釧路ロータリークラブ 国際ロータリー第2500地区 Rotary Club of Kushiro
通 算
3453回
2016-2017年度
第39回 例会報告
2017年5月11日
例 会 内 
タイ国プーケット地区 奉仕事業報告

新入会員紹介 栗林 延次 会員

 新入会員の紹介をさせていただきます。北洋銀行釧路中央支店常務執行役員支店長今野了さんであります。神野前支店長に代わり4月に着任されました。以前は苫小牧ロータリークラブに在籍されておりましたので、ロータリーは経験済でございます。

家族は、奥様とお嬢様がおひとりいらっしゃいます。趣味としまして、ゴルフはハンデ30ということで、みんなから好かれる腕前ではないかと思います。お酒につきましては私調査済でございまして、歴代支店長と同様、大変強いので心して付き合っていただきたいと思います。生年月日は、昭和34年5月17日、57歳でございます。

よろしくお願いいたします。

 

新入会員挨拶

北洋銀行釧路中央支店 常務執行役員 支店長 今野 了 会員

 皆さん、こんにちは。北洋銀行釧路中央支店の今野でございます。

いま生年月日の紹介がございましたが、まもなく5月17日で58歳になります。室蘭で生まれまして、登別で育ちました。室蘭の高校を出まして大学へ進学し、昭和59年に旧北洋相互銀行もみじ台支店に入行いたしました。最初に支店長になったのは平成16年で、斜里支店長でございました。その後、本店営業部副部長・すすきの支店・恵庭中央支店・深川支店・苫小牧中央支店、そして釧路中央支店で7店舗目になります。

 苫小牧でもロータリークラブに1年半ほど在籍しておりました。このたび歴史と伝統ある釧路ロータリークラブに入会させていただきまして本当にありがとうございます。皆さんと絆を深めながらロータリアンとして頑張って行きたいと思いますので今後もよろしくお願いいたします。

 

新入会員紹介 尾越 弘典 会員

 皆さん、こんにちは。日理一哉さんをご紹介させていただきます。日理さんは、大地みらい信用金庫釧路支店長として今年4月に着任しました。43歳という若さですが、これからの大地みらい信金を背負っていく人間だと言われている大変有望な方です。

趣味は、見てのとおり体格が良く、スポーツ万能でゴルフもやります。また、アウトドアが大変好きだそうです。ご家族は奥様と、長男が中学校の1年生。長女が小学校の5年生ということです。休みには4人仲良くアウトドアを楽しんでいるそうです。

私は仕事上、結構昔からお付き合いがあります。お酒を飲まれますし。ゴルフは先ほど聞くと「110くらいかな」と言っていましたけれども、野球をやっていた彼なので当たったら本当に飛びます。脇くんと良い勝負だと思っております。ぜひとも『なゆたの会』にも参加していただき、皆さんと一緒に楽しんでいただきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

新入会員挨拶 

大地みらい信用金庫釧路支店 支店長 日理 一哉 会員

 皆様こんにちは。大地みらい信用金庫釧路支店の日理一哉と申します。よろしくお願いいたします。

 私は、当時の根室信用金庫へ平成10年に入行しました。本店に5年勤めまして、その間に根室信用金庫と厚岸信用金庫が合併しまして、平成15年にこの釧路地区へ参りました。それから、異例ですけれども釧路市内の店舗を転々と歩きまして、昨年はこれもまた異例でしたけれども釧路市役所さんへ1年間出向させていただきまして、蝦名市長と共に予算の編成をして参ったというところでございます。釧路に来て15年になりますけれども、その間釧路青年会議所にも在籍しておりました。見渡すと多くの先輩方がいらっしゃいます。お手柔らかにお願いしたいと思います。

このたびは歴史と伝統のある釧路ロータリークラブに入会させていただきまして本当にありがとうございます。少しでも早く皆様のようなロータリアンに追いつけるように活動を行って参りたいと思いますので今後ともご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願いいたします。

 

新入会員へ歓迎の言葉 木下 正明 会長

 今野会員、日理会員、ご入会おめでとうございます。またご入会いただきまして本当にありがとうございます。お二人とも金融関係ということで、非常に真面目なきちんとした感じの方のように見受けられます。お二人ともお酒を飲まれるということですが、当クラブはお酒が好きで、楽しい方ばかりです。お酒が飲めなくても楽しい方もいらっしゃいます。多種多彩いろいろな話題がある方が多いので、ぜひ出席を多くしていただき、いろいろな話を聞いていただくとご自分のキャリアアップに繋がると思っております。

