2006〜2007年度 第10回(通算2947回) 例会報告 | ||||||||||||||||
作成日:2006.9.19 | ||||||||||||||||
会長 青田 敏治 幹事 西村 智久 広報・会報委員長 木下 正明 | ||||||||||||||||
会長 青田 敏治 皆さん、こんにちは。大分秋らしくなって来まして、過ごしやすく朝などもすっきりと目覚めるという事ですけれども、今朝のニュースでもありましたが、最近新聞、テレビで報道されている中で親が幼い我が子を虐待したり、殺したりというニュースが流れていまして、そして子供が自分を生んで育ててくれた親を殺害するという、本当に我々が子供の頃には考えられない様な事が今起きている訳で、本当に心が痛む次第でございます。また本日お越しいただいた先生方3人ですけれども、一番多感な時期の高校生を教育しているという事で本当に責任重大、大変だろうなという様に思います。先生方は特にアイスホッケーを通じて、その情熱を生徒達の指導に当てているという事で、本当に我々ロータリーカップの時もそうですが感心している次第であります。8月15日にロータリーカップの開会式があったのですが、その時に会長挨拶という事で私が行ってきて挨拶をして来ました。その時に選手を前にして、シーズンオフのこの時期にどうしてロータリーカップを開催するのか皆さん分かりますかと選手に問いかけてみたのです。勿論分かっている子もいれば分からない子もいると思いますけれども、私は勿論この来るシーズンに向けての選手の戦力分析や調整なども当然あるのでしょうけれども、一番大切なのは選手一人一人がアイスホッケーに対する向上心をこの夏に養うのだよと、その場なのですよという話しをして来ました。先生達も今よりも上を目指すという、その様な気持ちがないと一生懸命さがなければ当然技術も精神も向上する訳がない訳ですから、また一生懸命にならなければ見ているお客さんも感動をしないとその様なお話しもしましたけれども、選手達もこの様な一生懸命になれるという気持ちになれれば親を手にかけるというその様な子供には育たないだろうという様に私は思います。またアイスホッケーを通じて指導をしている先生方に敬意を表する次第でございます。後ほど3人の先生方からお話しが色々とあると思いますので楽しみにしております。 |
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1.釧路西RC 9/18(月) 休 会 2.釧路ベイRC 9/19(火) 休 会 [9/17(日) 野遊会 振替] 3.釧路北RC 9/20(水) 休 会 [9/17(日) 野遊会 振替] |
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「ロータリーカップ報告会」 | ||||||||||||||||
共同奉仕委員会 委員長 野村 幸男 皆さん、こんにちは。協同奉仕委員の野村でございます。今日はロータリーカップの報告会という事で、3人の先生に来ていただいておりましてこれからお話しを承る事でございますが、私も決勝戦、実は実物を見るのは初めてでございまして、大変感激をいたしました。テレビでは見た事があるのですが、テレビとは全然迫力が違うという事が良く分かりました。私共の店に釧路に来て初めてこのアイスホッケーに触れて、すっかりこのアイスホッケーのファンになって追っかけの様に試合があるたびに見ている者がおりまして、その後話しをしましたらこの決勝戦も見に来ておりました。先程会長の話しにもありましたけれども、私が見ていて一つ感心しましたのは、あれだけ体をぶつけられて、私だったら武器も持っているので後ろから頭を叩いてやろうと思うのですが、その様な事が全くなくて本当にスポーツマンシップに乗っ取って紳士なスポーツを行っていたなと感激した次第でございます。彼らはおそらく、先程会長が言っていた様な事は絶対ないだろうという様に思っている次第です。今日は3人の先生にお話しをしていただきますが、まず初めに優勝された工業高校の山川先生、次に釧路東高校の十川先生、最後に準優勝された釧路江南高校の大島先生にトリをとっていただきたいと思っております。それでは、山川先生よろしくお願いいたします。 釧路工業高校 山川先生 改めまして、こんにちは。釧路工業高校の山川と申します。本日この様な場にお招きいただきまして、ありがとうございます。また、この様な場に優勝したという事でご報告させていただく事が工業高校にとって本当に素晴らしい事だと今痛感しております。第15回を数えますロータリーカップで優勝する事が出来ました。江南高校さん、武修館高校さん、本校の3チームで行われますスーパーリーグというのもあるのですが、そちらの方でも何とか勝たせていただきまして、本校には立派なカップと大きな優勝旗が今手元にある事を選手共々、校長をはじめ、嬉しく感じているところであります。先程もお話しがありましたが、プレーシーズンと言いますか、本校の場合は7月の中旬から氷上練習を始めまして約1ヶ月後にロータリーカップが開催していただけるという事で、ひとまずの目標をこのロータリーカップに照準を合わせようという事でスタッフ一同、部員共々頑張って参りました。よくよく考えてみますと、この2つのロータリーカップとスーパーリーグのタイトルを取らせていただくという事が近年なかったものですから、これを弾みに本年は全道大会が地元釧路で行われますのでそこでまず出来るだけ良い成績を取れる様に、あとは江南高校さん、武修館高校さん、切磋琢磨したライバル校達と一緒に良い成績を取れる事のきっかけになれば良いかなと考えております。今回もそうですけれども、普段なかなかシーズン中試合に出られない子、そういった様な子も厳しい試合の中で色々な経験を出来る事が出来ましたので、その選手個人についてもこの後自分の力を伸ばしてチームの主力選手として育っていってくれるのではないかと考えております。最後になりましたが、この様な大会を15年も続けていただきました釧路ロータリーさんに心から感謝とこの後も色々な形でご支援、ご協力をいただければと考えております。本日はどうもありがとうございました。
