釧路ロータリークラブ 国際ロータリー第2500地区 Rotary Club of Kushiro
通 算
3426回
2016-2017年度
第12回 例会報告
2016年10月06日
例 会 内 容
全道中学親善硬式野球大会報告
ライラセミナー報告

お客さまのご紹介

 釧路リトルシニア球団監督・橘 幸司様

ライラセミナー参加者 弁護士法人荒井・久保田総合法律事務所 小田康夫様

ライラセミナー参加者 協立海上運輸株式会社 佐藤雄也様


会長の時間
会長挨拶 木下 正明会長

 10月1、2日の土曜、日曜日に2510地区の地区大会が札幌パークホテルで開催されました。そこに当クラブの小船井パストガバナーが国際ロータリー会長代理ということで参加され、RI会長の意向をお伝えし、その他諸々のご挨拶をされました。我々にとりまして1番のトピックスは、今日も点鐘させていただいたこの銅製の鐘が大会で点鐘に使われたということです。ご存知の通り、この鐘は80年前に札幌ロータリークラブから当クラブに贈られたものでございます。RI会長代理としての小船井パストガバナーの挨拶の中で、「この鐘は札幌ロータリークラブからいただいたものです」と述べられました。戦前に出来たクラブが北海道には8クラブあるそうです。札幌ロータリークラブはご自身ですので、7つのクラブにこの鐘が贈られたそうです。現在、確実に残っているのは帯広と函館と釧路の3つだそうです。そうような経緯ですとか、もともと2500地区と2510地区というのは一緒で、そこから鐘が分かれていって、地区が分かれてというお話をされておりました。本当に釧路ロータリークラブ80周年にふさわしい関係のある意義深いお話をいただき、この鐘を後生に伝えていかなければと思った次第です。少し面白かったのは、向こうは分区とは言わず、グループと言っておりました。2510地区は今12グループあります。1グループ当たり少ないところは4クラブしかありません。それを合併して8グループに再編したいというお話を今年の武部ガバナーがお話されていました。樋口幹事と二人で小船井パストガバナーの“付き人”ということで、いろんな方とお話することができました。特に、11月5日にご出席くださる札幌ロータリークラブの加藤欽也会長ともお話することができ、いろいろな意味でたいへん良い機会でした。

今週は尾越実行委員長、石田副実行委員長とともに各クラブを回りまして、80周年の式典や祝賀会、またその前にある講演会になるべく多くの会員に出ていただきたいと、改めてご案内しております。昨日北クラブの例会に伺ったところ、蝦名市長がいらっしゃって市長講話をされました。最後までお聞きすることはできませんでしたが、観光立国ショーケースという形で釧路市には結構追い風が吹いていまして、観光のことで国の指定を受けているとのことでした。長崎市・金沢市・釧路市が観光のモデル地域になるということで、いろんな助成金受けられたり、アドバイス受けたりなど国の指定を受けています。

ロータリークラブに関連付けますと、まさしく今日が長崎ロータリークラブの創立記念日でございます。長崎ロータリークラブは昭和11年10月6日が創立記念日になっています。ですから今年が、私ども同様80周年になります。もうひとつ指定されている金沢市の金沢ロータリークラブは昭和10年4月17日創立でございます。私どもより1年半くらい先輩のロータリークラブということになります。観光立国ショーケースに指定された3地域のロータリークラブも同じような時期に出来ているということです。国際的には台北中央ロータリークラブと姉妹締結しましたが、国内の姉妹クラブはありませんので、こういったことを縁にして、国内の姉妹クラブを締結するのもいいのではと思った次第でございます。

最後になりますが、先ほどふれました11月5日の式典や祝賀会、講演会の件です。講演会は今のところ、各ロータリークラブや武修館中学・高校さん、附属小学校・中学校、我々ということで合計しますと確実な講演会参加人数が250名弱となっております。会場は800名が入る会場ですので、少し足りないと感じております。講師も地元の方ですし、応援する意味も含めまして、また良い講演内容ですので多くの人に聞いていただきたいと思います。会員の方々、大変恐縮ですが1人5名は会場にお連れしていただきたいと思っています。お手数ですが、ぜひ5名の氏名を書いていただき、事務局にFAXやメールなりしていただくとありがたいです。商工会議所・商工会議所青年部・青年会議所など、各学校周りは粛々としております。そういった団体からも20名ずつや少しずつ動員はあるかと思いますが、確実に一杯にするためには、皆さんよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