今月の終わりには『新入会員歓迎例会』もありますので、ぜひお時間を合わせていただければと思います。どうぞこれからよろしくお願いいたします。

 お二人の所属は親睦活動委員会になります。あと2ヵ月になりますけれども、委員会もあると思いますので、ぜひご参加をいただければと思います。よろしくお願いします。

 


会長の時間
会長挨拶 木下 正明会長

皆さん、こんにちは。

5月に入りました。ゴールデンウィーク9連休の方もいらっしゃったのではないかと思います。また、お天気にも恵まれまして、アウトドアや小旅行などに行かれた方もいらっしゃると思います。私は、ロータリー活動で荒井会員・土橋会員・舟木会員とプーケットへ、ほぼ日帰りで行って参りました。

 5月は、国際ロータリーでは『青少年奉仕月間』となっております。これは、1920年5月にニューヨークロータリークラブが地元の団体と連携をして「Boys' Week」をやったそうです。それが大成功しまして、同じ年の6月の国際大会で報告されて世界中に広がったということです。「Boys' Week」 というように、最初は男の子の週間ということで始まったそうですけれども、16年後には「Boys and Girls' Week」として行われるようになったということです。その後、ロータリーでは、青少年奉仕活動ということでインターアクト・ローターアクト・ロータリー青少年交換といったことが行われております。昨日は当クラブの嵯峨記念育英会の新年度奨学生選考会がありました。来週の例会では、選ばれた4名の生徒が来て皆さんの前で意気込みや抱負を述べられると思います。また来週には『武修館高校インターアクトクラブ加盟登録式』があります。そしてアイスホッケー大会や野球大会、さらに数学検定も加わったと思いますけれども、地域の青少年のために釧路ロータリークラブも微力ながら協力をさせていただいていると思っております。

これからは多くの方にそれぞれの活動に関わっていただき、知っていただくということが重要ではないかと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

報告 吉田 潤司 ガバナーノミニーデジグネート

 皆さん、こんにちは。

駒形ガバナー年度が6月で終ります。そうすると、次が成瀬さん。その後が細川さんになります。私の年度のスタートも少しずつ近づいていることから、今後私を支えていただく体制をいろいろ考えました。

本日はその体制につき、皆様のご承認をいただきたいと思います。

まずは、地区代表幹事を現会長の木下君にお願いしたいと思います。如何でございますか。

 

(拍手)

 

 今後は、木下君が皆さんにいろいろな役割をお願いすることになります。よろしくお願いします。また、これから地区の体制が変わる部分が有ります。そこで、いままでになかった「企画担当」をガバナー補佐経験者の白幡君にやっていただきたいと思います。白幡君の承認もいただきたいと思います。

 

(拍手)

 

 最後に、本日は欠席しておりますが、五明君に事務局長をお願いしようと思います。

この三方には内諾をいただいておりまして、残りの方をこれからこの3人で決めていくと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。以上でございます。

本日のプログラム

タイ国プーケット地区奉仕事業報告

奉仕プロジェクト委員会 委員長 荒井 剛 会員

サワディーカップ。タイ語で、“こんにちは”という意味です。改めまして、こんにちは。本日は、先日のゴールデンウィークに木下会長と土橋国際奉仕委員会委員長と舟木奉仕プロジェクト委員会副委員長と私でタイへ行って参りました。これまで、タイの事業のことで何度かご報告をさせていただいたことがあります。また昨年は、ブータンの事業についても報告をさせていただきました。

 そもそもブータンの事業とタイの事業は何が違うのかがあるかもしれませんが、今回の事業は、最終的には2年半位かかって事業が完成したということで、私たちがその贈呈式へ行ったことになります。つまり2年半かけて行って来た事業の集大成ということになりますので、このタイのプーケットの国際奉仕事業に関わった経緯なども当初からもう一度振り返りながらご説明したいと思います。

これは、当初使ったPowerPointですけれども今回も使わせていただきます。

 私がロータリーの国際奉仕事業としてプーケットに5回行っています。最初に行ったのが2014年8月でした。8月に行ったときはバンコクの上のナコーンサワ地区という所と下の方にあるプーケット地区、この2つの所を訪れました。それぞれ地区が違います。上の地区が、少々地図が合っていないかもしれませんが第3350地区です。プーケットが第3330地区になります。