皆さん、こんにちは。釧路江南高校の大島です。今日は釧路江南高校の大島という形で来た事もありますが、もう一つ今年から釧路地区の専門委員としての大役を仰せつかり、釧路の高校の代表としても来させていただきました。ただ先程も野村さんの方から準優勝のと言われたものですから、正直僕の目標は優勝して是非ここで報告をしたいと思っているものですから少し気が重かったのですが、その様な事もありまして昨日、一昨日と風邪を引いてしまいまして、元々声は悪いのですがこの様な声になってしまい非常に体調が悪いのです。ただこの場にまた来させていただいた事、皆様にお会い出来た事、そして美味しいお料理をいただいた事がまた少し元気になったかなと思っています。まずアイスホッケーですけれども、先程色々な事を考えながら料理を食べさせてもらいました。アイスホッケーは球技なのかな、もしくは個人種目なのかな、格闘技なのかなとずっと色々と考えていましたらデザートに出てきたのが梨と葡萄だったので、そうだアイスホッケーは武道なのだと。武道というのは、剣道も柔道もそうですがやはり一番大事なのは礼に始まり礼に終わる、これを僕達顧問団は教育しなければならないなと。今回開会式にも沢山の役員の方が出席して下さりましたが、担当の北陽高校の澤崎先生が各選手を並べ、「気を付け、礼」と一言言うだけで選手はきちんと礼もしてくれますし、しっかりと話しも聞いてくれました。まだまだ高校生で年代も若く若輩者が多いですけれども、その様な中で少しづつ、少しづつ子供達に色々な基本的なマナーや礼、そういった事を教えそして人間的にアイスホッケーを通して成長させてあげればという様に考えております。ですからやはりアイスホッケーは武道なのだという様に思っております。それから自分のチームについて振り返ります。まず今回準優勝でした。夏に一つ優勝し弾みをつけて秋へステップ、冬へという様に考えトレーニングしてきました。ただ、今年江南高校は去年の目標が夏にチャンピオンになりそこから一気に走ろうという事で、去年は実際この大会、ロータリーカップは勝つ事が出来ませんでしたがスーパーリーグで優勝する事が出来、そして釧路でもNHK杯や北北海道大会、殆どの大会を優勝する事が出来ました。しかし、全道大会では釧路工業高校さんに準決勝で敗退し3位。また全国大会では、私が監督になって江南で23年になりますが初めての1回戦敗退。全国大会に出られない時もありましたが、ここ20数年江南高校は連続して全国大会に出る事が出来ました。その中で初めて1回戦敗退という屈辱を味わいました。そこで私は今年ロータリーカップには体を鍛え、本当に心身共にボロボロの状態でも戦える、その様なチーム作りをしようという事で夏にある基準を設けました。それはどんなに辛い戦いでもどんなに辛い練習でも、それを乗り越えて2回、3回と練習をし、そして試合でも結果を出すという心身共にどの様な状況でも力を出せるチームを作ろうという事で頑張ってきました。結果はあの大会をご覧になった方は分かると思いますが、残り1分ちょっとというところで工業高校さんに1点を取られ、2対1で負け準優勝。また全部の選手を出したスーパーリーグでは1点負けているので工業高校さんに6人攻撃をかけ、そしてそのゴールを割られ4対2で負けてしまいました。すべて後少しだった、惜しかったねと声をかけて下さる方がいますが、その最後になってバタバタする課程が私はまだまだ心身共に追い込んでいないという様に考えております。最後になってバタバタするのではなく、やるべき事を最初にきちんとやっていればこの様な苦労をしなくて済むのだという様に夏の反省をしっかりとしました。ちょうど私が風邪を引いたという事も季節の変わり目という様に思っております。私が体調を崩したり元気がないと、きっと選手達は不安に思うと思います。ここでもう一度風邪を治し元気になり、選手達にも元気を与え季節の変わり目秋にもう一回チームを作り直してここにいる工業高校さんや地元の強豪である武修館高校さん、そして全道、全国各地にいる強豪高校とももう一度良い試合が出来る様に。更に秋への心身共に鍛えるトレーニングをしたいという様に思っております。江南高校の事が長くなってしまいましたが、私は北陽高校の澤崎先生をはじめ、他の顧問の先生方がこの大会を続けて下さって本当にありがとうございます。また来年にこの大会を開いていただける事が何よりの願いですという様に顧問会議でも伺って参りました。ある事が当たり前ではなくやっていただける事に感謝を持ち、私達も選手をしっかり育て頑張りたいと思います。また来年もよろしくお願いします。そして来年は是非優勝してこの場に報告に来られればと言う願いを込めて挨拶に返させていただきます。本当にどうもありがとうございました。 |
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9月21日(木) 12:30〜 「嵯峨記念育英会」 |
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