本日のプログラム
全道中学親善硬式野球大会報告・ライラセミナー報告

青少年奉仕委員会 委員長 及川 雅順 会員

 皆さま、こんにちは。青少年奉仕委員会委員長の及川です。今日は「全道中学親善硬式野球大会報告」「ライラセミナー報告」という二つのテーマとなっております。

全道中学親善硬式野球大会は、8月20〜21日、釧路市民球場ならびにサブ球場で行いました。本大会は、うちのクラブが最初に始めましたが、4年前から第7分区の分区事業ということになり今回で4回目となりました。例年この大会は天気が良くないのですが、今年もご多分に漏れず2日目が大雨で中止という初めてのことになりました。結局、試合が消化出来ませんでしたので、順位などはありません。悪い天気の中で頑張っていただいた関係各位にはお礼を申し上げます。

今日は釧路リトルシニア球団橘監督の報告と、試合のDVD鑑賞ということになっております。よろしくお願いいたします。

『全道中学親善公式野球大会報告』

釧路リトルシニア球団 監督 橘 幸司 様

 皆さん、こんにちは。只今、ご紹介いただきました釧路リトルシニア球団監督の橘と申します。よろしくお願いいたします。

この度は、釧路ロータリークラブの皆さまにご尽力賜りまして、全道各地からチームを招待し、この釧路の地で中学生の硬式野球大会が開催出来たことを大変嬉しく思い感謝申し上げます。ありがとうございました。

今回で7回目の大会となりましたが、先ほどお話にありましたように初めて雨天中止という形で閉幕してしまったことを大変残念に思っています。毎年ですが、この期間は雨が多くなっており、何とかここまで色々な方のご協力のもとで開催出来ていましたが、今年の台風には勝つことが出来ませんでした。

我が釧路球団も土曜日の初戦は勝利し、何とか優勝という形で感謝の思いをお返し出来ればと思っておりましたが、それも叶わずとても残念でなりません。来年こそは優勝目指して頑張らせていただきたいと思います。

この全道中学硬式野球大会ですが、今回は8球団10チームの参加になりました。参加いただいているチームには、こちら側から来年も来て下さいとお願いしなくても、「来年も呼んでね」と言っていただいております。リトルシニアは全道で35球団あります。他チームからも「来年は呼んでよ」と声かけていただくことも多くなってきました。しかし、この釧路では硬式野球出来る球場がとても限られておりまして、これ以上チームを多くすると大会日程が消化出来ないという状況もありますので、お断りするしかない状況が続いています。他の監督方からは「金曜からやったらどうだ」「高校のグラウンドを借りたらどうだ」とかお声をかけていただいていますが、現状では難しいようです。

今年の夏、甲子園準優勝の北海高校のベンチ入りメンバーも半数以上が中学生から硬式野球の経験者でした。中学生の硬式野球というものが、この釧路の地にも根付き、野球の活性化、釧路の野球の底上げが出来ればと思っております。来年度以降も会員の皆さま方のご理解・ご支援いただき開催いただけますようお願い申し上げます。

ありがとうございました。

 本年度の様子

(DVD鑑賞)

 

『ライラセミナー報告』

協立海上運輸株式会社 佐藤 雄也 様

よろしくお願いいたします。佐藤雄也です。

私は今回の第36回ライラセミナーに参加して、沢山の人たちと関わることができ、また多くのことが学べたと思っています。そのひとつとして、会場のホテル大江本家に着いてすぐ行われた基調講演。この基調講演は、『宝物は常識の下に埋もれている』というテーマで、水族館プロデューサーであり、集客コンサルタント、日本バリアフリー観光推進機構理事長の中村元さんにより行われた講演です。

中村元さんは北見市の「北の大地の水族館」をプロデュースし、集客を増やした体験をもとにお話をしてくださいました。その中でも、中村さんの常識を踏まえたうえでまた別の考えを生むという視点にとても感動いたしました。

続いて、中村さんの講演が終わった後、グループディスカッション。テーマは「1泊2日で自分新発見〜いま語ろう、明日のために〜」が行われました。このディスカッションで、異業種でありますが同年代の人たちと話し合うことが出来ました。テーマについて話し合っているうちに、自分自身の仕事について、それぞれの仕事に対する気持ちなど初対面ながらも楽しく会話することが出来ました。

最後に、自分自身がライラセミナーに参加する前は不安もありましたが、終わってみると楽しく、良い体験したと感じています。以上です。

 

 

弁護士法人荒井・久保田総合法律事務所 小田 康夫 様 

 弁護士の小田と申します。弁護士2年目です。今回の参加に至った経緯については、荒井先生からお声がけをいただき、せっかくこの機会をいただいたので参加してみようと思い、行ってきました。

