2006〜2007年度 第26回(通算2963回) 例会報告 |
作成日:2007.1.29 |
会長 青田 敏治 幹事 西村 智久 広報・会報委員長 木下 正明 |
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会長 青田 敏治
先週20日ですけれども、事務局の移転が終わりました。三ツ輪ビルさんの2階に無事に終わっております。その間のコンピュータ、インターネットの関係がなかなか思うようにいかなかったので連絡が行かない面もあったかと思いますけれども、それも収まりましたので普通通りに出来ると思います。
今までなかったのですけれども、事務局に神棚をつけました。それで鳥取神社の木下くんに奉仕の精神でやっていただきましたので、申し訳なかったのですけれどもお祓いをしてもらいました。それと今度は毎月月初めに事務局で大山さんが皆さんを代表して毎月米、塩、水を上げてお参りをし、皆さんの無病息災、事業発展を祈願してくれます。大山さんに優しくしない人には御利益も薄くなるという事ですので、気を付けた方が良いかと思います。
またこの後、恒例の釧路市長の講演という事で皆さん楽しみにしているかと思いますけれども、大変忙しい身体で、今は特に予算編成の大事な時で、本当に忙しい。それで今聞きましたら、その割には、やせませんねと言いましたら、それはきちんと上手い具合に補充しているからという事を言っておりました。本当に皆さん色々挨拶の中でも必ず言うのが激務なので健康管理は本当に気を付けて下さいという事をおっしゃいます。私もその通り、釧路市にとっては大事な人ですので、本当に健康管理には気を付けてお願いします。それでは講演の方もよろしくお願いします。終わります。 |
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釧路市長 伊東 良孝氏 講演 |
釧路市長 伊東 良孝氏
おめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いを申し上げます。先程青田会長よりお話しがありましたように新年度予算の、実は今日が最終締め切りでありまして、今日この後市役所に戻って一番難しい問題の残っているものを片付けると、新年度の予算が出来上がるということになるところでございます。50億円の財源不足という言われ方をしておりまして、本当に正直な話、大変な予算編成ではありましたが、なんとか9分9厘までいきませんか、90%ちょっとくらいまで出来たところでありまして、市民の皆様には大分ご負担をお掛けしたり、町内会の皆さんのご理解を得て、街路灯の電気料金を減らしてみたり、設置基準を新設に限るとしてみたり、色々苦労したところでもありました。ただ夕張と釧路市の決定的な違いはあれも出来ない、それも出来ない、それもしないというものではなく、やらなければならない事業をしっかりとしていかなければなりません。特にまた弱い立場にある人への政策、あるいは子どもや小さな赤ん坊や、あるいはまた恵まれない立場にある人、障害者の皆さん等々には少し他を削ってでも、やはりここは守っていかなければならないというところもありまして、少しそういったところで苦労したところでありました。
また同時に世間では公共事業が縮減、縮減の嵐でありますけれども、最も手軽なのがその辺なのでありますが、しかしそうは言っておられません。今回、これから5、6年掛けて市内の小中学校を4校、いわゆる改築と言いますか新築をすることになって参ります。旭小学校と寿小学校が統合になります。今年4月から寿小学校に校舎をまとめて子ども達が寿へ通うと、そして来年になりますとこれが日進小学校、柏木小学校、東栄小学校をまとめて釧路小学校という名前でスタートいたします。改築順番はここら辺だと実は思っていたのですが、ここに耐震診断危険度調査という学校の調査がありまして、それをしてみましたら湖畔小学校が一番危険点数が高いという事に相成って参りました。これをどうしてもその間に当てはめてしまわなければならないという事になりまして、おそらく日進小学校が1、2年遅れるかと思うのですが、やはり統合校だからという理由だけでの改築というのは説明がなかなか難しくて、それよりもっと危険なところがあった場合、やはりそちらを優先するのが筋だろうという思いからその様な決断をした次第でございます。ただ寿小学校も今の日進小学校も今の新しい学校になって、この6年間の間に校舎を新築すると国はかさ上げの補助をするという制度がございます。ですからここにのせなければならない訳でありまして、どうして6年かと言いますと、統合になってからその1年生が6年生になるまでの間に新校舎に入るという事がひとつの目安としてこの6年間の間に校舎を新しくすると補助金を一杯あげるという事でそれを推進しているという事であろうと思います。いずれに致しましても年次、順番は少し変わるかも知れませんが、湖畔小学校を優先しながら寿、日進と順次改築計画を進めて参ります。