このときは全く何も分からずに初めて付いて行ったのですが、当初の目的はどのようなものであったのかですけれど、地図でお示しした北の方に関しては、その当時使っていた名前は違うかもしれませんが、いまでいう『グローバル補助金事業』として行っていた学習教材の提供で、その学校の視察へ行きました。下のプーケットへはどのような目的で行ったかというと、当初はプーケットにいわゆる不法に入って来たミャンマーからの労働者の子供たちの支援をするのが良いのではないかということで視察へ行ったのが初めてでした。

これも私自身の復習も兼ねてですが、当初どのような背景事情があったのかについてもう一度ご説明したいと思います。プーケットは、ご存じのとおり世界的に見たらリゾート地です。行けば分かりますが、いまでもどんどん建物が建って建設ラッシュが続いております。その建設を支えているのは、ミャンマーから来ている人たちが労働力となっています。その人たちが昼夜を問わず働いている中、その両親から生まれた子供たちが日中何も出来ない。ミャンマーから来ているのでタイ語も勉強出来ない。タイの日本でいえば住民票などもないので、タイの学校へも行けない。「全然勉強をする機会がない。それは困った」という話があって、「このような事件が起きた」と小船井さんから資料提供を受けて、私も読んでびっくりしたことがあります。

少し読みますと、「2008年4月8日深夜、ミャンマーからタイへの就労目的で入国したミャンマー人労働者が移送されトラックの中で窒息死する事件が起きました。長い6mもある冷蔵トラックの中に121人のミャンマー人労働者が詰め込められて、タイへ向かっている途中で空調が切れてしまったということで、中にいる人が運転手さんに「ちょっとおかしい、暑いぞ」と言ったところ、全くそれを聞き入れてくれずにそのまま走り続けた結果、途中で運転手が止めて扉を開けて見ると既に54人が窒息死していた。運転手はその場から逃げてしまった。」このようなニュースがまだ10年も前ではない2008年にそのようなニュースが流れて、タイの国内でも衝撃が走りました。

このようなこともあって、「ミャンマー人移民労働者に対して救済をしよう」という動きがかなり盛り上がりました。それで、どのような所で住んでいたのかを見に行ったのですが、いわゆる難民キャンプはこのような場所です。この狭い場所にあるのですけれども、このように鉄格子のようなものがあってこの中で暮らしています。日中、親は働いています。子供たちは、このような所へ行って、当初はこのような難民キャンプの一室などを借りてキリスト教系団体のボランティア団体の人たち、或いは地元のパトンビーチクラブが「何とか教育を施してあげよう」ということで、先生になっていろいろ教えるという活動をしました。

 そのような活動をフェイスブックやホームページ等でパトンビーチが流している中で、世界中から支援が集まりまして、「難民キャンプの子供たちの教育をする場所をどんどん広げよう」という話になりました。先ほど見ていただいた難民キャンプの一室では、あっても30〜40人位でしたが、「それでは足りない」。他の難民キャンプが幾つもありますので「そこからも子供の送迎をして、もっと大きい施設で教育をしよう」ということになりました。それで、少し大きくなった所が、いわゆるモーテルの2部屋を借りてそこで教えました。

2004年8月にバンヤーラーニングセンターに行ったときに撮ってもらった写真です。パトンビーチクラブに所属しているプロのカメラマンがロータリアンだったので、その人に撮ってもらった写真を提供してもらっています。

これは見えにくいかもしれませんが一緒に行った東堂パストガバナーです。僕もいますが小さ過ぎて分からないです。このようなことがあって「もっともっと子供たちを行かせた方がいい」とお金がいろいろ集まりまして2500地区からも1万ドルを昨年度提供されています。四国の地区からも提供されて「難民キャンプの子供たちのための学校を大きく作ろう」となって、このようにバンヤーラーニングセンターという名前で作られています。

この話を受けて「では、釧路でもバンヤーラーニングセンターに何かできないだろうか」と動き出したのが最初でした。当初は、地区補助金とは30万円程度の話ですが「地区補助金を活用してバンヤーラーニングセンターに浄水器を設置しょう」という話で動き出しました。ところがいろいろな事情がありました。先ほど見ていただいたのはもう建物が建ったところですが、2年前位では建物が建っておらず、土地探しから始まっていました。土地を提供してくれる人が見つかり動き出そうと思ったときに、日本でいう相続問題が起きて遺産で揉めているので借りられないとなり、「これでは話にならないね」ということで話をしたところ地元のパトンビーチクラブの人が「難民キャンプの子供たちではないけれども、パトンビーチ市内の水整備が全然よくないのでパトンビーチ市内の幼稚園に浄水器を設置するということも考えられるのではないか」「そうですね」ということで地区補助金を使って浄水器を設置することになりました。