私が印象に残った1点は、先ほどお話しあった中村さん、「北の大地の水族館」を作った方の講演で、その方が言っていた「常識を疑え」というお話です。若者の力が今後大事になってくるというお話がありました。「先輩というのは経験を積んできているから、その経験に基づいてやっていて、それに基づいて成功してきている。今まで進んできた道が成功の道だから、成功したという経験を踏まえた道しか教えられない。だから、若者というのは経験がない分、規定のレールに沿った道以外の道も進めるのだから、そういうところに挑戦していってほしい」というお話があり、なるほどと思いました。なかなか、そういうところに挑戦できるかどうか、まだ分かりませんが、頑張っていきたいと思います。

 あと1点。私は働き始めてまだ2年目なので大学のころの思い出などありますが、若者と一緒にお話するということが久々に出来て、大学に戻ったような感じがありました。私も31歳でまだ若いのですが、20代前半だと元気があり、午後4時くらいから夜10時くらいまで、ずっと発表のテーマを考えるということで、エネルギーがあるなぁと感じました。私は2時間ほどで疲れて居眠りしそうになっていましたが、皆さんは元気にやっていて、一緒に居てエネルギーもらえたなと思っています。

とりとめない話になってしまいましたが以上にしたいと思います。

このような機会いただきまして、本当にありがとうございました。

 

奉仕プロジェクト委員会 委員長 荒井 剛 会員

皆さん、こんにちは。予定外に時間が多く余りましたので報告させていただきます。

今回は、私と山本晋会員がこのライラセミナーに参加させていただきました。青少年事業に関わったことがなかったもので、いったいどんなことをしているのだろうという興味があり、参加させていただきました。

ライラセミナーは30歳までという話がありました。小田君の年齢を聞いたら31歳ということで、どうしたものかなと思い、主催されている留辺蘂の事務局の方に直接確認したところ「全然問題ないです、31歳でも構いません」ということで彼を派遣しました。ところが思った以上に20代前半の方が多く、彼がかわいそうかなとも思いましたがグループディスカッションではきちんと打ち解けていたので、良かったかなと思っています。

結構な人数が集まりました。青少年自体は70人位でした。どんなことをするのかということですが、テーマとして「いま語ろう、明日のために」というすごく漠然としたテーマがあり、これを8つのグループに分けて「初めて出会った人たちで1日かけて話をして、翌日にそれぞれグループで発表してください」ということを言われています。それだけしか言われていないので、いったいどんなことを話して、どんなことをテーマにして、誰がどのようにするのか、全く決まっていない状況です。そういった場合、最初に決めるのは、リーダーを誰にするのか、書記を誰にするのかから始まっていました。その際、周りのロータリーアンは何をしているのかというと、座っているだけ、何か助けを求められたらアドバイスをするという流れで、青少年が自ら率先してやるということでした。

次の日、各グループが大きな模造紙にそれぞれが決めたテーマを書いて、なぜそのテーマにしたのか、そしてどのように話合ったのかということを書いていました。それぞれのグループは本当に多種多様で、最初のグループが青少年らしいなと思いました。「北海道で誇れるものは何だろうか」という発想で、北海道の食というところで、地元の食材を使った独自の献立を考えようというテーマで、新しいメニューを書いたものを発表していたと思います。

それぞれ8つありますが、小田君、佐藤さん、それぞれ別のグループに入って、いろいろ議論して行っていたと思います。小田君いたグループでは「グローバルとハイテク化」ということがテーマになり、私が“あっ”と思ったのはいろんな業種の人が集まっているので、彼が言っていたのはテーマが今後のグローバル化・ハイテク化時代に向けて、どう話をするのかを切り口をして、各業界の人がいるのでそれぞれ業界から見た今の問題点、今後の課題点というのをそれぞれの視点で述べ合おうと言っていたのが、良い視点だなと僕は思いました。

このライラセミナーの中で、お二人とも触れていました中村さんの記念講演に、私はすごい感銘受けました。テレビなどによく出演されていましたので知ってはいましたが、この方の講演が聞けるということをすごい楽しみにしていて、あっという間に時間が過ぎていました。

この方のお話を聞いたうえで、次の日のお昼に、実際、昔で言う山の上水族館、今は北の大地の水族館に名前が変わっていますが、中村さんがどういうところで改革をして作り上げたのかを聞いたうえで行ったのがすごく良かったです。

大きく分けて3つ、「世界でここしかないものを作ろう」と話をしていたと思います。もうひとつは「滝壺の水族館、滝壺を見せる」ということ。もうひとつは「水路と言いますか、魚が通るところ。凍る水槽は世界にないので、それを作って人に見せよう」と。イトウが入っている水槽としては、結構大きなものということを言っていたと思います。そういったところをアピールする。自分の経験談やどういう形で東京からマスコミを呼ぶのか、の話を踏まえて紹介していただき、それを踏まえて日曜日に見に行くことが出来たので非常に参考になりました。

また、機会がありましたらライラセミナーに参加したいなと思っています。どうもありがとうございました。

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