今年はまた建設関係の人には、これはもう知っているかも知れませんが、高等看護学院というのが道立でこれまでありました。道立病院が閉院になりまして高等看護学院も維持が難しくなって参りまして、実習先も講師となる先生達の問題もありまして、これがついに閉校になることが決まっています。これは平成20年で来年の3月には閉める訳でございますけれども、この看護師養成というのが釧路の場合、実は日赤に看護学校があったのですけれども、北見に看護大学というのが出来上がった時にここに吸収される様なかたちで釧路から30人枠の日赤の看護学校が無くなりました。そして道立の看護学校も定員が30人なのですけれども、これも無くなるという話で、今ただでさえ医療を取り巻く状況が厳しい中で患者さんが7人に看護師1人という、手厚い看護をすると極めて多くの率の良い診療報酬がもらえるという事でありますから、これからの大きな病院は7人の患者さんに1人の看護師を付けるという事で全国で引き抜き合戦が始まっております。大病院や金のある病院は100万円の札束を持って看護師確保に全国走り回り始めたという話でありまして、これから看護師の確保というのが重大な問題になって参ります。この様なこともあるものですから、釧路では医師会の従来準看護師を養成していた医師会病院の横にあるのですけれども、これを発展的に、準看護部門は少しは残りますけれども、道立の看護学院に変わって医師会で看護師を養成することを決めました。これが3年制でありまして、定員はこれからの時代を見越して40名の定員枠を設けて、実は弥生中学校の跡地にこれを建てる事を決めたところであります。土地は市が提供し、建物は国と道の補助金によって建てられるというものでありまして、あの地域へのスーパーが無くなったり人口減少という事で寂しい思いをしている訳でありますが、実に1学年、2学年、3学年合わせると120名の若い人達がまたあの辺で集うという事になる訳でありますし、実習先の医師会病院にも近いという事もございまして、その開設が期待され、釧路地域での看護師養成の道を開いてくれればという思いを致しております。
もうひとつついでにお医者さんに関しましても、近年の医療を取り巻く状況というのが非常に厳しいものになって参りました。臨床研修医制度というのを最近よく耳にする訳であります。大学を出た若い先生方が従来大学の医局に残って全道に派遣されていたり、あるいは教授の命令で病院に研修医として勤務をしていたのが、これが自由に出来る様になりまして、あるいは複数の診療科を経験するというその様な厚生労働省の方針の中で、この医局支配というのがもろくも崩れ去ったところでございます。医局支配は弊害もありましたけれども、絶大な権力を持つ教授がその権力で全道の僻地の病院や色々なところに配置出来たという利点もありました。ところが例えば旭川医大の例をとってみても、昨年の旭川医大に残った研修生というのはごくごく僅か、11名という話でありまして、本当は50名くらい欲しいところでありますが、その自分の母校にすら若い研修医の先生方が残らないという事になって参りました。ほとんどが札幌や東京、大都市周辺の待遇の良い残業の無い、楽な病院に皆さん行かれているという例が多い様でありまして、極めて由々しき問題になって来ております。どの様な事になるかと言いますと、大学の医局に、これは札幌医大も北大もそうでありますけれども、医局に教授の命令下で動く医師がほとんどいなくなってしまっている。逆にその大学病院を維持する為に全道に散らばしていた医者を全部大学に引き上げてこなければ、大学病院すら維持出来なくなってきている最近の現況であります。ですから釧路の医師会病院も市立病院も根室の市立病院も含めて、北海道中の公立病院からお医者さんがいなくなってきている訳であります。さてこの結果どういう事になるかと言いますと、例えば釧路の医師会病院でありますが、今まで救急医療を、夜間救急をずっと担っていただいていました。月のうち22日間、実は夜間救急をお引き受けいただいていた訳でありますけれども、お医者さんがどんどん大学に引き上げられて行く中で現在残っているお医者さんが13名でしたでしょうか、13名が昼も夜も結局、勤務をしなければならないという極めて過酷な状況に追い込まれてきておりまして、このままでは身体が持たない、あるいは大学サイドとしてもその様な酷い勤務状況のところに大事な研修医を長期間派遣する訳にはいかないというお話しが出て参りまして、この改善を厳しく求められたところであります。