これが、実際に浄水器が設置されているところです。舟木さんが写っていますけれどもこれは年度としては田中正己年度です。ここに拡大したポスターと写真がありますが、“2014-2015年度のPRESIDENT MASAMI TANAKA”と掲げられている所に地区補助金を使って浄水器を設置しております。いまでもあるかと思って行って参りました。ところが、いまではもう壊れてしまっているのですけれども「壊れてしまって、これではよくないね」ということで、大きく関わるグローバル補助金の中でこの修理も含めてこれを活かす内容で浄水器をさらに設置するという話に繋がります。

話を戻しますけれど、この地区補助金を使ったこの浄水器の設置によって子供たちがすごく喜んでくれました。これがきっかけとなってパトンビーチクラブの方から「もっともっと広げてやろうよ」と声掛けしていただきました。それで今度はもっと大きい規模にと、「グローバル補助金の事業を活用して何とかならないだろうか」という話になりました。「パトンビーチ市内で6箇所か7箇所くらいに浄水器を設置できるのではないか」と。予算規模で3万ドル300万円以上が必要になりますので、自動販売機を付けるなどの計画をすることでスタートしました。グローバル補助金自体は、ここに挙げられた6つの重点分野のどれかに当たらないといけないと言われています。今回のプロジェクトは浄水器を設置することですので、Bの水と衛生に関わることで、割と通り易いところで申請をさせていただきました。

グローバル補助金事業というものは、規模が大きいこともありますし、1つのクラブだけではできなくて、地元のホストクラブ、それに助ける側のクラブであるスポンサークラブの2つ以上が最低必要ということになっています。そこで今回は、パトンビーチクラブにホストクラブになっていただきまして、それにこちらが関わるということでスポンサークラブになりました。中標津ロータリークラブも関わっていますけれどもそれは資金提供ということで関わっているだけで、グローバル補助金の当事者としては、釧路ロータリークラブとパトンビーチクラブの2クラブだけになります。

当初に行ったのは、「事業を進めるに当たり見積もりを取らないといけない」ということで、「6〜7か所で設置をしたらどれ位かかるのか」ということで、地元のパトンビーチクラブの人に見積もりを取ってもらいました。これは小さくて見えにくいかもしれませんが、3社ありますけれども、一番安い所が86万バーツです。ここはJNウォーターという会社ですが、このような形で見積もりを取って「一番安く出て来る所で変な会社ではないのか」ということからインタビューをしてもらい、地元の大学とも協力して行っているきちんとした会社ということが分かったので、その会社にお願いをして計画を進めることになりました。

予算規模としては、最低でも3万ドル以上(300万円以上)の計画になる必要がありますので、細かい話になりますが、WFでいうと1万5,000ドル以上必要ということになります。

これもちょっと見えにくいですが、いろいろ計画をして最終的に、上がパトンビーチクラブですけれどもパトンビーチクラブからはキャッシュが3,600ドル、3330地区からのDDFが3,000ドル。釧路クラブとしては現金として1,000ドルです。中標津クラブからも1,000ドル、2500地区からこれは結構大きいですけれど1万ドルのDDFを利用させていただきました。からくりなどもありますが、DDFを申請するとDDFを使った分がWFから入って来る。ここの話になると複雑でややこしくなるので、いろいろと足した結果、3万ドル以上にしないといけないことになり、いろいろと計算をして、向こうと連絡を取って3万ドル以上にしました。このような計画を立ててグローバル補助金の申請はオンラインツール等で使って申請を行いました。

「設置箇所はどのような場所なのですか」ですけれども、地元の幼稚園・託児所・小学校などに設置します。対象となった生徒数は合計3,000人を超えることになります。グローバル補助金ですので「単純に設置をしてよいのか」という話では、「そこは問題です」と言われ、RIからは「持続可能性の確保が大事です」と言われたので、「どうしようか」と話し合いをしました。

