一　郎　様

皆さんこんにちは。私達は千葉県の八千代ロータリークラブから参りました。私共のクラブは今年で創立40周年を迎えます。会員数が55名という非常にささやかな、小さなクラブでございます。今日は大勢で例会に出席させて頂きまして本当にありがとうございました。また特別に色々ご配慮頂きまして、おみやげまで頂戴致しまして本当にありがとうございます。私達は今年の行事の締めくくりという感じで親睦旅行を計画したのでございますが、北海道を選ばせて頂きました。個人的には北海道へ訪れる方は多いのでございますけれども、私個人の好みで水森かおりの釧路湿原が大変好きなものですから、まず湿原に改めて見学したいという事、そしてまた世界遺産に指定された知床を回ろうという様なこの２つの魅力にとりつかれまして、この旅行を計画した訳でございます。偶然今日この場所で私共のクラブよりも30年も前に設立された、しかも会員数100名を越えるという大変素晴らしいクラブで例会に出席させて頂きまして本当にありがとうございました。誠に光栄でありしかも貴重な体験でございます。私共にとって大変良い勉強になるという事ではないかと思っております。

　さて先程こちらの会長からお話しがございました様に八千代市と釧路市というのは大変仲の良い市でございまして、私も少し調べて参ったのでございますけれども、八千代市には先程お話しにありました村上橋という橋にブロンズが建っている訳です。私の聞いた話ではそのブロンズ像を直に設置するかどうかという事において先輩である釧路市のご指導が色々あって、そのお陰で八千代市にもブロンズ像が出来たと、それを機会にスポーツ好きの青少年の交流が始まって技術を高め、親睦友好を深めていくという事で、すでに昨年で24回、八千代市で行われております。今年はこちらにお邪魔するという事になっている様でございます。本当に深い仲でございます。考えてみれば本当に友好で結びついた仲の良い釧路市と八千代市でございます。これを機会に一層友好の輪を広げていきたいという様に思っております。先程の会長のお話で私ひとつ勉強した事は、ブロンズ像の作者が同じだったという事を私は存じ上げませんでしたけれども、やはりどこかへ出ますと何か少しずつプラスになる事がある様でございます。大変ありがとうございました。

　この折角の機会でございます、本当にこのクラブの皆さんの、心のこもったおもてなし、本当にありがとうございます。今日、明日と北海道を満喫したいと思いますけれども、これからもこれをご縁にどうぞご交誼の程をお願い申し上げたいと思います。本日は本当にありがとうございました。