本当に我々も大変に困りまして、これまで市立病院ででもある程度受け入れしておったり、あるいは労災、日赤、勤医協等々、大きな病院に夜間救急体制をお願いしていた訳でありますけれども、それとてもう限界という事から、実は年末にその様なお話しがありましてさてどうしようという事から住吉町の旧NTTビルを買って、そこを救急センターとして夜間専門のお医者さん1人か2人を常勤で置いて、後は市内の開業医の先生、勤務医の先生方皆でそれを支えていく体制を釧路として作らなければならないという事で、私も決断を致しまして、おそらくそのお金は4、5億円掛かるかと思うのですが、産炭地の基金なり何なりを活用しながら釧路市の、あるいは釧路地域の救急医療体制を再構築するという腹を固め、お正月早々4日の日に医師会長、副会長、そして私共の副市長に旭川医大に飛んでもらいまして、大学側、教授側と綿密なお話しをさせて頂き、行政としてこれをしっかり支えるという姿勢をアピールして参ったところでございます。お陰で何とか継続、あるいは医師派遣というのはお続け頂ける様でありまして、期待はしているところでありますが、すぐ今年の4月からという訳でいかないものでありますから1年間、これは既存の大きな病院を中心に、やはり来年の4月にこれをスタートさせたいという思いでおりますので、ちょうどその1年間の施行期間という形でありますので、皆で釧路の夜間救急を支えるという体制をこの1年で組んで参りたいと思っているところでもございました。
さて、私も昨日、一昨日と札幌の方に出向いて大韓航空、そして高橋はるみ知事に釧路−ソウル線の定期便の開設について念押しのお願いをして参りました。長いこと大韓航空との釧路とのお付き合いがありまして、道東3空港の中では一番お付き合いが古くて、そしてまたその実績も実はある訳でありますが、1月11日に東京の大韓航空の日本支社の本部長さんが高橋はるみ知事のもとに訪れまして、釧路か帯広か女満別のいずれかとという、この様な言い方をされたそうでありまして、その時にまた3ヶ所の名前をだされた知事は釧路は日・中・韓の観光大臣会合を去年の7月にした、阿寒もある素晴らしいところですという話と、十勝は農業生産物、農作物が非常においしい食の魅力もありますと、女満別は知床があるから良いのではという、3つとも良い様な話をしたという噂を私が耳にいたしまして、これはもう念を入れて釧路だという事を認識してもらわなければならないと思いまして、行ってがっちりお願いをして来たところでもあります。大韓航空の札幌支店ではやはりその3空港の中では釧路を最優先に考えたいというはっきりした、北海道支店としては釧路を本社に推薦したいというお話しでありましたが、何にせよ十勝には現政調会長、女満別には前幹事長という大物が付いておりまして、そちらから圧が掛かったらまずいなと思いながら必死で走り回ってきたところでございまして、これが決まりますと初めての定期便という事で、定期便が飛んで初めて国際空港とこの様に言われる訳でありますので、悲願である国際定期便を何としても実現させたいという思いであります。最近実は航空業界、少し動きがあります。韓国も、実は台湾もそうなのでありますが、国内の鉄道が非常に整備されて参りました。韓国も実は高速鉄道が整備される、そして台北はご覧の通り新幹線が台北−高雄間をこれまで4時間掛かっていたものを1時間半で結ぶようになって参りました。実は台湾の国内線を飛んでおりました立栄航空というエバー航空の子会社がありまして、ユニエアーと言うのですが、この立栄航空が11機のMD-90という、釧路と東京を結んでいた150人乗りの中型ジェット機でありますけれども、これが11機、台湾国内で余りまして、これを日本向けにチャーター便としての認可が去年の11月に下りました。400便、日本に飛ばして良いという話になったそうでありまして、400便というのはおそらく行ったり来たりを数えるから実質200便なのでしょうけれども、それを北海道の4空港、千歳を除く、千歳は定期便が中華航空、エバー航空入っているものですから、函館、旭川、帯広、釧路と、この4空港をチャーター便で結びたいという新規の話になって参りまして、年末に私は東京でそこの会長と台湾からちょうど来日してい蘇会長さんとお会いし、昼食を一緒にしながら是非釧路に飛ばして欲しいというお話しを致しました。