事業として浄水器を設置すると3年間のメンテナンスというものは普通のパックに入っていますが「それでは足りない」ということで、「3年をさらに延長しよう」ということで延長をかけた見積もりを取りました。さらに「それだけではまだ足りない。水衛生自体の確保も必要です」と。日本では当たり前の話ですけれども、向こうでは全然整備されていませんので、きちんとしたハンドソープなどもないのでハンドソープを設置し、極当たり前のことと言えば当たり前のことですけれども、手洗いの指導では、このような写真などとロータリーのロゴ入りでポスターを作って設置し、「こうやって手を洗うのだよ」という指導も1ヵ月に1回行き、かつ浄水器事業者も3ヵ月に1回きちんとチェックをするなどのメンテナンスの計画も立てた上でRIに申請し、最終的に昨年の8月にこれが承認されました。その結果ここに挙げられた6つの学校に設置しました。

写真を示します。ハッピーホームというものは、ミャンマーからの労働者の子供たちで、パトンビーチ市内にある所です。ここがハッピーホームで、これが設置した浄水器です。今回行った所です。子供たちも早速この水を美味しそうに飲んでくれました。これがハッピーホームです。

次がテンプールスクール、寺院の学校と呼ばれているところで、恐らくパトンビーチ内で一番古い小学校という話をお聞きしました。創立104年も経っているところです。ここも同じような浄水器を設置しております。

次、これは2つの幼稚園に設置しました。このような所です。一番左のポールみたいなものがありますが、市から供給される水がこのタンクに貯められ、貯められた水が設置された浄水器に流れて、ここでフィルターにかけて浄水され、ここから水が出て来るということになります。

この人は、パトンビーチのピーターさんといって窓口になっている人ですが、先ほど示した手洗いのポスターを貼っている場所です。これは子供たちですね。

次、これが一番大きい学校です。2016年4月に行ったときには、「いま建造中です」という写真を撮りましたけれども、今年行って見るとこのようにきれいな学校になっていました。このようにきれいな学校を作れるのであれば、なぜ水ができないのかという話ですけれども、水のインフラは市の責任ではないらしいです。「この建物はやるけれど、水は自分たちでやれ」という話なので、何とも無責任なのですが、そのようなところが不十分なのでやむなく私たちロータリアンなどが水の援助をするということになります。

建物自体はきれいに整備されていますが外にあるトイレはまだこのような感じで汚いです。

そこに浄水器を設置しましたが、特徴的なことは自動販売機をここで設置しています。1?が1バーツ、1バーツが3.2円位ですから、1バーツで1?を子供たちの家に持って帰れるということで自販機を付けています。このお金でそのメンテナンス費用に充てもらうことで、自販機は全部で2か所から3か所に付けているはずです。

最後が、カリムスクールといって、ここはパトンビーチクラブがいろいろなプロジェクトを手掛けているところで、パトンビーチ内で一番貧しい小学校です。2000年のスマトラ沖のときにもすごく被害を受けた学校で、元々その援助もあり、パトンビーチがいろいろこの学校に力を入れていることもあったので「この学校にも入れさせてほしい」ということでここに入れました。ここに自販機が付いています。

これらの6つの事業を2年かけて入れましたので、この度『贈呈式』に行って参りました。パトンビーチクラブというところは、地元の白人が多いクラブなのでその白人ロータリークラブと一緒に昼食会をし、その後に感謝状をパトンビーチクラブのリチャード会長から木下会長及び中標津クラブの笹谷先生に渡していただきました。

また、それに対して木下会長にスピーチをしていただきました。

ご静聴ありがとうございました。

まだ少々時間がありますので、少しだけ木下会長の英語のスピーチを少し録画して、

 

(DVD鑑賞)

 

 最後に数分ですが、番外編ということで、当時行ったのはこのメンバーでしたということを簡単にご紹介させていただきます。

2014年8月は、当時の役職名ですけれど、東堂さんやカセムチャイさん、このとき小船井さんもご一緒させていただきました。

 これが、2015年4月。このときは成瀬さんも一緒に行っていただきました。舟木さんと土橋さんに行っていただきました。

これが、2015年4月。当時の奧ガバナーにスピーチをいただきました。写真が小さいですけれども、この方が当時のパトンビーチクラブの会長だった方です。この方は昨年急逝されまして会長は交代されましたが、この方がいなければ多分この事業は成り立たなかったと思います。

 これが、今回訪れました。ということです。

最後にオマケな写真で、どうでもよい写真と言えばどうでもよい写真ですが、トラを最後にお示しして、このようなところへ行って来ましたよと、“ガオー”と吠えて終了させていただきます。ご静聴ありがとうございました。

 点鐘

その他の報告
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舟木 博 無事、プーケットのRCとの事業の検証をしてきました。
荒井 剛 途中、トラに襲われそうになりましたが無事にタイから帰国することができました。
   
今年度累計 1,540,000円