そこでこれは雑学として覚えて頂きたいのですが、MD-90は航続距離が短い訳でありまして、夏の間ですと釧路まで届くというのです。冬は帰り道が偏西風の影響で逆風になりまして、その向かい風に逆らって台湾に向かって飛ぶものですから、MD-90だと釧路からは台北まで届かないのだそうであります。そうなると途中で落ちる訳にもいきませんので、これを届かせる場合はお客さんを減らさなくてはならない、150人乗りを例えば100人とか70人にしなければ燃料がもたないという話でありまして、函館、旭川、帯広までは何とか届くけれども、冬の間釧路には届きませんとこの様なお話しでありまして、それが残念に思いました。温かくなってから釧路には間違いなくチャーターを入れたいというお話しを頂いたところであります。もうひとつ、私も航空会社と色々な協議をしていてなるほどと思ったのは、釧路と香港くらいの5時間くらいがチャーター便のひとつの限界であります。パイロットとその航空会社の、乗員と航空会社の労働協約の中に、1日のフライト時間の制限がありまして、通常これが大体10時間ないし待機時間、駐機時間を含めても12〜13時間というのが、各社多少のズレはあるのですが、それくらいだそうであります。5時間半から6時間飛行機で乗っている時間が掛かるところが2組その乗員を用意しなければならないのだそうでありまして、少し遠いと例えばここからベトナムやシンガポールという話になりますと、チャーター便であってもパイロット、副操縦士、そしてそのキャビンアテンダント、スチュワーデス全部もう1セット後ろに乗せて来なくてはならないのだという話でありますから、席はとられるは人件費は倍になるはという事で随分難しいことがございました。ですから我々もチャーター便、チャーター便であちこちお願いはしているのですけれども、その様な地理的なハンデ等々もあったり、冬の間の気象条件もあって難しいものだと思っております。308便、一昨年でありますが記録を塗り替えながらずっときたのでありますけれども、去年230何便に減りました。これは台湾からの中華航空、そしてエバー航空という会社が千歳と台北の定期便を開設して飛ばしたからでございまして、定期便で乗り降りした方が旅行代金も安い等ということも一部ありまして、この様な事になってきていると。それをカバーするのが今回の立栄航空だと思っておりまして、誘致に力を入れ、釧路空港の利用増につなげたいと思っております。
それで釧路と帯広がよく比べられるのですけれども、帯広空港というのは札幌便が無くなっております。ローカル便が無いものですから東京便が中心でありますので、隙間が結構あるのです。釧路の場合はあのHACとエアニッポンの丘珠−千歳−函館−旭川便が相当東京便の合間に挟まってきておりますので、その様な面ではチャーター便の受け入れ態勢の中で若干の厳しさというのがあるのだという思いをしているところでございました。
もうひとつそれに係わっての港のはなしであります。ちょうど栗林さんが今日ご入会という事でありましたので、正面で本当に大社長の風格をこれから付けられていく方でありますのでご期待をしているところでございますけれども、実は今年の公共事業の大きな着手、着工に耐震岸壁というのがあります。MOOの下流200メートルないし300メートルくらいのところから、ちょうど三ツ輪さんの倉庫が6棟並んでいる訳でありますが、芸術館向かいの岸壁の方でありますが、ここから310メートル、いわゆるコンクリートの塊であります。縦横25メートルずつの、縦横25メートルというと結構大きなものでありまして8階建てのビルに相当するくらいの縦横のコンクリートの柱を310メートルずっとそのままのばして、震度7が来ても壊れない岸壁、そして非常用物資の運搬、あるいは病人、けが人の救助等々の出来る、絶対壊れない岸壁というのが各港に、港に1ヶ所は必要だという事になりまして、日本全国では約半数が整備されている訳でありますけれども、残念ながらこれだけの港である釧路港にはこれが未整備の状態でありました。これだけはこの地震の多い地方として整備をしなければ万が一の時に大変な事になる訳でありまして、これは国の直轄事業を市が3分の1負担をする訳でありますが、これについては何としても今年から工事着手していきたいと思っているところであります。これが用地の補償交渉が今年始まるのですけれども、これがぱっと決まってぱっと倉庫が無くなると大漁どんぱくの時に実にさわやかな広場の大勢の市民があそこに集い、憩いながら花火大会を見ることが出来るなと思っておりまして、何とか間に合わないだろうかと言いましたら、ちょっと難しいと言われましたので、大漁どんぱくの花火大会は来年見事な一面広場になったところでご覧頂けるかと思っております。それに関連してそのちょうど真向かいに港町ビールがあります。浜番屋と港町ビールがあるのですけれども、あの岸壁に実は日本で初めての津波スクリーム、津波バリアというのを今建築に掛かりました。5月20日完成を目指しておりまして、長さ140メートルくらいのスパンでいわゆるスマトラ沖の地震、津波の時に、津波に船や自動車や家や色々なものがドドドと街の中に流れ込んできた映像を思い浮かべて下さればよろしいのですが、あれが被害を大きくするという事でありまして、背後に住宅地を抱える釧路川沿線ではその津波の漂流物をブロックするため、いわゆるガードレールの大きいもの、津波の水は通すけれども漂流物は通さない、おさえるという、これを初めて釧路で作ってもらう事に致しました。本当はそれだけですと何の色気も無く、面白くもないものでありますから、私も鯨の形をした天幕をふた張り、これは市で作る訳でありますけれども、作ってそして付近の皆さん方が100年に1度来るか来ないか分からない津波の為に柱が立っているなんていう事を言われない為に日常の地域の皆さんも利用して頂く、活用して頂く、あるいは散策の場所として利用してもらう様な、その様な形でテントを上に乗せる事にしました。本当は100何十メートル、全部鯨の形のテントを乗せれれば良いのですけれども、2つで1000万円ちょっと掛かるというものですから、なかなか大変でございまして、とりあえず5月29日に日本港湾協会の大会というのが釧路で開催することになりました。これは20数年ぶり、30年ぶりくらいになりましょうか、全国から1000名以上の港湾関係者がここに集う訳でありまして、その皆さんに見て頂く施設としてその20日の日に9日前に完成させるという事で頑張っているところでもあります。港は何と言いましても釧路の生命線でありますので、過日近海郵船さんのローローサロマがここから就航しなくなるという、残念な事でありますが、その分また北電丸とか他の船が大型化してきておりましてサロマの事故以来、荷主さんが戻ってこなかったというお話しを聞かされながら、残念ですけれどももう少し力を付けて釧路の港の、現在2000万トンちょっとでありますけれども取扱量を増やして参りたいと思っております。その為にいよいよ腹を固めなければならないのがガントリークレーンというものであります。これはコンテナを船から積み下ろしするものなのですけれども、大きなアームのついたレールの上を実走するというもので、大体釧路港にあれくらいのクレーンが無いのがおかしいという話でありまして、ちょっとした港に行きますと3機でも5機でも10機でも山ほどある訳でございますが、残念ながら釧路にはそれがありませんでした。いよいよ第3埠頭の突端にそれを設置する方向で今検討に入ったところでありまして、釧路に現在韓国から船が来ているところでございますけれども、韓国船のコンテナ船がこれによってさらに貨物量を増やしてくる、そんな期待感を持ちながら検討しているところであります。ちょうど1時半になりました。まだまだお話ししたい事がたくさんあるのですけれども、限られた時間という事でお許しをいただきたいと思います。改めて釧路ロータリークラブの皆様方のそれぞれ会員企業のご隆盛とご健勝をご祈念申し上げまして、講話という程の講話では無かったのですけれども、ご挨拶にかえさせて頂きます。ありがとうございました。
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新入会員挨拶
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栗林 定正 君
只今ご紹介にあずかりました栗林定正と申します。歴史と伝統溢れるこの釧路ロータリークラブの皆さんの末席に加えていただけるという事で、その事に恥じぬ様に精一杯行動して参りたいと思っておりますので、是非よろしくお願いを申し上げます。
歓迎の言葉
青田会長
先週に続きまして若い方の入会、大変うれしく思っています。ゴルフもお酒も十分に、充分以上にすると今聞きましたので、皆さんとすぐ仲良くなれると思います。それとロータリークラブは出席するという事に非常に意義がありますので、市内6クラブありますから、毎週どこかで例会をしています。メーキャップという方法がありますので、それも必要になってくるかと思います。早く皆さんと仲良くなってください。よろしくお願いします。
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2月01日(木) 12:30〜 「会員増強について」
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